門藤操
もんどうみさお
ジュウオウザワールドに変身する青年。
ジニスに拉致され、サイ・ワニ・オオカミの3人のジューマンのジューマンパワーを注入されて、冷酷で凶暴なエクストラプレイヤー・ザワールドとなり、ジュウオウジャーの前に立ちはだかった。
その圧倒的な強さはジュウオウジャー達に恐怖心を刻み込む程であったが、洗脳の不具合により一時的に変身が解けた時の苦しげな顔を見た風切大和は、彼が本心では戦いたく無いと思っている事を見抜き、命懸けで説得を試みる。
その想いは無事ザワールドの心に届き、ジニスの呪縛を振りほどいた彼は人間・門藤操としての自我を取り戻したのだった。
かなり卑屈かつ思い込みが激しく「俺に○○の資格はないっ!!」や「だが、しかし……」が口癖。
些細な事でやる気を出して物凄く頑張ったかと思えば、些細な事に傷付きその場で体育座りして落ち込む繊細過ぎる性格。
その為、レオを始め多数の登場人物、さらにはナレーションにまで「物凄く面倒くさい性格」と言われてしまっている。中でもゴーカイジャーゲスト回では、基本的に先輩後輩の戦隊に対する尊敬の心を忘れない鎧ですら「めんどくさい」と洩らしている。
特に卑屈の方はかなりの筋金入りで、最初は服を着る事から食事を貰う事まで拒否し(救出された時は上半身裸だった)、すぐ何かに付けて「俺のせいで……」といじけてしまう。ザワールドの資格者とされてしまっていたのも、その姿を「実に暗い、卑屈な目」とジニスに気に入られてしまったせいである。
しかし、思い込みの激しさを良い方向に利用したポジティブな思い込みをした時の爆発力は侮れない(たった1人で敵怪人を追い詰める事もできる)。
タスク曰く「調子のいい時と悪い時の差が激しすぎる」。
幼少期は身体が弱かった為ろくに運動も出来ず友達も全くいなかった(一応、克服しようと鍛えてはいたらしい)事から、ただでさえぼっちで引っ込み思案だった所に一連の出来事が原因で悪い方向にこじれ過ぎた為こんな状態になってしまったと思われる。
この辺は大和に「友達」と紹介されて途端にテンションが上がる、自分と似ている(と一方的に思っている)タスクだけ名前をやたら呼ぶ、美人であるアムとセラに手を握られただけですさまじくテンションが上がるなど、妙にリアル過ぎる描写が多い。
特に自分を「みっちゃん」と呼んで気にかけてくれる大和に対してはほぼ依存レベルであり、大和に(自分とセラ達以外にも)友達がいると知って落ち込んだり、仮面ライダーエグゼイドの放送により変更されたSHTでは大和をエグゼイド/宝生永夢に取られてしまったせいか一人ずっと体育座りをしている。
しかし、自らの力を命を守る為に使う事や、これまでの罪滅ぼしの為に戦う事を決める等、良くも悪くも責任感が強い人物であるのも間違いない。
卑屈で引っ込み思案な性分、体育座り癖は物語を通じて徐々に改善されていく。
当初は3人のジューマンパワーを奪った(そもそもの原因は、3人が人間界にいる間にバドが王者の資格をリンクキューブから1つ持ち出したから)という自責の念に駆られる余りジューマン恐怖症に陥ったり、パワーを奪われたジューマン3人が自分を恨んでいると思い込み、幻影の彼らに怯える事もあった。
この幻影ジューマン達はジューマンへの恐怖を克服した後も時折現れ、操は重要な事は彼等と会話しながら決断する(後述)。
人間なのでデスガリアンの気配を察知できず、ジュウオウジャーのメンバーで唯一ジュウオウチェンジャーを持たないためか5人と別行動中にデスガリアンやバングレイが現れた際は大和が一般のスマートフォンで連絡を取っている様子(第24話より。ジュウオウチェンジャーは人間界の携帯と互換性がない)。
ただし戦闘が必要になるのは他のメンバーと一緒にいる時が多く、外で活動していたらデスガリアンの活動に巻き込まれ気配を感じた仲間達が合流といったパターンも多いため、さほど問題にはなっていない。
体を鍛えるため、日課としてランニングを行っている。
また、性格の不器用さに反して手先はかなり器用で第20話のラストではセラ達のジューマン姿のぬいぐるみを作っていたり(ちなみに実際に商品化されている)、”お中元”として自作のお菓子を持ってきている。
第31話では(元々の素質以上に)友達作りのために努力した結果ではとセラが分析しており、操自身も否定していない。
趣味は釣り。OPの個人カットに使用されていたり、「釣りはいいぞ! 心が無になる!!」と言って他人に勧める程に入れ込んでいる様子。
オオカミ「お前の罪は消えないぞ! 一生恨んでやる!」
ワニ「俺たちのジューマンパワーで戦えばいいよ。うん!」
サイ「あんまり悩むなら、両方取っちゃえば?」
声-ボルケーノ太田(犀男)、かぬか光明(鰐男)、高橋英則(狼男)
演-草野伸介(犀男)、大林勝(鰐男)、蜂須賀祐一(狼男)
ラリーと同じく地球で暮らす事となってしまった3人のジューマンでジュウオウザワールドのジューマンパワーの元となった存在。第16話ラストから登場。
