「きょにゅーう! ハンタぁーっ! ひゅーほほほほほほ!」
「巨乳」という単語を世に広めた偉大な漫画である。
ビデオ作品として実写化までされた。
あらすじ
だが好きな男子に告白したら、「貧乳である」の一点だけでふられてしまう。
「D-cup」と書かれたコスチュームの下に肉まんを詰めて、巨乳ハンターを名乗る。
その目的は「恋愛に巨乳を利用したらこれをバラ撒く」と脅すための魚拓ならぬパイ拓をとる事。
なお古い作品と言う事もあり、本作に登場する巨乳女性達は(現代では巨乳扱いされない)C-cupがメインである
(巨乳ハンターの胸を見て「で、でかい」と驚くのがお約束のため)。
登場人物
主人公で巨乳ハンターの正体。
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、さらに性格も良しという非のうちどころのない女子高生であったが、唯一の欠点である貧乳のせいで意中の男性である板東英次にふられてしまう。
その出来事により生まれた巨乳女性への恨みから巨乳ハンターに変身し、悪の巨乳女性と戦うことになる。
戦闘能力は非常に高く、閻魔大王の闇の軍勢12万を相手にして勝つほど(ただ単に作者が戦闘シーンを描くのがめんどくさかっただけなのだが)。変身コスチュームを自作するぐらいなので裁縫も得意。
連載当初は古林幸子に思いやりを見せたり、甲杜先生に変ってヒーロー活動をしてみせたりなどの温情ある面を見せていたが、話が進むにつれて助けを求める一般人を足蹴にしたりなど、どんどん無茶苦茶で非情な性格になっていった。
その報いのせいか令和に発表された続編『巨乳ハンターG』では巨乳狩りの直後にタクシーにはねられ昏睡状態に陥る。
・板東英次
まさ子の通う学校で一番人気の男子生徒で、まさ子の意中の人。
何よりも巨乳の女性に目が無く、交際を申し込んできた貧乳のまさ子をあっさりと振った。
ある意味巨乳ハンター誕生のきっかけを作った人物。
・笠城しづ子
まさ子の親友で彼女と同じ貧乳娘。巨乳ハンターのシンパ。
もちろんまさ子が巨乳ハンターであることは知らない・・・と思われていたが、随分前から知っていたようである。
・古林幸子
『巨乳ハンター』に登場。
まさ子が学校中の巨乳をあらかた狩り尽くした後に突如現れた巨乳女生徒で、板東と付き合っている。
実はその巨乳はスウェーデン製限定直輸入のステンレスブラによる偽乳であった。
・保険医
『巨乳ハンター』に登場。
まさ子の学校の保険医で、密かに巨乳女性徒のリストを作成しており、それをまさ子に奪われ利用される。
実写版では天本英世が演じており、原作者の安永氏は実写版の出来が〇〇でも天本英世が出演しているだけで大満足だったそうだ。
・シャーロット・ラングレン
『巨乳皇帝(バストエンペラー)』に登場。
米国はオクラホマ州から巨乳ハンターと対決するためにやってきたアメリカ人巨乳女性。実家は牧場を営んでいる。
典型的な陽気なアメリカン気質で、衆人環視の中でも自分の胸を晒す事も厭わない。
1メートル28センチという作中屈指の巨乳の持ち主ではあるが、二年前まではまさ子と変わらぬ貧乳で牧場の娘という立場を活かして、牛乳を飲みまくった結果、現在の巨乳を育て上げた。
後に巨ブラの配下となり、二代目バストロン首領となる。
『巨乳ハンターG』では巨乳ハンターを追う特捜捜査官として登場する。
・水戸泉今日子
『ボインはV』に登場。
まさ子の学校の巨乳陸上部部員で、あやうくまさ子に狩られるところであったが土壇場で彼女の正体を見破り、その弱みにつけこんでまさ子を陸上部の助っ人としてスカウトする。
ちなみに彼女もかつては貧乳ではあったが、大会に敗れた腹いせにやけ食いをし、巨乳になった。
・黒柳大徹子
『ボインはV』に登場。
水戸泉のライバルの巨乳陸上部部員。
一見、徒競走では不利なのではないかと思えるほど巨乳(実は鍛え上げられた筋肉)の持ち主だが、巨乳新幹線走法で驚異的なスピードを発揮する。
ちなみに彼女も水戸泉とほぼ同じ経緯で巨乳になった。
・巨ブラ
『巨ブラ』に登場。
宇宙海賊バストロンの巨乳女首領で作中最大の巨乳を誇り、自分以上の巨乳の存在を許さない。
その巨乳を利用して発射される巨乳音波砲(バストガン)が武器であるが、まさ子の貧乳によって編み出されたスペルゲン盆地胸バリヤーによって敗れる。
・ヘース・ケスギ
『巨ブラ』に登場。
バストロン検挙を狙う星間地検特捜部の宇宙検事。
まさ子の巨乳に対する憎悪を利用して、彼女と巨ブラを対決させる。
