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概要

マジンガーZ及び光子力エンジン採用機に装備されているビーム砲

からびーっと発射する黄色い光線(アニメ版「Z」初期には赤かったときもある)。なぜかグレートマジンガーの系列機にだけは光子力エンジンがありながら、装備されたことがない(一応初代グレートについては理由があり、サンダーブレークの機構を搭載した影響で光子力ビームの機能を入れる余裕が無くなったとのこと。またブラック・グレートがそれっぽい光線を撃っていたことはある)。

設定上の威力はTNT換算で10t、ミサイルパンチの10分の1。つまりミサイルパンチと同程度の威力のパイルダーミサイルやおっぱいミサイルより低い。またグレンダイザーのハンドビームの半分の威力とされる。そのためかスーパーロボット大戦にてマジンガーZの武器の中では、「射程は他の武器より若干あるが最低レベルの威力」という扱いがされていた。

しかし作中での描写としては貫通力に優れ、ブレストファイヤールストハリケーンと同じくらいトドメに使用されている優秀な技である。グレートマジンガーにてZが強化される前の状態でも、当たりどころによっては戦闘獣すら撃破した程。「マジンガーZ」第2話でマジンガーZが初めて機械獣を撃破した際に使われたのも実は光子力ビームなのである。

スパロボ等のゲームで再現し難い特徴として、永井豪自身による漫画版では、グロゴスG5やガルグールRD7のように人質を取る機械獣に対し、範囲を絞ってピンポイント攻撃出来る特性が強調されている。

OVAマジンカイザー』では、(カイザーではなくZが)機械獣を3体まとめて蝋人形のようにドロッドロに溶かしていた

しかしそれだけの威力がありながらも、マジンカイザー相手にはひるませることすらできなかった(この時は出力1/2であり、また一応唯一装甲がとろけていたが、即座に再生されている)。で、そのカイザーに至っては初戦の段階で機械獣を霧散&飛行要塞グールの翼を溶断して撃破。続編戦闘獣ダンテに当たった際には、命中点から沸騰・蒸発してしまう始末。

真マジンガーでの光子力ビームは、神の力である光子力を直接叩きつける技ということで大きくフィーチャーされており、なんと素でブレストファイヤーを上回る威力になっている。当時は「俺の知ってる光子力ビームと違う」というスラングが相次いた。

スーパーロボット大戦BXでは、マジンカイザーSKLのインフェルノブラスターと同時発動、暗黒大将軍へのトドメに使われている。

近年は上記の2例に加え、ロボットガールズZZちゃんの光子力ビームなどもあって、強いイメージもついてきた様子。ただしZERO、お前の光子力ビームはヤバすぎる。地球を貫通するし。

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