大和達の知らない所でナリアとマントールによって捕獲され、ジニスによって強制的にジューマンパワーを引き出されてしまう(操の当初の妄想内では亡霊の様に登場していたが、実際の生死は不明。しかしナリア曰く1人の人間と3体のジューマンを融合させたとの事で現在は下記の妄想内の人物として存命しているとの事)。
第20話で操の前に幻影の彼らが現れるが、幻影の彼らは操自身の妄想であり(しかも本人達が「俺達お前の妄想だから」と幻影であることを認めている)、操の罪悪感や後ろめたさ等が分かりやすく具現化したもの。それぞれサイは中立、ワニは肯定、オオカミは否定の意見を出す事が多い。
最初こそ操を恨んでいる様なやり取りをしていたが、クバルとアザルドに追い詰められた大和達を見て迷っていた操に操がジュウオウジャーとして戦う様に後押しをしている。要するに操が自分の中の罪悪感や迷いと向き合う切っ掛けとなった。
以降も操が重要な局面で悩んでいるシーンに出現し、操と少しコントっぽいやり取りを交わしている(余談だがワニはアム派、オオカミはセラ派な模様)。
しかし何度も書いてある様に幻影の彼らは所詮は操の妄想に過ぎないので第22話時点で生死不明の本当の彼等が操の事をどう思っているのかは不明である。
大和と同じ様に操も彼等からジューマンパワーの恩恵を受けている様で第22話ではサイの敏感な触覚の力を発揮。
爆弾にされた立体駐車場を見事発見する事に成功し、町ごと爆殺されるのを回避した。
EDの2番バージョンにもラリーや鳥男と共に登場しており、とてもジューマンパワーを奪われた被害者とは思えない程ノリノリで踊っている。
最終話でラリーと共に講演会に出席した操の前にも登場。多くの人間やジューマンの前で演説をやり遂げた操を見届けたかの様に消えていった(操がもう罪悪感や後ろめたさに浸らなくなったことへの暗喩と思われる)。
「帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー」ではサイのジューマンである格闘家リリアンが操にサイのジューマンの面影を感じており、ジューランドでは高名な格闘家だったのではと思わせる描写がある。
第20話
大和達に連れられて家にやって来たのはいいものの、上記の性格が発覚。
一応大和に押し切られる形で服は借りるが、いざ話し合おうとした途端セラ達のジューマン姿を思い出し「やっぱり無理‼︎」と叫びながら逃げ出してしまう。
そこへジニスの命で彼を回収する為にやって来たアザルドとクバルにジューマン4人が捕らえられ、交換条件で引き渡しを要求されるも、悩む余りに決断が鈍る。
しかし大和の必死の説得と自分の為に命を張る4人の姿を見て、自分の罪滅ぼしと仲間の為にも戦う事を決意し、「ジュウオウジャー6人目の戦士」としてデスガリアンに立ち向かう。
とはいえ前回ボウリンゲンを逃した事を指摘された途端体育座りでへこんだり、戦闘後大和から「みっちゃん」と呼ばれ食事に誘われて一瞬喜んだが、大和が具体的なスケジュールを考慮していなかった為「社交辞令」と勘違いしてまた落ち込むなど、未だメンタルはブレブレの様子。
第21話
大和から借りた服(ちゃんとクリーニング済み)を返しに、上記の手作りぬいぐるみと菓子を持ってやって来た(何故かスーツ姿)。
ぬいぐるみやお菓子に喜ぶ一同(大和は若干困惑気味)だったが、タスクがザワールドの武器について問いただした所、ジニスから渡されただけでどうやって作られたのか何も知らなかった為、「役に立てなくてすまない…orz」と落ち込んだ。
しかもプリズナブル襲撃時もそのまま何もせず子泣き爺みたいにレオに背負われっぱなしだったので「いい加減にしろ‼︎」と怒られた上、庇おうとしたタスクや他の人達諸共地下に引きずり込まれてしまった。
さらにそこでも「俺のせいで皆が巻き込まれた…orz」といじけたままで、とうとうタスクから「その面倒くさい性格を何とかしろ‼︎‼︎」とキレられてしまっている。
しかし彼から脱出のために無茶をしてしまった事と、真面目すぎる故につい一言多くなってしまう所を反省したいという『本音』を聞いた途端、いつもの妄想会話という名の脳内会議の結果タスクを「同じ不器用同士だから仲良くなれる」と勝手に解釈。
見事?な連携でプリズナブルを倒した後「不器用な者同士よろしく」とよく分からない友情を結んだ。
第22話
ジョギング中に触った自転車が偶然爆発した事で自分が触れた物が爆弾になってしまうと勘違いし初っ端から落ち込む。
だがそれが切っ掛けで上記のジューマンパワーに目覚めていた事が発覚し、最初は落ち込むがセラとアムに手を握られて、3度目の脳内会議をもとにその能力でイルジオンの爆弾探しに奔走する。
そしてなんとか発見するもののまさかの立体駐車場で、タイムリミットが迫る中みんながどうすればいいのか迷っていると、アムに煽てられた操はなんとビルを一本釣りして空中に放り投げる荒技を披露した。
