「モルグール、見参!」
概要
第7話「美しき災魔のワナ」に登場。
頭部は2本の角が生え、頭頂部が盛り上がり、その中央には大きな目と口、そして額に小さな顔と言う形をしており、両腕には鋭い爪が生えている。黄色い無数の円が身体中、何層にも重なった模様が全身に見受けられ、その中央には棘が生えているのも見逃せない。
その能力は上記の両腕に生えた鋭い爪で地面を掘り進むという物であり、劇中ではビル・ロビンソン博士が持つ世界の活断層を記録したディスクの強奪のために動いた。
活躍
お忍びで来日したビル・ロビンソン博士の持つ、世界中の活断層を収めたデータディスクを奪おうと目論み行動を開始しようとするも、ディーナスによって一旦止められたため、不本意ながらサイマパラディコで作戦内容を見守るが、痺れを切らしたコボルダと共に博士とナガレとマツリの目の前に姿を現し、交戦。
戦いの最中にブルーを人質に取るも、コマンドアタッカーを使った作戦で取り逃がした挙句、集結したゴーゴーファイブに圧倒された末にカラミティブレイカーを受けて倒される。
直後にピエールの放った再生カードによって巨大な死霊として復活。
巨大戦ではビクトリーロボ相手に地中を掘り進む攻撃で地面から応戦するが、ウインドミルラダーで切り抜けられてしまい、最期は止めのビクトリープロミネンスを喰らって爆散した。
一方、災魔が狙っていたデータディスクはロビンソン博士がマトイに手渡した写真立ての中に隠されており、当のマトイは何も知らずにディスクをモンド博士に渡し、ディスクは地震開発センターに届けられた。
余談
モチーフはこの外見からは考えられないが砂丘と枯山水とアリジゴク。
そして名前の由来も「潜る」から。
声を演じた伊藤氏は2年前の『電磁戦隊メガレンジャー』にてテンソウネジラーの声を演じていた。翌年の『未来戦隊タイムレンジャー』でも無差別殺人犯ブラスター・マドウの声を当てている。