概要
ケース1・敵幹部から改心もしくは離反したパターン
東せつな/キュアパッション・黒川エレン/キュアビート・紅城トワ/キュアスカーレット・ルールー・アムール/キュアアムール・菓彩あまね/キュアフィナーレ
本来の意味に正確な形で則っているのはこちらの5人。
詳しくは各個別タグ及びコンビタグ(エレせつ/パッションビート/チーム660/せつエレトワ/せつトワ/エレトワ/せつルー)にて。
しかしエレン・トワ・あまねは、敵の黒幕に洗脳されていた者達であり、純粋な敵勢力の出身者はせつなとルールーのみだが、アンドロイドであるルールーは善悪概念が存在していなかったため、純然たる悪役からプリキュアとなったのはせつなだけと言える。
余談だが、5人とも顔立ちは所謂美人系であり、劇中でも言及される事がある。尚、前者4人には専用武器が全員弦楽器という共通点があり、『HUGっと!プリキュア』第37話ではアムールの相棒を含めた5人で音楽技を披露している。
ケース2・第三勢力から主人公側へ移動したパターン
プリンセススターカラーペンすべてを自分のものにしようと目論み、宇宙アイドルとしての活動を隠れ蓑にしていた怪盗。当初は盗賊ということでプリキュア側も警戒していたが、今作の敵のノットレイダーとは明確に敵対しており、プリキュア側とも度々共闘していたことからメンバーからは”根はそこまで悪くないのでは?”と認識されていた。
また、プリンセスカラーペンの力に執着する理由も、”突如故郷に襲撃してきたアイワーンによって石にされた同胞を元の姿に戻したい”という切実な悲願があってこそである。
また、第19話ではバケニャーンという姿でノットレイダーに密かに潜入していたことが明らかになった。とはいえ上記の4人とは異なり、組織への忠誠は皆無どころか明確な仇敵なため、ノットレイダーを出し抜くためのスパイ目的という面が強かった。
そのため自分から怪物を召喚するという破壊活動に手を出したことはなく、むしろアイワーンの行動にくぎを刺すことでプリキュア側に結果的に助け舟を出すことすらあった。
氷川いおな/キュアフォーチュン
立場としては当初から正義の味方であり、必要に応じて主人公達の一時的な助っ人もしていた。しかしそもそもの行動原理が「復讐」であり、後に憎んでいたはずの相手の自己犠牲の精神に触れ「真のプリキュア」として目覚めた事からこれを「光堕ち」として捉えるファンもいる。
ケース3・かつてプリキュアシリーズで敵役を演じた中の人がプリキュア役に抜擢されたパターン
青木れいか/キュアビューティ・円亜久里/キュアエース
この2人は最初から主人公サイドの登場人物なのだが、中の人がかつて『Yes!プリキュア5』劇場版において「悪の女性戦士」と言える敵のプリキュアを演じていた事からファンの間では「真のプリキュアとして転生した」と解釈される事がある。
備考
劇中、敵対を経て主人公サイドに付くも、結果的に正規のプリキュアとはならなかったキャラクター達についても、光堕ちキュアの歴史を語るうえで外せない存在であるためここに備考として記しておく。詳細については各リンク先の記事を参照。
表中のアルファベットは、各キャラが改心するに至ったきっかけとなった出来事を大まかに5つのケースに分類したものである。凡例は以下の通り。
- A…プリキュアやその周囲の人々などとの関わりの中で善の心が芽生えたケース
- B…所属する敵組織もしくは直属の上司などに反感を抱いて離反したケース
- C…絶望的な状況下におかれていたところにプリキュアが救いの手を差し伸べたケース
- D…洗脳や呪いなどにより操られていた人物が解放されたケース
- E…プリキュアの浄化技を受けたことにより心が浄化され改心したケース
名前 | 登場作品名 | ケース | 備考 |
---|---|---|---|
キリヤ | ふたりはプリキュア | A | |
霧生満、霧生薫 | ふたりはプリキュアSplash☆Star | A | 最終決戦にてプリキュアに準じた力に覚醒 |
ダークドリーム | Yes!プリキュア5鏡の国のミラクル大冒険! | A | |
ブンビー | Yes!プリキュア5/Yes!プリキュア5GoGo! | B | |
ウエスター、サウラー | フレッシュプリキュア | C | |
メフィスト | スイートプリキュア | D | |
バスドラ、バリトン、ファルセット | 同上 | B、D | |
レジーナ | ドキドキ!プリキュア | A | |
クイーンミラージュ | ハピネスチャージプリキュア | D | 最終決戦にてキュアミラージュとして参戦 |
ファントム | 同上 | C | |
キュアテンダー・闇 | 同上 | D、E | 解放後は真のキュアテンダーとしてプリキュア活動を再開 |
シャット | Go!プリンセスプリキュア | C | |
ジュリオ | キラキラ☆プリキュアアラモード | C | 39話にてプリキュアに準じた力に覚醒 |
ビブリー | 同上 | C | |
クライアス社社員達 | HUGっと!プリキュア | Eなど | |
蛇遣い座を除くノットレイダーの面々 | スター☆トゥインクルプリキュア | B、E | |
バトラーを除くあとまわしの魔女たちの面々 | トロピカル〜ジュ!プリキュア | D、E |
ダークプリキュアなど光堕ちかどうか曖昧なキャラクターも数多くいるため、ここでは主人公サイドについた後に何らかのプリキュアの利となる行動をとったキャラクターに限って記載してある。
尚、ロックやバッティなど自身の野望や誇りのために戦い、それが結果的にプリキュアの利に繋がったキャラクターについては、プリキュアの考えに感化され賛同したわけではないため厳密には光堕ちとは異なるものとして除外した。
関連タグ
光落ち 状態変化
キュアパッション キュアビート キュアスカーレット キュアアムール キュアフィナーレ
プリキュア敵少女幹部:光堕ち前の彼女達のイラストはこちら。