演:柴浩二
概要
夜野魁利の実の兄。両親を早くに亡くしたため、育ての親として弟の魁利を世話しており、彼からは慕われていた。
バスケットボールの選手であったらしく、幼少の魁利もその試合を見に行ったことがある。
ザミーゴ・デルマによって消滅されられたため、現在は故人…と思われていたが、♯39にてザミーゴの能力が判明した際、どこかで今なお生存している可能性が浮上した。
詳しいことは明言されていないが、バスケットボールの選手としての実力は高かった模様。また、旅行先で見かけた見知らぬ少女に対して、交番まで連れて行く等甲斐甲斐しく世話を焼き、それに対して焼きもちを焼きながらも文句を言わずに待っていた魁利を褒める等、人格面も優れた人物であったようだが、そんな兄と自分自身との比較により魁利は自己嫌悪に陥ることとなってしまう。
徐々に兄に対して素直な態度で接することができなくなっていった魁利はある日些細なことから勝利と口論となり、彼を突き飛ばして立ち去ってしまうが、この直後、魁利は氷漬けにされた兄とその消滅を目の当たりにし、素直になれなかった自分をひどく悔いることとなる。
何事にも真っ直ぐで誰に対しても誠実な朝加圭一郎は魁利にとって兄とよく似た存在であり、彼の眩しい姿を見る度に兄を思い出す魁利は、時には彼に対し親愛の念を持ち、時には自己嫌悪の念をより深めていきつつも、そんな自分自身に向きあう彼なりの答えを見つけてゆくこととなる。
#49にて、今なお生存したまま氷漬けの状態で保管されていたことが判明。彼の身元を知ったザミーゴにより氷漬けのまま人質にされていたが、ザミーゴの敗北・死亡により氷漬けの能力が解除され、消滅した場所であった路地裏に戻る形で生還した。
#51(最終話)ではコグレからスカウトされ、新たな快盗になっていたことが判明。ドグラニオ・ヤーブンの金庫の中に閉じ込められた魁利達3人を助けるためにジャックポットストライカーを探し出し、弟との再会を果たすことができた。
快盗としての衣装は赤いシャツに黒の蝶ネクタイと白いベスト、襟に赤のパイピングが入った黒の燕尾服を合わせたスタイル。