「心配するな。今、本気を出させてやる」(第19話)
概要
冥界魔闘士の一人でカードの所有者は冥王ジルフィーザ、属性は天。
西洋の甲冑に身を包んだ騎士の姿を持つが、その兜の下は剣の様に鋭い歯が無数に生えた醜悪極まりない鬼のような素顔。他の魔闘士と同様、白い天使の翼の意匠が背中にある。
右腕が剣となっており、戦闘では優れた剣技で戦う。ちなみに剣は射出して遠隔操作が可能。
尚、巨大化した際には頭部の兜は無くなり、両腕が剣に変化している。
劇中では仲間のグールやジーンと共に、日没になると爆発する羽根をばら撒くと言う大規模な爆弾テロを実行。1度はゴーゴーファイブを完膚なきまでに叩きのめし、その心すらへし折った強敵である。
活躍
第19話「完全なる敗北」
グール、ジーンと共に日没になると爆発する羽根を都内にゲーム感覚でばら撒くと、ゴーゴーファイブを無視して大規模な爆破テロ行為を慣行。テロを防げないゴーゴーファイブ相手に日光を遮らせた羽根の一枚の爆発を見せつけ、圧倒した。
第20話「不滅の救急(レスキュー)魂」
再戦でも同じようにゴーゴーファイブを圧倒するも、レッドに至近距離からカラミティブレイカーとブイマシンガンを浴びせられ倒される。
直後に再生カードで巨大化すると、巨大戦では両腕の剣でビクトリーロボの片腕を切断して苦しめたが、ゴーレッドが単独操縦したグランドライナーのグランドストームを受け、怯んだ所へビクトリーロボが片腕だけで繰り出したビクトリープロミネンスを喰らって爆散した。
だが、肉体を破壊されても魂は消えておらず、中に剣が入った赤い宝石となって残った。
この宝石は第22話にて残る2体の宝石と融合し、合成獣キマイラーとして復活を遂げることとなる。
余談
モチーフは騎士で、名前の由来も剣の英訳である「ソード(sword)」から。
声を演じた石井氏は昨年の『星獣戦隊ギンガマン』にてドレッドレッダーの声を担当していたが、それ以降は縁に恵まれぬまま2018年7月に亡くなった為、今作が最後の特撮出演となった。