概要
CV:野田圭一(マジンガーZ対暗黒大将軍)/中田和宏(死闘!暗黒大将軍)
「無駄なことはよせ!お前の力は私には通用しないのだ!」
『マジンガーZ対暗黒大将軍』に登場した悪霊型戦闘獣で、ミケーネ帝国の指揮を執る暗黒大将軍の命により一斉に東京へ押し寄せた戦闘獣部隊のリーダー格。
マジンガーZと遭遇した戦闘獣の中で最初に人語を発し、兜甲児を驚愕させた。本作の戦闘獣の中では出番や強さ等が頭一つ飛びぬけた扱いであり、印象に残る。
光子力ビームなどの光学兵器を透過させる特殊能力を備えた身体を持ち、手に持つリングをチャクラムのように使い、足下からはルストハリケーンをも凌駕する竜巻を放つ。
戦闘獣マモスドンと共に光子力研究所を襲撃してダイアナンAを倒した後、暗黒大将軍の腹心でマジンガーZを倒す為に派遣された獣魔将軍の指揮下に入る。
マジンガーZに倒された戦闘獣達の敵討ちを獣魔将軍に願い出て許されるとマジンガーZを竜巻でいたぶったが、預言者の予言に着想を得たさやかの指示で足に光子力ロケットをつけて射出されたボスボロットと激突。ボロットの飛来に気づいて振り向いた瞬間、唯一実体のある頭部に光子力ロケットが直撃したせいで爆死した。
桜多吾作の漫画版では戦場に駆け付けてきたグレートマジンガーのキックを喰らって撃破され、事実上グレートが倒した戦闘獣第1号に据えられている。
スーパーロボット大戦シリーズ
スーパーロボット大戦F完結編では、担当声優が剣鉄也と同じ野田圭一氏だったため戦闘獣の中で唯一声付きとなった。
マジンカイザー死闘!暗黒大将軍
光子力研究所跡地にやってきた甲児とボスを襲撃した際に登場。ここでも一般戦闘獣のリーダー格として登場し人語を話しリングでボスボロットをバラバラにしたが、起動したマジンカイザーの光子力ビームで引き裂かれ消滅した。何気に劇場版とやっていることが逆になっているのがポイント(ボロットを倒して劇場版の雪辱を果たしたが、カイザーに光子力ビームで倒され劇場版の借りを返される形になっている)。