プリキュアシリーズ全般における剣関連のことに関しては剣キュア参照。
『明日を失いつつある世界のために、剣は何も持たない少女を選んだ。
少女は剣に選ばれ、民衆とともに戦う……』
「違う! それは私のなりたいプリキュアじゃない! 必要なのは剣じゃない!」
概要
『HUGっと!プリキュア』第11話で登場した新玩具アイテム「メロディソード」。
これは見た目こそ剣に似ているが実際は楽器をモチーフにした浄化用アイテムである。
しかし、このアイテムは当初は本当に敵を斬り伏せるための剣そのものの形状として生まれている。
この状態ではまだメロディソードと名付けられておらずただ「プリキュアの剣」とだけ呼ばれていたため、この剣状態のイラストを表すために本タグが作られた。
なお、作中ではキュアエールがその剣を手にして敵幹部であるチャラリートにとどめを刺そうとした瞬間、チャラリートの強い恐怖心を感じとってしまい、キュアエールは「悪を滅する英雄」としての自分の姿が「私のなりたいプリキュア」からかけ離れていることを悟る。そして彼女が自分にとって本当に必要な力を望んだ時、プリキュアの剣は「剣としての属性」を失って現在のメロディソードへと生まれ変わることになる。
しかし大きいお友達目線では「剣の状態のままの方が格好よかったのに」という意見がわりと主流派だったりして、11話直後に投稿されたイラストはメロディソードよりもプリキュアの剣状態の方が多かったりした。
(例としてブラックがその剣を継いで使用しているイラストなど)
再登場は?
このプリキュアの剣はメロディソードが完成するまでのプロトタイプにすぎず、再登場することはないというのが自然な解釈である。
しかしこの剣は刀身が実体ではなく虹色のエネルギー状で、柄の部分はエールのモチーフであるハートと翼が使われている等、「玩具として実際に発売される場合に意識しなくてはならないポイント」をすべてクリアしており、単なる出オチにしては意外なほど凝ったデザインとなっていたため、後のエピソードでまた絡んでくるのではと期待する声もあったが、最後まで剣自体が再登場することはなかった。
一方、第40話でドクター・トラウム作のペープサートに描かれたシルエットイラストではキュアトゥモローをはじめとする未来世界の4人のプリキュアが剣らしきものを所持している他、終盤では「プリキュアの剣を手にした可能性世界の野乃はな」の存在が示唆されてもいる。
これらからイメージを膨らませたイラストもいくつかこのタグで投稿されている。