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そのときぶっちゃけありえない事が起こった

そのときぶっちゃけありえないことがおこった

新しいアイテムが欲しいとおねだりしたら、最強な大先輩が空から降ってきた…!? ぶっちゃけありえな〜い!
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説明

HUGっと!プリキュア』第21話のバトルにおいて、覚醒したばかりの追加キュアであるキュアマシェリキュアアムールの奮闘によって怪物オシマイダーは浄化されたが、キュアマシェリの変身者である愛崎えみるの愛用のエレキギターを壊されてしまうという悲しい結末を迎えた。
えみるは起こってしまったことは仕方がないとしながらも、もっと強い浄化アイテムがあればこんな悲しい結末にはならなかったはずとして、先輩プリキュアであるキュアエールキュアアンジュキュアエトワールが持つ浄化アイテム「メロディソード」を自分たちも欲しいとおねだりしだした。
しかしメロディソードはタイムパラドックスを発生させるレベルの想定外な事象により発生したものであって、どうすればその現象を再現できるのかは、エール達プリキュアも、その後見人であるハリハム・ハリーもわからない。
匙を投げるしかないこの状況だったが、不思議な赤ん坊であるはぐたんは何かを思いつき、自らが内包するアスパワワの力を解放して、空から何かを呼び寄せた。

話の流れ上、そこからえみるが欲しがるような新しいアイテムでも降ってくるのだろうと大きいお友達の誰もが思っていたのだが、空から降ってきたのはなんと14年前の放映作品『ふたりはプリキュア』の主人公であるキュアブラックキュアホワイトだった。

無題



何が起こったのかわからないまま呆然となるキュアエール達の姿が映って21話は幕を閉じたが、それ以上に困惑したのは視聴者であったに違いないだろう。この展開は全く予告などされていなかったのだから。まさにぶっちゃけありえないである。

そしてこの放送が終了してから数時間後、東映アニメーションからの公式のプレスリリースとして。翌週の第22話に初代の主人公であるキュアブラックとキュアホワイトがゲスト出演することが各種WEBメディアで公式に告知された。

えみルーの「新たな力が欲しい」と言う望みが、なぎほのがどう関わっていくのか……
さぁ、どうなる第22話!(←30分後の…って前にもやったっけ?

第22話にて

上空から降り立った謎の二人の少女に困惑するエール達だったが、マシェリは「もしやメロディソードを授けにきてくださった天の使いでは」と都合がいい解釈をし、ふたりの前に手を出して「ください」とタカる。まさに恐れを知らない。

もっとバリバリ
初代プリキュア


↑このような先輩からのご指導が入るのかと緊張感が視聴者の間で一瞬走ったが、どちらかというとブラックの方がパニックに陥っており、場が混乱して全く収集つかなくなる。そんな中、ホワイトが「まあまあ落ち着いて」と余裕な態度でいなすが、ブラックから「これが落ち着いていられますか?」と逆に怒られてしまう。ついでにエールも同じセリフでハモって突っ込み。ホワイトはとばっちりだが人間には冷静になると負けな状況もあるのだ……
だが、人間ではないアムールはアンドロイドとしての分析能力で「その姿、100%の確率でプリキュアです」と回答する。

