概要
2001年8月4日生まれ、神奈川県出身。
母親が「思い出作りになれば」と思い、生後2か月の時に劇団ひまわりに登録し、所属。1歳1か月の時にデビューした。3歳の時から劇団ひまわりの幼稚部のレッスンに通っていた。
大河ドラマ『天地人』の主人公直江兼続の幼少期や、こども店長で大ブレイクを果たした。
このように子役として名が知れ、順調に仕事をこなしてきたが、成長期を迎えて体格も声も顕著に変化していくにつれ、これまでのような子役としての演技だけでは俳優としての幅が広がらないことも冷静に把握していた。2011年、小学校4年生の時に出演した舞台『レ・ミゼラブル』では、イギリスから訪れたスタッフに通訳を介して演技指導を受けたが、その際に「自分で英語を理解してコミュニケーションをとれたらもっと役どころをもっと深められるかもしれない」と思い、いずれ留学をして英語を身につけたいと考えるようになった。一方でまだ子どもらしい夢も持っており、元来スポーツ好きだったことから、野球選手になりたいという希望も胸に秘めていた。
2015年、中学2年生の時に出演した六本木歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事」で共演した市川海老蔵の「人がお金を出してでも欲しい(芸歴13年)そのキャリアや経験を捨ててまでお前は本当に野球をやりたいのか」という言葉に背中を押され、俳優としての道を歩む決意を固める。中学卒業後、イギリスの高校へ進学。3年間寮生活を送った。留学先ではサッカー部に所属。また、演劇学校「セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ」にも通学して授業を受けた。
2019年に劇団ひまわりを退所し、2020年から研音グループに所属。同時期にイギリス留学から帰国し、日本の大学に在籍している(学校名は非公表)。その傍ら、ドラマ『ドラゴン桜』、『競争の番人』、『弁護士ソドム』、『最高の教師』、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』など数多くの作品に出演し、現在は若手実力派俳優としての地位を確立している。
人物
弟の加藤憲史郎も同じく子役として活動し、兄と同じく俳優の道へと進んでいる。
自ら公言するほど、重度の野菜嫌い。
肉の下にレタスやキャベツが敷かれているだけで、「野菜のニオイがつくから、この弁当は食べられません」と訴えたほどで、ロケ弁などは一切食べられない。
逆に大のカップラーメン好きで、ロケの際に同伴していた母親の配慮で一日三食全てがカップラーメンだった日もあったとの現場関係者の証言もある。