・甲杜先生
『黄金バスト』に登場。
まさ子の学校の新任の巨乳女性保険医。
病弱で長生きは出来ないと言われた体質のため、残り少ない人生を平和のために役立てようと決心し、黄金バストとなってヒーロー活動を行っている。
原理不明の必殺技、黄金スパークで相手の眼をくらませることが出来る。
・前田日張
『巨乳カーニバル』に登場。
まさ子の学校の巨乳演劇部部長。
かつてはまさ子にパイ拓を狩られた女性徒で、自ら主演の舞台『巨乳ハンターVSバストレイバー一号』を上演し、その時の恨みを晴らそう目論む。
稽古中や舞台上演中に怪我人を続出させるほどに演技に妥協が無い性格。
・猫柳るみ子
『巨乳カーニバル』に登場。
演劇部部員で、『巨乳ハンターVSバストレイバー一号』で巨乳ハンター役を演じる予定だったが、出番直前に本物の巨乳ハンターであるまさ子にどつかれて失神してしまう。
部長のエクストリームな稽古にも黙ってついてくる健気な娘。
・福里浪花
『エイチマンⅣ』に登場。
長身の巨乳女子高生で正義の味方エイチマンとなって巨乳ハンターと対決する。
巨乳ハンターを唯一下した人物。
薬局の娘で薬物に対しては耐性があるらしい。
・ペギー双葉山
『でかちち繁盛記』に登場。
まさ子のバイト先、レストランチェーン、ロワイヤルホルスト東新町店の巨乳女性オーナー。
巨乳女性を徹底的に優遇し、貧乳女性は薄給でこき使うためにまさ子の怒りを買った。
最後はまさ子に味皇を彷彿とさせる説教を喰らい改心したかに見えたが、殆ど懲りてない様だった。
・ひろみ
『バスト☆キッド』に登場。
〇学5年生の巨乳〇学生。
空気の読めない発言からまさ子の標的にされる。
ちなみに彼女の胸部露出シーンもちゃんと存在する。
・ぐらま天狗
『ぐらま天狗』に登場。
まさ子としづ子が山菜取りに言った村に出没する巨乳妖怪。
年に一度、村の若い巨乳女性の乳を吸って長寿を保つ。
吸われた女性は貧乳になってしまう。
・佐賀良はる子
『ぐらま天狗』に登場。
ぐらま天狗の生贄にされる村の巨乳娘。
・はる子の姉
『ぐらま天狗』に登場。
かつては巨乳の持ち主であったが、ぐらま天狗の生贄にされて貧乳になってしまった。
・閻魔大王
『大霊パイ』に登場。
先代の閻魔大王を放逐し、闇の軍勢12万を従え地獄を支配する巨乳女性。
徹底した巨乳至上主義者であり、貧乳の女性を情け容赦なく地獄へ落としていた。
ある一件で死んでしまったまさ子は彼女と対決する事となる。
・三途の川の渡し船の船頭
『大霊パイ』に登場。
モーターボートで三途の川の渡し守をしている褐色のナイスガイ。
実は先代の閻魔大王で、地獄に落とされたまさ子の手助けをする。
・平和台レディース
『D-CUP HIGHSCHOOL』に登場。
山本と岸川の巨乳スケバンコンビ。
近隣の不良たちから恐れられる存在で、しづ子を拉致していかがわしい遊びに耽ろうとする。
・ビクトリア・ダイバーゲン
『レッドブラ』に登場。
旧ソ連の秘密警察の巨乳捜査官。
逃亡したソビエト一の遺伝子工学の専門家、カラマゾフ博士を追って日本にやってくる。
一年前の彼女はシベリア大平原のような盆地胸であったが、カラマゾフ博士が開発したホルモンによって見事な巨乳へと変貌する。が、そのホルモンは牛のエキスが配合されており、そのせいで彼女の胸には牛のようなまだらがついてしまった。
・カラマゾフ博士
『レッドブラ』に登場。
旧ソ連の遺伝子工学者でビクトリアを巨乳化した人物。
かなりいい加減な性格。
・浅間巡査
『ロボカップ2』に登場。
巨乳ハンター検挙のためにアメリカへ長期研修(本当は彼女を疎ましく思っていた県警上層部による左遷)に出向いていた巨乳婦警。
ニューヨークで試作された性犯罪防止プロテクターをまとい、巨乳ハンターに戦いを挑む。
・オッセージ
『西部パイ拓史』に登場。
まさ子の贔屓のプロ野球チーム、平和台ポークスの助っ人外国人投手。
しかし、まさ子が「連敗の立役者」と言い放つほど、チームの戦績に悪影響を及ばしている。
・バストラーデ
『西部パイ拓史』に登場。
平和台ポークスのライバルチーム、西部オイランズの外国人強打者で実は巨乳の女性。
巨乳大回転打法を武器にホームランを量産、例によってまさ子は彼女に嫉妬し、オッセージに化けて野球勝負を挑むが・・・。
・静香
『妖パイハンター』に登場。
峠に出没し、持ち前の巨乳を男性ドライバーにさらして事故を発生させる巨乳幽霊。
まさ子は彼女を倒すために聖水まで持参するが、実は彼女は根っからの仏教徒で通用しなかった。