その後パワーアップしたイルジオンに「こっちだってもっとスゲェ事ができる!!!」と言って即興でワイルドトウサイキングを生み出し勝利に導いた。
だが、真理夫の家に帰った際に大和が操を連れてくる事をうっかり伝え忘れていたため、結果として叔父さんが用意していた夕食が一人分足りず、「やっぱり俺には皆と食事する権利がないのか…」とショックを受けてまたもや落ち込んでしまうのだった。
第23話
大和達に花火大会に誘われウッキウキになり早々と浴衣を着て登場。
クルーザとバングレイ襲撃時も「花火大会が見られない!!」と珍しく最初から奮戦し、視聴者に『あれ?今回は案外大丈夫かも…』と思われていたが、よりにもよって戦闘で張り切り過ぎた為にせっかくの浴衣が破れてボロボロになってしまい、赤ジャージ姿で「俺は花火なんて見る資格が無いorz」と隅っこで安定の体育座りをしていた。
劇場版(※ネタバレあり)
ジューマン達のサーカスに行った大和達5人とは別に、一人テントを張って釣りをしていた所で傷だらけになった大和を釣り上げる。どうしてそんな状況になったかを大和から聞いた(この、大和の回想という形で映画の序盤は展開する)後、「ごめん…自分だけ呑気に釣りしてて…」と凹む。
しかし、大和に頼られた事で張り切った操は、大和達5人がドミドルを追い出した後の宇宙船を22話の様に一本釣りして地面に引きずり落とし、中に捕らわれていた子供達を開放した。
第24話
バングレイの能力で蘇った母・和歌子と一緒にいる大和を偶然目撃。それを恋人と一緒にいると勘違いしてアトリエ・モリに向かったが、そこでのやり取りで大和以外の5人はバングレイの企みに勘付く。
その後、大和の記憶を玩ぶ残忍極まり無い所業を仕出かしたバングレイに対し、他の4人と共に怒りを募らせて最初からハイテンションで戦った。しかし戦闘後、大和の過去を聞かされて「そんな事も知らずに俺は失礼な事を…orz」とまた隅っこで体育座りしていた。直後にレオが提案した、大和を励ますための食事会を自分の為に開いてくれると勘違いし、レオから「オメーの(為の食事会)じゃねえよ!」と突っ込まれ再び落ち込む。
第25話
前話での出来事で落ち込んでいる大和を励ますべく、初めて魚を釣った宝物の釣り竿を渡そうとしたがレオに「そんな物欲しがらねぇよ」と言われて凹み、外へ出て行く。試供品のカメラを見付け、ジューマンとの脳内会議を基にレオ以外の4人を写真に撮るのだが、そのカメラがジャシンガーのバラ撒いた「撮った生物を写真に閉じ込めるカメラ」だった為に4人を写真に閉じ込めてしまい「また自分のせいで…orz」と塞ぎ込む。
その態度を前から不満がっていたレオから遂になじられるも、何と言い負かされる所か反論。そして、お互い思っていた事をぶちまけた事である程度スッキリしたのか、2人で大嫌いコンビを結成(?)して写真に閉じ込められた人達を開放、ジャシンガーも打倒した。
その後、仲直りついでに何処かの河原でレオと釣りをするが、獲物が掛かるまで待ち続ける釣りとレオの性分が合わなかった為、「釣りってつまらねぇ!」と言ったレオとまた喧嘩した(しかし、こんな前向きなオチを見せた操は今回が初めてである)。
第26話
第20話での約束通り、大和達5人とカフェで食事をして(パフェを食べながら)『俺はこの味を一生忘れない』と涙を流すほど感動。そこで大和の昔の友人、林ダイチと出会い共にアトリエ・モリに行ったのだが、彼と大和が親しげに話しているのを見て“大和には自分以外の友達がいた”と言う事実に凹んでベンチチェアの上でクッションを手に体育座りしていた。
その後ダイチの結婚式に観客として(ほぼ勝手に)出席するも、式の新郎新婦を狙うバングレイを食い止める為大和を式場に残し、他の4人と共にバングレイの前に立ちはだかる。そして、余りに身勝手で外道な目的を語ったバングレイに対し、テンションがブレなくなる程の怒りを燃やして対峙、大和の代わりに名乗りのセンターを務めた。
何とかバングレイを退けた後、大和達と一緒に結婚をフラワーシャワーで祝福した。
第27話
流しそうめんをしようとやってきた所、バングレイによって二人にされたセラとタスクに悩む大和達に遭遇。事の次第を知ると自分も友達の為に何とかしようと見分けクイズに出題者として参加。しかし、ちょっと面倒と言われて事にまた凹み、更に自分が出した割と大した事が無いクイズ(前述のカフェの食事の話)で「あんな些細な日常をみんな記憶してくれているなんて…嬉しいよぉ!」と感激する。
第28話
バングレイと戦っていたキャプテン・マーベラス/ゴーカイレッドと遭遇。彼を仲間達が案内するのに付いて行った先で初めてリンクキューブの現物を見る。
そこで見付けた、大王者の資格=ホエールチェンジガンに残されていたジューランドの創始者である古代のジューマン、ケタスの立体映像に対し敬意を示したのか手を合わせていた。
その後、ホエールチェンジガンを巡るバングレイやゴーカイレッドとの三つ巴の戦闘に参加。そこでゴーカイレッドのゴーカイチェンジを目撃するが、自分より多くの姿に変身出来る相手に敗北感を覚えて凹む。
