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概要編集

デザイン変更とは、読んで字のごとくデザインを変更する行為である。

一般的に既に存在する商品のデザインを変更する事などが挙げられるが、ネット界隈ではゲーム・アニメ・漫画などの作画変更又はキャラデザ変更など指す場合がある。


デザイン変更で起きる事柄編集

一般的なデザイン変更編集

商品のパッケージデザイン変更することが代表的な例である

商品のデザインを変更する理由としては、

  • 商品の売れ行きが悪い
  • 時代に合わないデザインになってきたため

などが挙げられる。


デザイン変更はリスクとして、同じ商品と思われなくなったり、商品の売れ行きが悪くなるリスクがあるが、成功すれば商品の売り上げ向上にも繋がるため、重要な案件として扱われる。


ゲーム・アニメ・漫画でのデザイン変更編集

主に長期連載作品やシリーズもの、続き物で行われる。

デザイン変更をするケースとして、

  • 長期連載中の漫画絵師が継続困難になり、新たな作画担当を建てたケース
  • アニメの続編を製作する際、アニメ制作会社が変わり、キャラクターデザイン担当も変わったケース
  • シリーズもののゲームの方針転換によって、デザインも変えたケース。

など様々ある。


デザイン変更を行うと、従来のデザインを愛したファンから否定的な意見が飛んでくる場合が多く、場合によっては炎上するケースも存在する。

だが、例外的にデザイン担当の人物に不祥事・鬼籍などの変えざるを得ない状況が変更理由の場合、否定的な意見が出ることは少ないが、ただしその後にあまりにも従来デザインと作風が異なる新デザインになるとやはり否定的な意見が飛んでくる。


このようなゲーム・アニメ・漫画などのデザイン変更は、ハイリスクローリターンなため、よっぽどの理由でなければ行われず、行うと最悪の場合、作品の寿命を縮める。


一方、別編や番外編での製作や別メディア(例えば漫画作品をテレビアニメ化するケースなど)で作品を展開する際のリデザインは、作画しやすいように変更したり、作風に合わせてデザインを変える場合もあるが、極端に変えると否定的な声が出たり、最悪は炎上するため、どこまで変更すべきかどうかの判断が難しい。


因みに、同じ絵師が漫画の長期連載で少しずつ画風が変わるケースがあるが、こちらは後年比較される場合があるが、大きな批判に繋がるケースは少ない。また、レアケースとして、絵師の体力の問題などから作画方法を変更せざるを得ず、突然大きく変わったケースも存在するが、こちらも否定的な声は聴かれない。


実例一覧編集

本項目では、有名なデザイン変更事例を掲載


各自追加お願いします。


漫画・絵本等編集

大きな変化を起こした代表的なケースを掲載し、残りは「絵柄変化」を参照。

作品名情報
機動戦士ガンダムサンダーボルト2012年から掲載が始まった作品
  • 作画担当の太田垣康男は、細密な描画を得意としていたが、2018年に腱鞘炎が悪化し、従来の作画が不可能になったことから、画風が大幅に簡略化されている
ドラゴン桜・ドラゴン桜2三田紀房の漫画作品
  • 無印版は、作画が崩壊することが多々あったが、ドラゴン桜2では作画をアシスタントに任せ、ストーリーに集中する外注方式を採用
  • 画風が安定した上、アシスタントに三田紀房の絵の描き方を習得してもらったため、作風を強化することに成功した
ポケットモンスターSPECIALポケットモンスターを原作とする漫画作品
  • 当初は原作が日下秀憲、作画を真斗とするコンビで連載だったが、連載4年目で体調不良により、真斗が降板
  • 日下秀憲と小学館編集の奔走と検討の結果、物語を続けることになり山本サトシが作画の後任に決まる
  • 再開時は、主人公が新キャラクターになり、既存キャラはしばらくは顔を描かない対応をして、後に合流する流れを取った。
汽車のえほんきかんしゃトーマスの原作
  • 担当した絵師は歴代6組であり、様々な理由で降板したが、初代を除き、ある程度絵の方向性は一貫しており、多少の好みの賛否はあるものの、どれも概ね良好な評価を受けている

アニメ編集

作品名情報
ゆるキャン△あfろ原作の漫画を元にアニメ化した作品
  • 1・2期から制作会社が変更され、それに伴い3期からのデザインは原作漫画のデザインに近いデザインに変化した
ゲゲゲの鬼太郎シリーズ水木しげる原作の漫画作品のアニメ作品
  • 一部を除き10年単位で新作シリーズが制作されている
  • キャラクターデザインに関しては、基本的にシリーズごとに大小あれど異なる
  • 特に顕著なのが、猫娘年々美少女化してきていると言われている
きかんしゃトーマスイギリスの絵本を原作とするテレビ作品
  • 当初は模型での撮影方式を採用していたが、制作費用や模型による表現方法の限界などから3DCGアニメに移行する事になる
    • 評価は賛否が分かれたが、デザインは模型時代をある程度継承したこともあり、多く受け入れられた。
  • 3DCGに移行してから10年程経った頃、作品を2Dアニメに変更することが発表されたが、全体的にリニューアルすることになる
    • 前回の移行時と異なり、デザインは大きく変貌し、ストーリーも従来の持ち味を捨てる結果になったこともあり、従来のファンが世界規模で否定する事態となり、大きく炎上
    • 新規層が付いたとされているが、未だに従来ファンからの批判が多く、従来ファンから敬遠されることになった

