冥界魔闘士グール
めいかいまとうしぐーる
冥界魔闘士の一人で、頑丈な肉体を持つ力自慢の戦士。
カードの所有者は冥王ジルフィーザで、属性は天。
他の2体と比べて小柄だが筋骨隆々のゴツい外見をしており、毒々しい緑色の肌を鋭い棘の付いた鎧で覆っている。無論背中には冥界魔闘士共通の白い翼がある。尚、巨大化した際にゾードが兜を脱いで両腕が剣に変化、ジーンが兜と頭部が融合してより鳥らしくなったのに比べ、このグールだけは別にそうした変化は見られない。
武器こそ装備していない物の、外見に違わぬパワーファイターであり、持前の強靭な肉体や目から放つ破壊光線を武器に暴れ回る。粗暴な口調に違わず、性格も他の2人と比べても一際暴力的。
第19話「完全なる敗北」
ゾード、ジーンと共に日没になると爆発する羽根を都内に撒き散らしての大規模な無差別爆破テロを行い、ゴーゴーファイブを完全敗北に追いやった。
初戦で対峙したゴーイエロー達をいとも簡単に空中に放り投げ、彼らの身体を殴りつけながらお手玉の様に投げ回した。グールの巨大な鉄球の様な拳が細身のゴーイエローの身体に何度もめり込み、絵面的にも酷く滑稽で屈辱的なこの攻撃に、投げ回されているゴーイエローもたまらず悔しそうに苦悶の悲鳴を上げていた。
第21話「6番目の新戦士!」
前回ゾードが倒された後、ジーンと共にゴーゴーファイブを山奥の小屋におびき寄せ一網打尽にしようと企んだ。ゴールレッドとゴーグリーンが放ったレスキューロープに拘束されるも、逆にロープを引っ張り返し、レッドとグリーン振り回す。またもやグールの突進したパワーを見せつけるような攻撃であった。
その後、倒れたふりをしたゴーゴーファイブに油断し至近距離からのブイマシンガンの銃撃に怯み、ビッグブイバスターで倒されてしまう。
直後に再生カードで巨大化すると、巨大戦では持ち前のパワーでグランドライナーを圧倒。更に遅れる形で強制巨大化させられたジーンとのタッグで追い詰めたが、6番目の戦士であるライナーボーイの参戦で形勢は逆転し、ブラスターシールドを使った援護に怯んだところにグランドストームを叩き込まれ、ジーン共々爆散した。
だが、肉体を破壊されても魂までは消滅しておらず、その魂は拳の入った緑色の宝石に変化。
モチーフはバイキング、そしてグール。名前の由来もグールと拳の英訳である「ナックル(nuckle)」から。
声を演じる齋藤氏は今作がスーパー戦隊シリーズ及び特撮初出演となり、翌年の『未来戦隊タイムレンジャー』でも凶悪犯ジャグルの声を担当している。
冥獣グール:『魔法戦隊マジレンジャー』に登場するグール繋がりの後輩。こちらも蟲毒房三冥獣と言うスリーマンセルの1体と言う点が共通している。
グール(ファントム):『仮面ライダーウィザード』に登場するグール繋がりの戦闘員。
コメント
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vs冥界魔闘士/ゾード、グール、ジーン(救急戦隊ゴーゴーファイブ)
今回は久々のゴーゴーファイブから、中盤の強敵である怪人3人組です。幹部であるジルフィーザをも小馬鹿にしたような態度で、ゲームと称し無差別殺人を楽しむゲスっぷりが印象に残ってます。5,623文字pixiv小説作品