以降、バングレイが巨大ボウガンスを再現して来ても未だ塞ぎ込んでいたが、第22話の様にアムに煽てられてあっさり奮起。トウサイジュウオーを召喚・操縦してボウガンスを撃破した。
第29話
前話の巨大戦を終えて大和以外の4人の援護に向かったが、4人がゴーカイジャーと4対4の戦いを繰り広げるのを見て自分1人あぶれてる事に落ち込む(戦いに乱入すると言う発想は無い様だ)。直後、当然現れた伊狩鎧と戦おうとするが、彼の取り成しでお互い戦闘を止めて事情を説明し合う事に。同じ追加戦士の縁からか操は鎧から話を聞くが、ゴーカイチェンジの仕組みを聞いた所で前話での敗北感が再燃して凹み鎧を困惑させる。
巨大戦では鎧の記憶より実体化したゴクドス・ギルをゴーカイジャーと共にワイルドトウサイキングで撃破するが、その直後の勝鬨がハイテンション過ぎて鎧を引かせていた。
第30話
キューブホエール探索の為水柱が目撃された海岸に赴くが、「俺が潜って見つけてやる」とウェットスーツ(水中ボンベとゴーグル付き)を着用。何故かいつも以上に気合を入れているが、直後に現れたバングレイとの戦闘では気合が空回りして仲間の足を引っ張りまくった(野生大解放で放った斬撃を仲間に当てる、海に飛び込んだバングレイを釣り上げようとしてセラを釣ってしまう)結果落ち込む。
程無くして、セラがキューブシャークで海に潜ろうとする所をキューブクロコダイルに乗って付いて行くが、海中でバングレイがクバルに撒かせた毒を浴び身体が痺れ始める。何とか離脱しようとするものの、毒を撒くバングレイの宇宙船(※クバル操縦)を見付けるや自分が毒にやられる事を承知で宇宙船を攻撃、これ以上海に毒が撒かれるのを食い止める。
直後、力尽きて海の底に沈み掛けるも同じく弱り掛けていたセラに助けられ、何とか2人揃って海中より帰還。浜辺で倒れている所をレオ・タスク・アムに発見される。
第31話
前回毒にやられた為セラと一緒に介抱を受けていたが、タスク特性の解毒薬(強烈な匂いと不味い味がする)を飲んで悶絶する。直後仲間達が出て行きセラと2人きりになったが、そこで落ち込みつつも「リンクキューブやジューランド等、ジュウオウジャーとして自分が知っておくべき事を知らな過ぎたが、せっかく出来た友達の為にもっと役に立ちたい」と言う、気合を入れた理由を打ち明ける。
その言葉に共感を覚えたセラの励ましを受けるや、さっき飲んだ解毒薬の効き目もあってかオーバーアクション気味で元気になり立ち上がる。そして同じく回復したセラと2人で、仲間達がキューブホエールを見付けた場所へ駆け付け、「俺は何度でも立ち上がる、俺が望む俺になる為に!」と叫びつつセラと一緒にバングレイと交戦中だった大和の危機を救う。
戦いが終わった後、他のジュウオウキューブ同様縮小したキューブホエールに話し掛けるが、いきなり正面から話し掛けたので相手から怖がられてしまい落ち込んだ(直後に「優しく話し掛けよう」と大和からのフォローが入っている)。
第32話
仲間達と一緒にパンケーキパーティーをしていたが、上手くパンケーキを作ろうと仕切るタスクに叱られて(明らかに過剰な盛り付けをしていたのが理由)落ち込む。
その後街中に現れたオモテウリャーに立ち向かうが、敵の放ったコンボ技を自分とタスク以外の仲間達が食らい、レオ以外の3人が自分のネガティブさや面倒臭さをなじり口撃して来た為、パンケーキを焼いていた時もそう思っていたと妄想(ご丁寧にも大和達3人が出てくるいつもの脳内会議特別版付き)した結果、ネガティブさが爆発して何処かへ走り去ってしまう。
ほどなくして我に帰った大和達は、敵のせいとはいえ言い過ぎてしまった事を反省する。そこでみんなはタスクを比較対象に操の事を話し始めるが、「操は長い間一緒にいたタスクと違い、批判と悪口の区分けが付かない」という意見を述べ、それを窓の外からこっそり聞いていた操はしばらく考えた。
再びオモテウリャーの増幅攻撃を今度は5人全員が食らうが、先程の意見を聞いた操は、「俺はみんなの本心が知りたい!何でも言ってくれ!」と叫び、口撃に耐える(口撃を受けた際強風に耐えるような体勢を取っている)。そして邪悪な形でだが本音を言える事を逆手に取ったタスクが、「操はネガティブで面倒臭いけど、そんな操が僕は好きだ!」と絶大なツンデレ返しをした事で操は奮起。直後の戦闘ではタスクの思いついた作戦により背中合わせに担がれつつも見事な連携でオモテウリャーを圧倒、勝利した(オモテウリャーを吹っ飛ばした直後、仲間に「(悪口を)言われるのが何か気持ち良くなって来た」と若干危ない嗜好に覚醒した様な発言はしたが)。
その後、自分が盛り付けをしたパンケーキを仲間から辛辣な感想を言われつつも食べて貰い、「みんなともっと仲良くなる為だ」と辛辣な意見を受け入れ聞いていた。しかしその一方、先程の連携に関して「本当は大和と連携したかった」とタスクにぶっちゃけて意気消沈させていた。
第33話
