概要
永井豪による漫画版『マジンガーZ』の終盤に登場したマジンガー軍団のロボット。
陸上自衛隊の小出政雄(当時のダイナミックプロマネージャーに因む、顔も似ている)が操縦。「戦車と比べて、ロボットの操縦は難しい」という台詞がある。戦車兵時代の担当は不明だが、そりゃ戦車より遥かに可動部の多い人型を、たった1人で操縦するのは難しかろう。
ブレストファイヤーを装備。両足は膝から下は無く、そのままジェット噴射口になっており、それで空を飛ぶ。両足が鉄腕アトムのような引きこみ式になっているのかもしれないが、詳細は不明。
ミリオンα、バイオンβがやられても、ブレストファイヤーを用いて食い下がるが、やはり多勢に無勢で背後からドリルでブレストファイヤー発射機構を貫通されてしまい、機械獣軍団の前に破壊されてしまった。
ちなみに、爆散した時点でもコクピットは一応原型をとどめていたので「脱出出来なかったのか?」と疑問に思う(ミリオンαの場合はコクピットを直に掴まれていたので脱出不能、バイオンβはコクピットが外から見えないため詳細不明、ビューナスAも同様に爆散したが、その際にさやかは脱出出来ていた。)向きもあるようだが、貫通した部位が部位なだけに脱出機構に致命的なダメージを喰らっていたであろう事は容易に推測出来る。(実際、コクピット内部の小出は『もはやこれまで…!』と言わんばかりに自身と愛機の最期を悟ったかのような口惜しげな表情であった。)
後に、『マジンカイザー死闘!暗黒大将軍』『真マジンガー衝撃!Z編』に登場するが、操縦者は大出政雄になっていた。
『真マジンガー衝撃!Z編』ではダイオンγ3に改造された。
『ロボットガールズZオンライン』ではイオちゃん(CV:前田愛美)として登場。