概要
CV:三宅健太
第7学区のスキルアウトのリーダーである。
コピー用紙を吐き出すように陰鬱な話し方をするゴリラのような大男である。だが、そのような外見に反して性格は優しく、無法者の集団でしかないスキルアウトの中では比較的モラルがある人物である。
「無能力者狩り」を楽しむ心無い能力者達を粛清するため、各地区のスキルアウトを纏め上げて学園都市全域の通信機能を麻痺させ、「警備員」や「風紀委員」が混乱した隙にリストアップした能力者を殺害する計画を進めていた。しかし、上層部にそのことを知られ、「グループ」が派遣されたことで計画は失敗した。そして、自らも結標淡希や一方通行と戦うことになってしまう。
能力
どのようなスキルを開発されていたかは不明。また、それを劇中使う様子も一切無かったことから、レベル0(無能力者)であると思われる。
反面、大柄な体躯に見合う膂力を有し、スキルアウトを束ねるリーダーだけあって喧嘩の腕も滅法立つなど、肉体面ではただの一般人に比べればよほど優れた身体能力を有している。
また、外見に見合わず冷静かつ慎重な性格の策謀家でもあり、自分たちと真っ当な能力者との力の差を弁えた上で、計画実行のために綿密な下準備も抜かりなく行っていた。
戦闘を避けられなくなった状況でも、服の下に着込んだパワードスーツで身体能力を強化しつつ、地の利を活かし、演算銃器や攪乱の羽を用いた策略と戦術で一方通行らを一時的とはいえ追い詰めており、伊達に能力者を狙う計画を進めていたわけではないことを見せ付けている。