人間に相撲を強要するスモートロンと初対峙した際、“かつて友達を作ろうと相撲大会に出たが、試合時にまわしがすっぽ抜けて全裸になった所(相撲で言う所の『不浄負け』)を笑い物にされた”という苦過ぎる過去を思い出して凹む。それでも大和に励まされて立ち向かうが、結局負かされペナルティで相撲の特訓を暫く強制させられた。
第34話
戦いに呼ばれなかったので拗ねて暴れるキューブホエールを大和が押え込む光景を見たアムに「タスク君も操君も最初はあんなだったね」と言われかつて敵として襲い掛かった過去を思い出して体育座りする(ただ、雰囲気からして深くは落ち込んでいない様子。彼の成長を感じさせる)。
真理夫が作ったキューブホエールの偽物を使いバングレイを騙す作戦では締めである誘き出したバングレイに必殺技を喰らわせる役をみんなから任され、何処かの山間でサイの被り物を付けて(他のメンバーは記憶を読み取られるのを防ぐ為に被ったが、仲間に合わせたのだろうか)野生大解放をしながら待ち構えていた。
ところがそこへ襲い掛かったのは、バングレイがクバルの記憶から実体化させたコピーのジュウオウイーグルだった。実はバングレイと手を組んだクバルの読みでジュウオウジャーの作戦は既に見破られており、他のメンバーもまた仲間達のコピーと戦わされていた。
その事を暫くしてコピーのイーグルより聞いた操は、コピーのイーグルを圧倒して撃破。同じくコピーを打倒した4人と合流して大和の元に向かうが、大和はコピーのジュウオウゴリラに敗北し、バングレイとクバルに連れさられる。
因みにセラ・レオ・タスク・アムの4人が戦ったのはかつての好戦的な性格のジュウオウザワールド(デスガリアンのエクストラプレイヤー時の)だった。同話前半で操が敵だった過去を思い出したのはこれの伏線だった様だ。
第35話
真理夫がいつもの調子で出てきた際には居たたまれない気分になり真理夫へと土下座した(すぐにアム達が止めて誤魔化したが)。
更に、キューブホエールが拘束を破って大和の元に向かおうとしたのでそれを捕まえたのだが、そこでのキューブホエールの様子を見た操は自分の姿を重ね合わせ、その心情を体育座りの体勢で説明。それを聞いたレオ達4人は、キューブホエールとも協力して大和を助ける事を決める。
大和を救出し、戦いを終えた後、大和の感謝の言葉を聞いた操は、余りの嬉しさにレオと一緒に大和へハグした。
第36話
友達と一緒にハロウィンへ出られる事を嬉しがっていたが、サンババ襲撃時のいざこざでタスクを“王子様”と呼ぶ少女・真美がタスクにくっ付いて来たのを見て落ち込む。更に真理夫がタスクとアムの関係を疑う発言をした事でショックの余り卒倒。しかし程無く、話題がハロウィンの事になった途端、「ハロウィンの服を買いに行こう」とゾンビの如く起き上がって喋った。
そしてハロウィン当日、仲間達が各々のコスプレをする中、操は布お化けの格好にドクロメイクと言う妙に気合の入ったコスプレで参加(※ミニスカメイドの格好をしたレオも大概だが)。
タスクに代わり、アムが真美に“王子様”と呼ばれ懐かれた際には、その急展開について行けず唖然とするタスクに対し、操はしたり顔な態度で励ましていた。
第37話
アトリエ・モリにやって来た伝書鳩からの手紙を切っ掛けに、ラリーと初対面。その際21話と同じくスーツ姿で贈答品(バナナを詰めたカゴ)を持参した。その後自分がジュウオウジャーになった経緯を説明し、その際にジューマン3人を犠牲にしてしまった自責(思い込みだが)をラリーへ語り励ましを貰う。
直後、町中にサグイルブラザーズが現れた為、その場にラリーを残して迎撃に向かう。そこで相手が二人掛かりで繰り出すダブルダッチ戦法に仲間と巻き込まれるが、これを憧れの大縄跳びと解釈して歓喜。しかしダブルダッチのスピードはどんどん速くなり、ついに操が足を引っ掛けて転倒、大和が足を負傷してしまう。それでも大和がサグイルブラザーズの片割れを倒した為難は逃れた物の、調子に乗って周りの見えなくなっていた操はショックを受ける。
その後、大和の応急手当ても兼ねてラリーの元へ戻るが、応急手当ての光景に加え他の4人が「(敵がいるのに)タイミングが悪い」(※崖に埋まった巨大ジュウオウキューブについて話していた)と口走った事で自分が責められていると勘違い、離れた所へ走って行ってしまう。そこで暫しうなだれていたが、大和から「タイミング等がそれぞれ違うから生き物は支え合う」フォローされる。
そして、片割れを倒したはずのサグイルブラザーズが再び出現した為対峙。相手は再びダブルダッチ戦法を仕掛けてくるが操はそれに対しロープを掴み、更にはそのパワーでロープごと敵を振り回して投げ飛ばす(物体を切断する力を持つロープを掴んだ為両手も無事では済まなかったが、その両手に対して操は「この(両手の)痛みが誇らしい」と発言。…やはり目覚めたのだろうか?)。そして
第38話
