概要
1968年頃から小学館の学年別学習雑誌で連載開始。タツノコプロ制作でテレビアニメ化され、1970年(昭和45年)10月4日から1972年(昭和47年)9月24日までフジテレビ系列で放映された。
アニメのフィルムは極めて良好な状態であり、現在でも独立放送局などで再放送が行われている。また演歌歌手の天童よしみ(当時は「吉田よしみ」名義)が歌う主題歌『大ちゃん数え唄』も有名。
物語
青森から上京して来た少年、大ちゃんこと風大左衛門(かぜだいざえもん)は一流の柔道家を目指し、ニャンコ先生と共に修業に励む。
初期は真面目な柔道漫画だったが…たった数話で大ボケの大ちゃんが酷い目にあったりたまーにヒロインを助けて惚れ直されるギャグ漫画となり長期連載化、「巨人の星」「てんとう虫の歌」と並ぶ川崎のぼる氏の代表作となった。
「コロコロコミック」にも初期に再掲載されておりその縁で2008年に『いなかっぺ大将2008』という新作読切が執筆された。
主な登場人物
- 風大左衛門(CV:野沢雅子)
- ニャンコ先生(CV:愛川欽也)
- 森花子(CV:杉山佳寿子)
- 大柿キク子(CV:岡本茉利)
- 大柿矢五郎(CV:大平透)
- 西一(CV:八代駿)
- 豚丸木トン子(CV:丸山裕子)
- 白雪ケメ子先生(CV:北浜晴子)
- 車陣八郎先生(CV:千葉耕市)
- 黒部先生(CV:仲村秀生)