概要
桜多吾作の漫画版『グレートマジンガー』で新住日重工が裏ルートからグレートマジンガーの設計図を入手し、作った試作品。黒いレプリカ。
他の量産型グレートマジンガーとは異なり、スクランブルダッシュが付いているので飛行できる。
性能はオリジナルと変わらず、不意を突いたとはいえ鉄也のグレートマジンガーを海中へ叩き込んで退けている。
また、たった1機で自衛隊の基地を強襲し、簡単に捻り潰すほど強い。それどころかオリジナルのグレートには装備されていない光子力ビームのような武装も備わっている。
登場時はパイロットが操縦しており、後に無人操縦仕様に改造されるも、そのことが原因で剣蔵や鉄也によって他の量産グレート共々鹵獲され、科学要塞研究所の戦力となる。科学要塞研究所のクルーが搭乗して戦闘獣との戦い、破壊される(オリジナルのグレートと9機の量産型グレートのうち、この戦闘を戦い抜いたのは4機のみ)。
スーパーロボット大戦シリーズでは『MX』のみ、隠しユニットとして登場。原作と違って飛行できないが基本性能はグレートマジンガーを上回る。合体攻撃がダブルライトニングバスターしか出せないがパーツスロットまでグレートより多いという優良機体。
ただし入手条件がややこしく、量産型グレートを入手する条件をボスとボロットで満たした上で、さらに鉄也の撃墜数が入手に絡んでくる。
条件は38話でボスとボスボロットを出撃させ、敵として出現するバレンドス機以外の量産型グレートを1機撃墜して量産型グレートを入手した上で、48話の時点で鉄也の撃墜数が50以上あること。量産型グレート自体は48話の時点で鉄也の撃墜数が50以下でも入手できるのだが、撃墜数50以上で38話の条件を達成できないと何も入手できない。