巨大戦では大和と共にワイルドトウサイドデカキングを完成させて対峙。巨大化前と同じダブルダッチ戦法を仕掛けて失敗した相手に対し操は「俺達とジュウオウキューブの“繋がり”が生んだこの姿に、そんな攻撃は通用しない!」と啖呵を切って返し、その勢いのまま相手を圧倒・撃破した。
今話の操は一切凹まず体育座りもせず、最後までカッコイイままだった。本格的に『ジュウオウジャー』へ登場してからちょうど19話目、始めて顔出し出演した回(第19話)の倍数となる第38話でこの偉業を成しえたのは何たる運の巡り合わせだろうか。
第39話
セラと彼女をナンパした男・零がデートしている(セラは否定するだろうがどう考えてもそう見える)のを仲間と尾行するが、この間の操は『恋愛🚫』と書かれたハチマキを頭に巻き「大人だ…」と呟きながら半ば放心状態だった。
その後紆余曲折あって零との関わりを清算、仲間達と共にシェフードンを倒したセラは憂さ晴らしのヤケ食いをしていたが、そんな彼女の前で操は「(男と)何があったんだろう」とレオとヒソヒソ話。しかし耳の良いセラにそれを聞かれて凄みを効かされた為、レオと抱き合ってビビっていた。
第40話
キルメンチが現れた為迎撃に向かった(先んじたレオ以外、出会ってすぐ帰られたが)帰り道、カツアゲされていた少年・ジュンと遭遇。彼を連れてアトリエ・モリに戻り、自分の経験を思い出しつつ(自身もかつてカツアゲされていた様だ)「カツアゲを拒否できなければ大本の解決にはならない」と発言。この言葉を切っ掛けにレオとジュンの強くなる特訓が始まった。
その後、特訓の集大成としてジュンが財布を取り返すのをアシスト。ジューマンの姿になったレオをジュウオウザガンロッドでジュンの後ろへ吊り下げ(レオ以外の4人にも支えて貰っていた)、ジュンの一喝に合わせてレオの咆哮を放つ事で不良をビビらせて財布を手放させた。
第41話
第22話の様にジョギングをしていたが、そこにジニスが突如姿を現す。過去の強烈なトラウマに支配されながらもジュウオウザワールドに変身して戦うがあっさり返り討たれ、重傷を負って連れ去られてしまう。
その後、連れ去る際にジニスが指定した場所へやって来た大和達5人の手により、操はあっさりと救出される。直後、ジニスが建物を攻撃して来たので脱出すると、配下を引き連れたクバルがジニスを配下で取り囲み反逆の宣言を行ったのだが、操はその宣言に乗ってクバルと手を組んでジニスを倒そうと仲間達に持ち掛ける。
疑問に思いながらもその提案に乗ってジニスに立ち向かうジュウオウジャーだったが、対するジニスは第31話で得たキューブホエールのデータで“シン・ジニス”へと変貌。圧倒的な力で戦場を蹂躙、次々とクバルの配下を倒して行くが、その余波をモロに喰らった操はジュウオウザライトを残して消滅してしまう。
実は同話序盤で操を襲ったのは、クバルがナリアの記憶から作り出したコピーのジニスであり、それが指定した場所に捕まっていた操も同じ方法で作られたコピーだったのだ(よく見ると負っているはずの怪我が無い、クバルに都合が良い提案を持ち掛けた等の違和感があった)。彼の役目はクバルが、ジニスへの反逆にジュウオウジャーを巻き込む為の手駒であり、大和達を信用させる為コピーのジニスが捕らえた本物の操より取り上げたジュウオウザライトを持っていたのである。
一方本物の操は、ボロボロの姿で手枷を付けられ、何処かの川の上に吊るされていた…。
第42話
吊るされていた所を大和、タスク、アムに見つけられ、近くの病院(大和の父親、風切景幸が勤務している)に運び込まれる。その後意識が回復、包帯だらけの姿で目覚めるも心はジニスに襲われたトラウマと恐怖で支配されていた。
それからしばらくして、巨大化して暴れ回るクバルに苦戦する大和達の姿を病室の窓から目撃。自分の心に巣くったトラウマに苦しんでその場に体育座りし、久しぶりにいつもの脳内会議を行う。
しかし、今回のジューマン3人(操の心の声)は一律に操を叱咤激励。これを受けた操は「変わりたいんじゃない、変わるんだ!」「俺に怯えている資格は無い!」と自らを励まし、傷付いた体にムチを打って仲間達の元へ向かう。
そしてトウサイジュウオーを駆ってクバルを攻撃、仲間の危機を救った後「俺はもう逃げない!ジニスがなんだ!デスガリアンがなんだ!俺にはみんながいる!昔の俺とはレベルが違うんだよォォォォッ!!!」と叫んでジニスへの恐怖を振り払った。そしてその姿に勇気を貰った仲間達と共にクバルを圧倒する。
それは同じくジニスへの恐怖心を抱きながらも、その恐怖に打ち負け精神崩壊してしまったクバルとは対照的だった。
その後、怪我を押して無理したので車椅子に乗る羽目になった操だが、自分の心の壁を乗り越え『王者』に相応しい風格を得た彼の顔は晴れやかだった。…一方、それを傍らで見た大和は「みっちゃんは俺より大人だよ」と呟いた。
第43話
