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ドラゴン桜

どらごんざくら

『ドラゴン桜』とは、三田紀房による日本の漫画作品。及びそれを原作として製作されたテレビドラマ。
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教えてやる!東大は簡単だ!!


概要編集

週刊「モーニング」(講談社)にて、2003年31号から2007年30号にかけて連載されていた三田紀房による漫画作品。単行本は全21巻。2018年8号からは『ドラゴン桜2』の仮タイトルで第2期がスタート、2021年16号で完結した。


実写ドラマ編集

バカとブスこそ東大へ行け


2005年に阿部寛主演で実写ドラマ化。TBS系列局の「金曜ドラマ」枠にて放送され、社会現象になる程の大ヒットを記録した。生徒役は後述の続編にも出演している長澤まさみの他、山下智久小池徹平、サエコ(現:紗江子)、新垣結衣など。


韓流ドラマにもなったことがある。『勉強の神』と言うタイトルで2010年1月から2月にかけてKBS韓国放送公社にて放送された。なお、TBSでも『ドラゴン桜〈韓国版〉』と言うタイトルで放送されたことがある。ちなみにKBSの海外向け放送・KBSワールドの日本版サイトでは『ドラゴン桜(勉強の神)』というタイトルになっている。


タイトルは『ドラゴン桜』のまま、『ドラゴン桜2』を原作とする第2期が2021年4月から同年6月にかけて放送されている。なお放送枠が金曜ドラマから「日曜劇場」に移行するため、日本テレビ系列局約3局が加わっている。また、TBS系列局の一部では放送にあわせて16年前の再放送を行っているが、主役級の俳優の若かりし姿が見られるとして好評を得ている。

ちなみに元々は2020年7月から放送される予定だったが、新型コロナウイルス蔓延に伴う緊急事態宣言の発令による、「半沢直樹」(第2期)の制作スケジュールの大幅遅延が影響したため、放送時期が2021年4月からに延期している。


あらすじ編集

第1シリーズ編集

かつて"暴走族"だった型破り弁護士桜木建二が、偏差値35の "バカとブス" たちが集う底辺高校「龍山高校」を東大合格者100人を輩出する一流の進学校にすべく奮闘する受験サクセスストーリー。


第1話の桜木の生徒たちに向けた演説は必見。


第2シリーズ編集

龍山高校での成功をきっかけに、同様の底辺高校再生の仕事が舞い込むようになった桜木は、虎ノ門に事務所を構える順風満帆な弁護士人生を送っていた。しかし、2年前に依頼された高校で、特進クラスで1人だけ不合格だった男子生徒・米山圭太がナイフで自殺未遂を起こす。これが、マスコミから叩かれる一大スキャンダルに発展し、ショックを受けた桜木は消息不明となっていた。


桜木の教え子の水野直美は、かつての龍山高校に匹敵する落ちこぼれ校「龍海学園」から "翌年に東大合格者を5名出す" という条件で起死回生を図ろうとしていた。福井県で自堕落な生活をして落ちぶれていた桜木を見つけた水野は、彼を再び教育の場へと連れ出そうとする。


