概要
日本の漫画家。代表作に『ダメおやじ』『BARレモン・ハート』など。ユーモラスかつ蘊蓄を織り交ぜながらの、人生模様を描く作品が多い。
赤塚不二夫のフジオ・プロダクションにおいて、おそ松くんや天才バカボンなどの、彼の主要な作品群にもアシスタントとして多く関わっており、高井研一郎、北見けんいち、あだち勉らと共に「フジオプロ四天王」と並び称され、中心的な役割を務めていた。
来歴
1955年、『みかんの花咲く丘』で漫画家デビュー。
1961年、月刊『少女』等に連載を持つ。
1963年、赤塚不二夫のアシスタントになる。
1965年、メインのネタ出しスタッフとして赤塚不二夫が設立したフジオ・プロダクションを支えつつ、少女漫画誌を中心に漫画家としても活動。
1970年、『週刊少年サンデー』で『ダメおやじ』を連載開始。
1971年、『週刊少年キング』で『マンダム親子』を連載開始。
1973年、『週刊少年チャンピオン』で『どくだみ先生』を連載開始。
1974年、フジオ・プロダクションは経理担当者によるプール金横領が発覚し、破産状態となる。生活の為フジオ・プロダクションを離れ、芳谷圭児と共に『ファミリー企画』を設立。
1975年、毎日新聞『日曜くらぶ』で『ぐうたらママ』を連載開始。
1978年、第24回小学館漫画賞を受賞。『ビッグコミック』で『寄席芸人伝』を連載開始。
1985年、『漫画アクション』で『BARレモン・ハート』を連載開始。
2021年12月8日、癌のため死去。85歳。
主な作品
『ダメおやじ』 |
『BARレモン・ハート』 |
『減点パパ』『ぐうたらママ』『手っちゃん』 |
『ダメおやじ』はアニメ化、『ぐうたらママ』『BARレモン・ハート』はドラマ化もされた。
『ハチャメチャラボ』『どくだみ先生』『マンダム親子』『蘊蓄漫画』は「マンガ図書館Z」にて無料公開されている。
外部リンク
関連タグ
ありま猛:元アシスタント