無事退院した快気祝いと日頃の感謝も込めて、彫刻刀用の砥石をクリスマスプレゼントとして真理夫に送る(それを見たジューマンの4人も、真似して真理夫へ送るプレゼントの為に奮闘する事となる)。その流れでクリスマスパーティを皆で行う事になったが、買い出しの最中でセラ一行がジューマンの姿でクリスマスケーキを噴水付近で売っているのを目撃して、大慌てでアトリエ・モリに帰ってきて大和に知らせる。おまけに真理夫が急用でカナダへ出かける事を聞かされたのでちょっと唖然とした(但し、第42話での戦いを経てかその場で落ち込む様な真似はしなかった)。
その後大和と共にジューマン組のプレゼントを入手、急いで真理夫へ渡そうとした所でガッカリゼに遭遇。すぐにアザルドまで現れた為プレゼントを渡すのは後回しにして交戦、ガッカリゼを倒した(この際、傍らで真理夫に見られていたのには気付かなかった)。
結局、プレゼントは真理夫に渡せなかった物の、「帰って来たら改めて渡せばいい」と決めて仲間達と共にクリスマスパーティを満喫した(この際、かつての様に大げさに感動せず、普通に楽しんでいる姿は見ていて感慨深い)。
第44話
年明けのアトリエ・モリで、レオとメンコ遊び(因みにメンコはジュウオウジャーVSニンニンジャーの入場者プレゼントにもなった)をして圧勝していた(しかも負けず嫌いのレオと張り合う)所に、真理夫が帰って来て『人類の王者・ジュウオウヒューマン』になったつもりでコスプレを披露。大和達と一緒に戦うと言い出したので一旦宥めてこれまでの事情を説明する事に。
そこで操がジュウオウザワールドにされた話になると、またそれに罪悪感を感じて体育座りして真理夫に励まされ泣いた。しかしそんな操にとって、真理夫と大和がいるアトリエ・モリは“始めてできた友達の家”であり、大切な場所である事を告げて真理夫に感謝の言葉を述べた。
ジニスと対する思いを馳せた際には思い極まってベランダへ出て「勝つぞー!」と叫んだ(当然セラに止められた)。
第45話
バドを狙って、地球に赴いたアザルドと仲間達が戦っている事も知らずに釣りに勤しんでいたが、今回は一匹も釣れずボウズ状態だった。そこで藪の中から現れたラリーと再会(操はこのときクマと勘違いした)、『ジュウオウザワールドの装備を見せてほしい』と言われる。
その後、ラリーと共にアトリエ・モリに行き、バドの行方を探し回って戻って来たセラ・レオ・タスクも交えてアザルドの体の破片(ラリーがバドから預かった)とザワールドの装備を並べる。
そこでラリーが語ったのは、アザルドの体はジュウオウキューブと同じ『地球のパワーの結晶』で、その体の破片=キューブを元に操達から造られたのがザワールドではないかという推論だった。
第47話
大和が父との事をまだ解決できていない事を話すが真理夫から、結局は大和しか解決できない問題と諭される。
巨大戦では野生大解放し、それでジューマンパワーを極限まで引き出してワイルドトウサイドデカキングを動かし、かつて自分が単独でやった時の様にサジタリアークをケーブルごと地球の地面へ引き摺り落とし大破させた。
最終話
“無数の細胞サイズのメーバの集合体”と言うジニスの正体が発覚し、操自身もジニスに気に入られたのが、当時の彼がジニスと同じコンプレックスの塊だった為だと気付くが、大和達に「自分の事しか考えないジニスと仲間を大切にするみっちゃんでは全然違う」と励まされる。
その後の戦いでジュウオウザライトが使用不可になってしまうが、地球のパワーが注がれてジュウオウザライトが修復。これを持って操は地球にジュウオウジャーとして認められた事を実感した。
戦いが終わった後、ジューマン達がジューランドへ帰る直前に最高の仲間達と円を組んで抱き合う。リンクキューブが復活して再起動するのを見届けた……直後にジューランドが地球と一体化したのを目撃する。
その後は人間とジューマンの橋渡しをする為、ラリーの開いた講演会に出席。そこで壇上に上がり、大勢の人間とジューマンの前で「俺達は共存できる。友達になれる。仲良くなれる!」と堂々と宣言した(この直後、いつも心の中で話をした3人のジューマンが登場。操の成長を見届けたかの様に手を振って消えていった)。
そしてまた、いつもの仲間と集まって穏やかな時間を過ごしていた所に、ブタの子供ジューマンを連れてやって来た大和を迎えた所で、ジュウオウジャーの物語は終わりを告げた。
ジュウオウジャーVSニンニンジャー(※ネタバレ要注意)
夏の劇場版では出番が控えめだった反動からか、映画全編通しての見せ場が非常に多い。
詳しく書くとストーリーを丸ごとネタバレしかねないので、以下より活躍部分だけをピックアップする。
- 手作りのお弁当を持って仲間のいるキャンプ場に向かっていたが、走って来た伊賀崎快晴とぶつかりお弁当が台無しになる
- ルンルンの語った回想(※作り話)の中でもジュウオウザワールドの姿で体育座り
- ボロボロに荒れたキャンプ場を後にしてアトリエ・モリに行くが、そこに忍び込んでいた凪と風花に捕まり、ルンルンの前に連れてこられる。そこで「(スーパー戦隊の)ニセモノめ!」と言われショックで体育座りの姿勢で横に倒れた(※ジュウオウザワールドは当時“偽ジュウオウジャー”扱いだった)為、そこにルンルンから蔦の縄とマスクを掛けられた上、その姿を写真に取られジュウオウジャーに送りつけられる