主な登場人物編集

第1シリーズ編集

演 - 阿部寛

暴走族の新鋭弁護士

廃校寸前の龍山高校の再建を担うことになり、落ちこぼれ高校の龍山を東大合格100人を出す進学校にすべく自ら教鞭をとり奮闘する。

詳細は該当項目へ。


龍山高校生徒編集

演 - 長澤まさみ

桜木が立ち上げた特進クラスに編入した生徒の一人。

父親と離婚したあと、スナックを経営している(ドラマでは小料理屋に変更)母親と暮らしているが、男にこびまくる母親を反面教師とし、東大を目指す。

その後見事東大に合格、さらには弁護士の資格も取得。桜木の右腕として活躍するようになる。

ただし、原作では現役で合格したのに対し、ドラマでは病気になってしまった母親の看病をするために一度は断念したものの、翌年再挑戦で合格を果たした。

第2シリーズでは、桜木法律事務所に入所するが、肝心の桜木が失踪した上に事務所が乗っ取られたため、新たに個人事務所を設立。桜木とともに龍海学園の再建を進めていく。


演 - 山下智久

特進クラス1人目の生徒。バンドでトランペットを吹いている。

直美とは幼なじみ。東大理科一類に合格したが、桜木と同じく東大に進学せずに独学で弁護士を目指す。

第2シリーズでは残念ながら桜木、水野とは再会しなかったものの、メールにて桜木に龍海学園再建を依頼したのが彼であることが明らかになった。

なお、第2シリーズでは他のキャストとは異なり声だけの出演になったものの、これは山下氏の意向。元々スケジュールの都合があったことに加え、後輩の髙橋氏が出演していたため、自身の出演により彼の存在が霞むような事態にならないように配慮した結果とのこと。


  • 緒方英喜(おがた ひでき)

演 - 小池徹平

勇介のバンド仲間。勇介が特進クラスに入ったことを受け共に勉強を始めて、厳しい父親を見返すために東大を目指す。

卒業後は井野にスカウトされ、小林と共に東大特進クラスの物理と世界史の特別講師に就任。東大卒業後は外資系コンサルティング会社でコンサルタントとして勤務する。


  • 小林麻紀(こばやし まき)

演 - サエコ

ルーズソックスを履いたコギャル風。アイドル志望で現役東大生の肩書きを持ちたいと思っており、得意科目は英語。卒業後は緒方同様、東大特進クラスの物理と世界史の特別講師に就任。東大卒業後は「東大出身」の肩書きがつく人気タレントとして大成していった。


  • 香坂よしの(こうさか よしの)

演 - 新垣結衣

外見はお水系コギャル。勇介の彼女で、ずっと一緒にいたいというのが東大志望の動機。水野直美をライバル視している。最終的には東大理科一類に合格。東大卒業後はシステムエンジニアとして仕事に携わっており、裏方として桜木と水野のサポートを行っていた。


  • 奥野一郎(おくの いちろう)

演 - 中尾明慶

双子の弟がおり、その弟は龍山高校の近くにある進学校へ通い東大を目指している。二卵性双生児なので弟とは似ていない。最終回では弟の卑劣な妨害を受けるも、東大理科一類に合格。よしのと共に東大に進学。東大卒業後はトキワ自動車で技術者として勤務する。


第2シリーズ編集

龍海学園東大専科の生徒編集

  • 瀬戸輝(せと あきら)

演 - 髙橋海人(King & Prince)

学園近くのラーメン店「瀬戸屋」の息子。3年前に両親を亡くし、1人で店を切り盛りする姉との2人暮らし。ぶっきらぼうな振る舞いが目立つが、放課後に店を手伝うなど、本来は心優しき青年。


  • 早瀬菜緒(はやせ なお)

演 - 南沙良

今時の女子生徒。家族とは仲も良く何不自由なく育ったが飽きっぽく、今まで何かを頑張ったという経験がない。


  • 岩崎楓(いわさき かえで)

演 - 平手友梨奈

大学からもスカウトが来るほど、全国屈指のバドミントン選手として活躍する少女。


  • 天野晃一郎(あまの こういちろう)

演 - 加藤清史郎

優秀な弟に劣等感を抱く生徒。中学受験に失敗した過去を持つ。当初は東大専科への参加希望を言い出せずにいたが、桜木から「うだうだ考えずに飛び込んでみろ」とアドバイスを受け、自身を見下す弟を見返すために参加を決める。


  • 藤井遼(ふじい りょう)

演 - 鈴鹿央士

学年トップの成績を持つ生徒。東大志望ではあるが、高校入試時にインフルエンザにかかり第一志望の高校を辞退したことで、やむなく龍海学園に入学する。


  • 小杉麻里(こすぎ まり)

演 - 志田彩良

文系トップの成績を持つ生徒。隣人で幼馴染でもある原健太のそばに常にいて、虫に夢中になって集団から外れる彼の世話を行っている。


  • 原健太(はら けんた)

演 - 細田佳央太

昆虫の大好きな心優しき生徒。


関連動画編集


関連タグ編集

モーニング 三田紀房 阿部寛

受験 東京大学


ラブひな・・・本作と同じく物語の中心に東京大学が関係する講談社の漫画作品。ただし、こちらは美少女キャラメインの牧歌的な作風。


外部リンク編集

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