エール「ふたりが……プリキュア?」
ブラック「んー…… ふたり、? アハハハ」

ブラックもホワイトもここへどうも突然連れてこられたらしい。それをやらかしたはぐたんは何か答えることはなくいつものように無邪気に笑うだけ。赤ん坊を問い詰めるわけにも行かず、ふたりはとりあえず流れに任せることに。
そしてビューティーハリーにふたりをとりあえず連れて行き、たこ焼きをそこで振舞いながら互いに変身前の姿で自己紹介。
はなさあやほまれなぎさほのかと交流を深める中、えみるルールーは少しややこしいことになっていた。
ルールーはギターを守れなかった責任を感じてえみるに謝ろうとするが、当のえみるが「もう終わったことだから平気なのです!」と笑顔で返したことに、逆にルールーがそれはおかしいとマジレスしてしまったのだ。
「壊れたから終わりなのですか? ギターを諦めなくてよかったと喜んでいたのはえみるではなかったですか? 理解不能です。わたしにもわかるように説明を。」
この言い分にはえみるも流石にカチンとときて「ルールーには言いたくないのです!」と怒鳴ってしまう。その言葉を浴びせられたルールーはアンドロイドには似つかわしくない哀しそうな表情を浮かべて…… それに気まずくなったえみるは部屋を飛び出してしまった。
残されたルールーははな達に「なぜえみるはウソをつくのか」と疑問をぶつける。はな達はえみるはルールーが好きだから「優しいウソ」をついているんだと言って、二人が互いを思っていることは確かなのだからあまり気にする必要はないと楽観的にいうのだが、それを外野で聞いていたなぎさとほのかは少し異なる考えを持っていて、ちょっとしたお節介をすることに。
ほのかはルールーに「相手の思いを気にしすぎるばかりでなく、あなたが本当にしたいことをちゃんとやるべきよ」とアドバイスし、なぎさはえみるに「無理してウソつくくらいなら、喧嘩したっていいじゃない」とさらに直接的に忠告した。

「本音をぶっちゃけられるって、親友だからこそでしょ?」

それから数時間後、そしてえみるとルールーは公園で互いに決闘するかのように向き合い、自分たちの思いをそれぞれぶっちゃけた。えみるは、わざわざ言葉にしないと何もわかってくれないルールーに対する苛立ちをぶつけるが。それに対してルールーは嘘をつかれる方が傷つくと反論。アンドロイドである彼女にとって「理解不能」なことは看過できない。言葉にすればわかることなら、言葉にすることこそ信頼の証のはずなのだ。
最初の方は少し険悪な雰囲気だったが、売り言葉に買い言葉を重ねる中でえみるは「言いたくなかった本音」を口にしてしまう。えみるだってエレキギターが壊れて死ぬほど悲しいけど、大丈夫でいないとルールーを傷つけてしまう。だから無理してでも平気なふりをしていたけど、エレキギターを無理して守ろうとしてルールーが傷ついたりしなくて本当によかったという気持ちは偽りなきものだ。エレキギターには代わりはあるが、ルールーには代わりはないのだから。それを聞いたルールーは、アンドロイドである自分が傷つくと思って無理をすること自体が非効率的だと呆れ果てるも、自分だってえみるが大切だから、平気じゃないなら無理せずに頼って欲しいと本音をぶつける。
こうして互いの本音を再確認したえみるとルールーは、少し照れながらも改めて仲直りし、その証としてお互いにハンドメイドな贈り物をする。
そんな様子をなぎさとほのかははな達と一緒に物陰から見ていたのだが、「わたしたちもあったっけ、こんなこと」となぎさが苦笑まじりにほのかに語りかけると、あの初代8話の回想シーンが挿入されたのである。

そしてめでたしめでたし……で終わればよかったのだが、そこに仕事も恋も全て奪われて後がなくなったパップルが最後な戦いを挑んでくる。自らオシマイダー化して、自身の中にある絶望を糧にキュアエール達5人に猛攻を食らわせ、形勢は一気に不利に陥る。
エールの拳は届かず、アンジュのバリアは割られ、エトワールは地に伏し、マシェリとアムールは怪光線に吹き飛ばされる。
まさに絶体絶命な中、とどめを刺そうとしたパップルの頭上からふたりはプリキュアが再変身して舞い降りてくる。

初代!


「闇の力のしもべ達よ!」「とっととおウチに帰りなさい!」

14年ぶりに名乗りバンクシーンが地上波で展開し、ブラックとホワイトの猛反撃が始まる。
初代作でも節目な戦いでしか見せなかった「ダダダダダダダダ……!」「ハァーッ!」のコンボを惜しげもなく炸裂させる。それで何を分かれというのだと言われるのかもしれないが、初代作を覚えている人にとってはこの擬音だけでいかに激しい戦いぶりだったのかを想像していただけるだろう。
その暴虐と紙一重の圧倒的な戦闘力でパップルを押し返し、致命的なダメージを与えた。