ゲーム編集

作品名情報
ゼルダの伝説 風のタクトゼルダの伝説シリーズの1作品
  • 従来はリアル調に進化してきたが、本作ではトゥーンレンダリング(アニメ調)を採用した。
  • アニメ調になったことで、表現の幅が広がり、様々な新機能を産み出した。
  • 当初こそ賛否が分かれたものの、作品の完成度も相まって現在では高く評価されている。
桃太郎電鉄シリーズかつて存在したゲーム会社ハドソンが生んだすごろくゲーム
  • 長らくデザインは土居孝幸が1人で担当したが、さくまあきらとコナミとの関係決裂後に発売された『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』では2人のキャラを除き、様々な絵師にキャラクターを描き下ろしてもらったが、作品で浮いてしまうデザインであったのか否定的な意見が多く出た。
  • コナミと和解後に発売された『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』では絵師を大人の事情から竹浪秀行に交代
  • デザインは完全刷新され、土居孝幸と比較され、賛否両論となったものの、前回のバラバラなデザインよりも評価は高く、概ねデザイン変更に成功している

ブラウザゲーム・アプリゲーム編集

ブラウザゲームやアプリゲームは以前から複数の絵師に絵を頼むケースがほとんどだが、画風に関しては、2010年代までは大きく画風が異なるデザインの採用は当たり前だったが、近年ではある程度画風が整えて投入し、違和感を無くすケースが主流である。

故に以前ではデザインの不均一での批判は起きにくかったが、近年ではデザインの面も重要視されており、アプリ側とファン側の認識の違いから炎上に発展してケースもある。

ここでは、デザイン違いで起きた内容も記載する。

作品名   情報   
御城プロジェクト:REDMMで配信されているブラウザゲーム
  • 元々旧版が存在したが、ゲームを作り直すことになり、長期休止期間が設けられた
  • リニューアルに際し、一部のキャラデザを大なり小なり変更され、特に鳥取城に関しては完全な別物に描き直されている
装甲娘DMMで配信されていたブラウザゲームで、レベルファイブダンボール戦機シリーズの外伝に当たる
  • 2018年1月よりサービス開始したものの、主にゲームバランスが悪い事から開始からわずか6ケ月で長期メンテナンスとなり、後にリニューアルすることが決定する
  • この当時はPOPが1人でキャラクター・挿絵全てを任されていたが、リニューアルに際し、絵師を増員することが決まる
  • また、既に立ち絵が完成していたキャラクターに対しても、デザイン修正も行われたが、中にはキャラクターの立ち絵を別のキャラクターに交換するケースもいくつか行われた
アズールレーン株式会社Manjuuが配信するアプリゲーム
  • 姉妹艦(人間でいう姉妹)5人中4人が実装され、最後の1人のアンソンが実装告知されるが、アンソンのデザインが他の姉妹艦と大きく異なり、炎上
  • 事態を重く見た運営は、実装を見送る処置を行い、炎上騒動を最小限に抑えた
艦隊これくしょんDMMで配信されているブラウザゲーム
  • 姉妹艦(人間でいう姉妹)の相方が既に実装されており、8年の期間を経て実装されたが、艦隊これくしょんの画風と全く異なり、服や武装などのデザインも姉妹で全く異なるデザインであったことから大炎上
  • 艦これ運営が騒動を放置した結果、レキシントンの担当絵師である麻宮騎亜に一部の過激派が誹謗中傷・殺害予告を送る本当の事件になってしまう
  • 運営は、法的処置に踏み切る発言をしたが、立ち絵問題を完全無視
  • 運営の対応の悪さも相まって否定的なファンとの溝が深まっている
  • 詳しくは、艦これレキシントン炎上事件を参照
パズドラガンホーが提供するアプリゲーム
  • 2024年8月、カプコンモンスターハンターシリーズとのコラボにて、ラギアクルス希少種が実装発表されるが批判殺到
  • 原因は、ラギアクルス通常種の絵の流用とラギアクルス希少種は水生だが、陸生のように書いてしまったことが原因
  • この件は早急にカプコンと相談され、即時差替えが決まり、騒動を最小限に抑えた

その他編集

作品名情報
ソニック・ザ・ムービーセガの看板ゲーム『ソニック』の実写映画
  • ソニックのデザインがあまりにもリアル寄りになりすぎて、原作のソニックとは別物だと世界中から批判が殺到
  • 事態を重く見た製作会社はデザインを刷新し、旧デザインを消した
  • しかし、ディズニー製作『チップとデールの大作戦レスキュー・レンジャーズ』に旧デザインのソニックが出演する形で救済が入った
  • 詳しくはアグリーソニックを参照
ウルトラマン円谷プロダクションの特撮作品
  • 単に初代と二代目・三代目で着ぐるみが異なり、外見(体型)が変化した。
  • デザインはいずれも同一で成田亨が担当。
  • このほかレッドキングのようにカラーリングが変わったケースなどもある。
ドン・キホーテディスカウントチェーン店のマスコットキャラクター
  • 1998年に誕生し、長らくドン・キホーテのマスコットとして愛されていた
  • 2022年12月16日、新キャラクターのド情ちゃんと交代する形でドンペンが引退することが公表される
  • しかし、ファンから批判が殺到し、協議の結果ドンペンが続投することとなった
  • なお、この事件はドン・キホーテの会社体制などの問題点を指摘される結果となり、かなり炎上することになった
  • 詳しくはド情ちゃんを参照

関連リンク編集

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