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概要編集

ルパン三世』の登場人物、石川五ェ門峰不二子カップリング


PART1の五ェ門初登場回にあたる第5話では、不二子の本性を知らない五ェ門が、「峰不二子ちゃん、某のガールフレンドでござる。」と不二子を紹介していた。しかし、不二子の本性を知り、ショックを受けることになり、更にいうと不二子、ルパン師匠百地三太夫にまで命を狙われてしまった。


第7話では、不二子は変装し、五ェ門に弟子入りをする振りをしており、見事な小太刀を見せていた。偶然にもルパンも弟子入りの振りをするつもりで五ェ門のもとに来た際には、なんと五ェ門が不二子の肩を抱いていた。このシーンから、PART1の五ェ門は、その後のPART2以降の作品とは異なり、女性が平気であることが窺える。


前述の第5話の一件以来、五ェ門は不二子のことを信用しておらず、PART1では絡みが他の作品と比べて少なかった。ただし、絡みが全くないわけではない。


PART1の前日譚にあたる峰不二子という女の第3話では、五ェ門と不二子が(仮の)恋人同士になった様子が描かれていた。第3話の終盤で、不二子は五ェ門の口にキスしていた


五ェ門は基本的に次元と同様に、不二子のことを信用していないが、次元ほど不二子のことを嫌っているようではなく、PART2以降の作品では、一緒に行動する機会も多く、五ェ門がルパンより不二子と行動することを選んだこともあった。不二子の方も、ルパンや次元にはあげないお土産を、五ェ門にはなぜかあげていたりしている。


テレビスペシャルでも二人の絡みは多い。ここでは例として、4つの作品を挙げる。


ルパン暗殺指令では、「命を落としたと思われていた五ェ門が実は生きていた」ということを、終盤で彼に助けられて理解した不二子が、「五ェ門…生きてたのね…!」と言いながら彼に抱きつき、「よかった…。」と言いながら五ェ門の頬にキスをしていた。(五ェ門は不二子にキスされた時、驚き、赤面していた。)


トワイライト☆ジェミニの秘密では、(様々な結果で)Tバック1枚だけのほぼ裸で拘束されていた不二子を、五ェ門が助けている。(なお、五ェ門は目のやり場に困ったのか顔を紅くしてはじめはそっぽを向いたり目を閉じたりして不二子を直視していなかった。「目を閉じて…お助け申す…。」と言っていたが、不二子に「バァカ!見たっていいから早くロープをはずしてよ!」と言われていた。)その後は、共に行動する場面が多く、不二子のバイクにタンデム乗りで最終舞台のゲルトの遺跡に向かっている。エンディングでもモロッコを出る時、ルパン次元とは別れて不二子と五ェ門は二人でバイクによる陸路で国外に出た(この時の会話は不満そうな顔をした不二子を五ェ門が慰める内容であった。五ェ門はルパンがララ(本作のヒロイン)といっしょにいた事に嫉妬していると思い「ヤキモチを焼かなくてもいい」と話しかけるが、不二子は「宝が入らなかったから」怒っていると話しているが本音は不明)。


ワルサーP38では、ルパンと次元の二人より先に、五ェ門と不二子は作中の舞台となっていた島に潜入しており、五ェ門が不二子の見張り役になっていた模様。また、ルパン一味が全員、作中の舞台となっていた島で暮らす組織タランチュラの一員にされ、体に毒を入れられてしまう(毒を入れられたものは、(大体の者は)手の甲に蜘蛛のようなアザが浮き出る。また、島にはその毒があっても生きていられるガスがある。)が、作中で登場するドクターが解毒薬を自らの体に入れ、彼の手の甲に浮き出ていた蜘蛛のようなアザが消えた際には、(実は一時的にだが)「解毒することができる」という喜びから、不二子は五ェ門に抱きついていた。(この作品ではゲストヒロインにエレンがいたからということもあったかもしれないが、この場面で不二子はなぜか、隣に座っていたルパンではなく、少し離れた場所で座っていた五ェ門に抱きついていた。)


セブンデイズ・ラプソディでは、五ェ門は不二子に携帯を持たされており、彼はルパンとともに行動していたにもかかわらず、不二子から呼び出しがあったことから、五ェ門はルパンの元を離れ、不二子とともに行動していた。その後は、ナイーブな状態であった五ェ門を不二子が励ましたり、不二子が「五ェ門!」と呼んだ際、「はい、ただいま…。」と五ェ門が返事したり(この時の五ェ門の笑顔は必見)、といったやり取りが展開されていた。(次元には「なんか…おめえ(不二子)が不機嫌なのは分かるが、(五ェ門との)力関係も逆転してねえか?」と言われていた。)


以上のことから、不二子は五ェ門に対し、少しは気を許している部分があるのかもしれない。


余談編集

実は、不二子のことを最初に「不二子ちゃん」と呼んだのは五ェ門である。


ルパン一味の中では、ほぼ付きっきりで行動しているルパンと次元に比べ、単独行動をすることが多い(五ェ門はルパン、次元の2人とともに、3人で行動していることも多い)」、「公式美形である」、「作品によって、容姿や性格が異なることが多い」、「最初にTVアニメ化されたPART1以来、担当のキャストが同じタイミングで変わっている」、「その担当のキャストが2021年時点で三代目である」、と共通点が多い。


なお、キャストは、PART1のみ大塚周夫氏と二階堂有希子氏、PART2から2010年のテレビスペシャルTheLastJobまで井上真樹夫氏と増山江威子氏、2011年のテレビスペシャル血の刻印から浪川大輔氏と沢城みゆき氏が担当している。


関連イラスト編集

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関連タグ編集

ルパン三世 石川五ェ門 峰不二子 不五

ヒソクラ三代目中の人同士が、2011年版のアニメで一緒の中の人つながりのカップリング。浪川氏と沢城氏がそれぞれ五ェ門と不二子の声を引き継いだ頃と同時期に放送していた。また、二代目次元役であり、初代五ェ門役の大塚周夫氏の長男でもある大塚明夫氏と、二代目銭形警部役の山寺宏一氏も2011年版のアニメ出演していた。

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