概要
セーラーギャラクシア率いるシャドウ・ギャラクティカに所属する反セーラーチーム・“セーラーアニマメイツ”のメンバーの1人で、アニメ版では最後の“セーラーアニマメイツ”を務める。
ちなみにセーラー“ティン”にゃんこのティンとは錫の英語読みである。
ネコを意識した黒いネコミミフードのような頭巾と衣装のあちこちに鈴が付いた戦闘服を纏っており、分身の術や9つの命を所持している。
原作版
ルナやアルテミスと同じくマウ星出身の仮初めのセーラー戦士で、故郷をシャドウ・ギャラクティカに滅ぼされた過去から2人を裏切り者扱いしている(二人は彼女よりも古代の者である為に御門違いである)。普段は猫のような口調で話すリビアからの帰国女子・鈴にゃん子として活動している。必殺技は『ギャラクティカ・パペット』。
焦りを見せる様な余裕が少ない性格の持ち主で、男を信用していないらしく、クラスメイトの男子にはツンとした態度を取っていた。大気達からは異星人のフェロモンを振り撒いていると揶揄された。
うさぎに近付く為に彼女が通う十番高校に転入してくるが、ルナやアルテミスに阻止されてしまった為、正体を明かして襲い掛かるも、ダイアナの身を呈する行動やセーラースターファイターが助太刀に現れた事で錯乱、形勢が不利になり撤退。このときにルナ達の力の根源である額の三日月が傷つき負傷、猫語しか言えなくなる。
帰還後、ギャラクシアに今一度のチャンスを求めるが、ブレスレットを外され処刑されてしまった。
アニメ版
“セーラーアニマメイツ”最後の1人。他のメンバーにも言えるが、仮初のセーラー戦士なのか本物なのかは不明。普段は他のメンバー同様に“銀河テレビ局員”として活動している。
非常に陰険かつ狡猾な性格であり、特にセイレーンやクロウを小馬鹿にして見下しており、火球皇女出現の一件ではクロウを裏切って彼女が消滅する要因を作り出したりなど、かなり性根の腐った人物である。
その後、前任の3人がたどり着いた情報を元にうさぎこそが真のスターシードの持ち主だと目星をつけ女子高生に扮すると十番高校へと潜入。
原作同様にうさぎを襲撃するも、その戦いでセーラームーンの攻撃によりブレスレットの片方が外れて良心が戻り、その影響から善悪2つの心に分かれたことで、その間で葛藤するようになる(その事を視聴者に分かりやすくするために、コスチュームの右半分が白色に変化している)。
その後、最終決戦に赴こうとするセーラー戦士の前に現れ襲撃するも上記の理由で最早使い物にならないと判断したギャラクシアに残った腕輪を外されてしまい、消滅してしまった。