しかし、自らの絶望な心に囚われたパップルは倒れることすら許されない。戦う力も最早残されていない満身創痍な中でも立ち上がり、自らの苦悩を吐き捨てながら自分自身を苛む。それはチャラリートの最後な様子を彷彿とさせるものであった。
この場にいるプリキュア達がみんなでさらなる攻撃を加えてパップルにトドメを刺すことも可能であったのかもしれない。しかしそれはこの場にいるプリキュア達の誰もが望むものではなかった。
伝説な戦士とは全てを力でねじ伏せる最強な者ではないのか?」という問いを真っ向から否定することこそが、最初のプリキュアであるブラックとホワイトが打ち立てた伝説な本質で、それは全てのプリキュアに受け継がれている。本作においてキュアエールがプリキュアの剣による断罪を否定したように。

そしてパップルと因縁が何かと多いアムールとマシェリは彼女を救いたいと思い、ここはわたしたちに任せて欲しいと言う。ブラックとホワイトは笑顔で二人にバトンを渡し、そして新たなふたりのプリキュアはパップルを苦しみから解放しようとその心に語りかけ、それがツインラブギターを生み出すきっかけとなる。詳細は当該項目にて。

戦いが終わって大団円というところで、所期の目的であるマシェリ&ルールーの新しいアイテムが手に入ったことで、はぐたんがゲートを不思議な力でまたまた開く。するとなぎさとほのかがそれに吸い込まれて行き、なぎさは「こんなのばっかり〜 ありえな〜い!」と愚痴を言いつつ消えていった。
ロクなお別れの挨拶もできなかったのははな達もちょっと残念だったようだが、どうせ4ヶ月後の映画で再会するのが決まっているので……
というのか今回の話はその映画の宣伝の意味合いもあるようで、エンディングは映画で使われるプリキュアオールスターズ総登場の『DANZEN!ふたりはプリキュア~唯一無二の光たち~』の特別CG映像が使われ、さらに次回予告終了後に映画の予告編も流れた。

余談

コスチュームについて

キュアブラックとキュアホワイトのコスチュームはオールスターズ映画出演時と同じくMaxHeart準拠。残念ながらキュアエールとへそキュアコンビ結成とはならなかった。

タグ名の由来

美墨なぎさ役の本名陽子仮面ライダーBLACKに出演経験があるためこのタグがつけられた。

今回の脚本は

今回の脚本は成田良美で本作では15話に続いて2回目の起用。
成田はプリキュア初期作にも関わっていたこともあってか、なぎさの描き方がオールスターズ映画で見られる「先輩然」とした威風堂々とした感じよりも、TV放映当時の「想定外なことに弱くパニックをすぐ起こし、単純で状況に流されやすい」というキャラづけに近くなっていた。はな達も先輩としては扱わず、終始ため口である。
また、「ぶっちゃけありえない」をなぎさに言わせないなどは、放映当時のキャラ設定に忠実だったと言えるだろう。一方で「ぶっちゃけ」という単語を正しい言葉の使い方としてなぎさに言わせている(上述したえみるとの会話のところを参照)

本作はプリキュアシリーズの中でも各話で扱われる情報量の密度が濃いのが特徴だが、今回の話は特に顕著で、ツインラブギターの誕生、パップルの退場など重要イベントがてんこ盛りである。その上で初代プリキュアとのコラボを盛り込んでいる。
逆に言えば今回の本筋はあくまで『ハグプリ』の物語を先に進めることであって、初代を目立たせることではなかった。初代参戦の位置付けはあくまで助っ人である。つまり初代のことを知らない小さいお友達でも話は十分についていけるように作られている。
一方で今回初代が参戦した意味は「初代の第8話」に全て集約されており、この話を覚えていると今回の話での1つ1つのセリフや演出への解釈が大幅に深まる。しかし第8話がどのような話だったのかは説明されないので、一瞬の回想シーンを見て気づくのかどうかということである。このあたりは上記と逆にコアなファン層に向けた仕掛けと言えるだろう。

関連タグ

プリキュアシリーズ HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア
キュアライダー キュアBLACK その時不思議な事が起こった

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