「最高に美しく、悲しい葬式を出してあげるわ」
CV:工藤晴香(Cosmos)
概要
死んだ星たちの欠片がたどり着く最後の地“星の墓場”を護る“セーラーアニマメイツ”最後の戦士にして、自称『魂の狩人』する偽りのセーラー戦士。
ちなみに『美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』では、大人の事情で出番(存在そのもの)がオミットされてしまった為、登場しなかった悲運なシャドウ・ギャラクティカの幹部でもある。
その後劇場映画「美少女戦士セーラームーンCOSMOS」にてようやく登場できた。
イメージカラーは青と紫で、フランス語の“パピオン”の名を冠している事からも分かるように“蝶”をモチーフとしている。また、額には大きめのティアラを身に着けている。
また、“ヘヴィメタル”とは重金属を意味する“heavy metal ”であって、決してHR/HMのヘヴィメタルでは無い事に注意されたし。
炎を操る能力を持っており、“ギャラクティカ・パレス”に突入して来たうさぎとちびちび、そして火球皇女を捕えると蔦を操って束縛。
火炙りの刑にした後にギャラクシアの元へと連れて行こうと企んでいたが、最後は彼女たちの危機を察知して未来より駆けつけたエターナルセーラーちびムーンとセーラーカルテットの合体技『ピンク・レディース・フリージング・キッス』を受けてあっという間に消滅するという“セーラーアニマメイツ”最後の戦士という割には呆気ない最期を遂げてしまった。
“セーラーアニマメイツ”最後の戦士であったこと、更他のメンバー達が地上攻略を任されている中でただ一人、“ギャラクティカ・パレス”の一室を任されていた事から、さぞかし強いだろうと思いきや、蓋を開けてみれば全然そんなこと無かった為、肩透かしを食らった読者たちは多かったに違いない。
一応弁護するならば、セーラー戦士の三人を一時的にとはいえ捕える事に成功した事、そして未来から娘のちびうさと彼女を守護するセーラーカルテットたちが駆けつけなければどうなっていたか分からなかった可能性がある事からそれなりに強敵だったのかもしれないのだが…。
なお、設定では『ギャラクティカ・スケイルズ』という必殺技を持っているらしいが、劇中では使用することなく倒されてしまった為、詳細については不明(ミュージカルで初めてお披露されたらしい…)。
見た目はセーラームーン達と大差ない年代に見えるが、原作の設定資料集によれば子持ちらしい。
関連項目
セーラーアニマメイツ シャドウ・ギャラクティカ セーラームーンの敵キャラ
セーラー・ヘヴィ・メタル・パピヨン→表記揺れ