創作物において、密室や孤島など何らかの事情で外部との接触が断たれた場所や空間のこと。
多くの場合ミステリー作品において使われ、外部と遮断された場所で事件が起こる=犯人はその場所にいる誰かである(もちろん、数多くの作品の中には例外もあるが)ということになる。犯人は誰なのか、外部との接触を断ったのはその場にいる全員を殺すつもりなのではないか、警察などの介入(救援や護衛の設置、鑑定や科学捜査による証拠探しや犯人の断定などが出来ない)が望めず登場人物たち自らが犯人探しをしなければならない…など、緊迫感を与えることが出来る手法である。
別名・表記ゆれ
関連タグ
そして誰もいなくなった:クローズドサークルの代表作と言われるミステリー作品。
金田一少年の事件簿外伝犯人たちの事件簿:ミステリーでは、大抵犯人は軽々とやってのけるが、実際には相当の労力や準備が必要であり、中には遠隔式の爆弾を作ったり、怪しまれないよう手回しする様が描かれている。読者視点では滑稽にも思えるが、実際には本編のトリック以上の重労働な場合も少なくない。
学生アリスシリーズ:有栖川有栖の代表作の一つで長編は全てクローズドサークル。
外部リンク
雑誌『CLASSY.』閉ざされた雪の山荘で発生した事件(クローズドサークル)を解決するアラサー女子の着回しコーデを展開→ミステリ作家の皆さんが続々反応