ダッシュ! ダッシュ! ダンダンダダン!
ダッシュ! ダッシュ! ダンダンダダン!
スクランブル・ダッシュ!!
(OP『おれはグレートマジンガー』より)
概要
兄弟機であるマジンガーZは空飛ぶ機械獣との戦いのために脱着式の追加アタッチメント『ジェットスクランダー』を用いて慣性飛行を行っていたが、グレートのスクランブルダッシュは最初から背部に装備される形で設計された。
ジェットスクランダー同様に赤い主翼が特徴であるが、地上・水中などでの戦闘では必要に応じて内部に折りたたんで格納できる(通称スクランブル・オフ)。
また、ジェットスクランダーの「スクランダーカッター」同様に翼で相手を切りつける「スクランブルカッター」も使用可能。しかし、折り畳み式故に強度はジェットスクランダーより低い。
この機能によりグレートマジンガーは追加装備なしでの単独超音速飛行が可能であり、最大マッハ4という凄まじい機動力を有する。
しかし、スクランブルダッシュは精密性が高いため、基部を攻撃すると一瞬全機能がダウンし無防備になってしまうという致命的弱点がある。実際『UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー』では甲児がこの弱点に言及し、それを聞いた大介がバレンドス親衛隊長にダッシュ…じゃなかった奪取されたグレートに対しこの攻撃を行って気が短いバレンドスを脱出に追い込んでいる(劇中では10秒近く機能が停止し立つこともままならない始末であった)。
後半ではスクランブルダッシュにドッキング(当たり前だが使用する際にはスクランブル・オフが必要)するさらなる強化飛行ユニットグレートブースターが登場した。