- 拘束された上で凪や風花に加え、八雲と霞のニンニンジャー4人から尋問を受けるが、口に掛けられたマスクのせいで言う事が相手への悪口や罵倒に変換されてしまう
- 上の状況を何とかする為にいつもの脳内会議を行い、そこで考え付いた“尻文字で『マスク』(を外してくれ)と伝える”を実行。これがルンルンを怪しんでいた八雲と霞に伝わり、これを切っ掛けにニンニンジャーはジュウオウジャーと和解する。…しかし後述の作戦の為、拘束を解かれないまま一夜を過ごす羽目に
- 夜が明けて、敵を騙す為に事情を知らない大和と天晴を巻き込み、仲間達と共にニンニンジャーと対決。操はキンジと戦う(キンジの方も、操と似た様な扱いをジュウオウジャーから受けており、この2人の対決は割と本気っぽい感じだったりする)
- 見事敵を騙す作戦は成功する物の、お気楽な天晴に対し自分も騙されていた事に頭を抱える大和をなだめる
- ギルマーダの生み出した『闇の使い』のうち、キンジと共に晦正影と交戦。そこでキンジ先導の連携を決めた直後、追加戦士同士の共闘記念に自撮りへ一緒に入れて貰い感激。テンションを上げて野生大解放、キンジを援護して敵を近くのビルへ叩き付ける。そして、一ヶ所に纏め追い詰めた闇の使いに、自身のジュウオウザフィニッシュを加えたジュウオウスラッシュを発動。ニンニンジャーの五連忍烈斬と共に喰らわせて撃破する。
- 事件の解決後、ニンニンジャーと共にキャンプのやり直しをする事に。そこでタスクの陰に隠れながら「一緒に釣りをしよう」とキンジを誘い、OKを貰って大喜びする
帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー(ネタバレ要注意)
本編での成長を反映してか、本作では卑屈になって思い悩む様子はない。ポカネ・ダニーロによる「地球王者決定戦」の誘いにも「世界の王者」として進んで参戦した。
大会にてサイのジューマンである女格闘家リリアンと出会う。操と融合したサイのジューマンの面影を意識されていたものの、二度もラッキースケベを繰り返したために毛嫌いされていた。
だが戦いの中で絆を深めていき、全てが終わった際に皆の前で「彼女ができた」と宣言。改めて二つの種の架け橋になったと言える。
ちなみに本作後半にて、名乗りのフレーズを「地球の王者」に改定した。
三つの戦隊がドン・アルカゲとの最終決戦にて勢ぞろいした際、何故かその隣に唐突に参戦。
誰とも面識が無い為に一同から「誰!?」と困惑されるが、本人曰く「細かいことはいい!」。
なぜか始終テンションが高く、かなり張り切って変身し、野生大解放をしたので今回ぐらいは大丈夫かと思われた。
…が、インダベーに突撃し、そのままどこかに行ってしまった。
その後の戦闘では出番が無く、アルカゲとの巨大ロボ戦後、ラッキーと朝加圭一郎が追いかけっこをしている後ろでいつもの体育座りをしていた。
『超スーパーヒーロー大戦』で主役の一人だったアムよりも出番や絡みは少なく、これといった活躍もないのでハッキリ言って特に出る必要がないキャラになっている。
作中でもガルから突っ込まれているが、結局何しに来たのだろうか(『キュウレンジャーVSジュウオウジャー』が制作されなかったことからのファンサービスだろうか?)。
エンディングのキュータマダンシング ルパパトvsバージョンではいい笑顔で踊っていた。
なお、今作での名乗りはこれまで通りの「世界の王者」に戻っている。
本人は未登場だが、ジュウオウジャーギアで召喚したジュウオウザガンロッドで川に逃げた敵怪人のワルドを釣り上げた後に副作用としてツーカイザーがネガティブ思考に陥るシーンがある。
キャラクター名の由来は「世界」を意味するフランス語の「monde」、もしくはイタリア語の「mondo」に(妄想内でジューマンを模した)自分の心と話す事からの「問答」を掛けた物と思われる。
また、「操」は三つの口→三つのジューマンパワーを操ることから来ているとする声も。また、初めはデスガリアンに洗脳され、「『操』られていた」ということもかけられているかもしれない。
『〇〇する資格はない』という口癖も「王者の資格」を持たない正規のジュウオウジャーではない事にも掛けていると思われる。
虹野明:同じくちょっと面倒くさい性格の6人目の戦士。元敵の構成員だった所も共通する。
巽モンド:同じく「世界」を意味する「モンド」に由来する名のスーパー戦隊シリーズの人物(ちなみにこの人の場合、「世界」と書いて「モンド」と読む)。こちらは『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の司令官ポジション(メンバーの5人兄妹の父)。
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