「ハハハハハッ!地下牢獄で一生を終えるがいい!」
「そのうち出してやるよ。てめぇらが骨に変わった頃にな!」
データ
身長/202cm(コンティニュー時/40.4m)
体重/182kg(コンティニュー時/364.0t)
リーダー/アザルド
対応機種/テツゴウシールド
ジャンル/脱出ゲーム
概要
捕縛した獲物を地下牢獄へと閉じ込める事ができる、チームアザルド所属のプレイヤー。
筋骨隆々の体格だが白黒の横柄ボーダー服に手錠や足枷に付ける鉄球のくっ付いた膝当て等、囚人風の格好をしている(両肩のライトは監視灯だろうか)。
重い鉄球が付いた足枷を人間の足首に嵌めて身動きを取れ難くし、地中の空間を歪ませ地面に沈める格好で地下に作った牢獄へ送り込み収監するコンボ技「ぶち込んでやるぜ!」が得意。
これを使って人間を次々に地下へ幽閉、それを使ったブラッドゲームを行おうとした…らしいが、実際は始める以前にジュウオウジャーと戦い敗北した為詳細は不明(データ内でのジャンルが『脱出ゲーム』な為、牢獄から脱出しようとする人間を痛め付け玩ぼうとしていた?)。
また、足枷はジュウオウバスターの銃撃でも壊れないほど頑丈。
戦闘では前述した鉄球を鎖分銅のように扱う他、片手剣としても使える鉄格子型の盾『テツゴウシールド』を使用。これを投げ付けた相手を鉄格子で作った檻へ閉じ込め拘束、そこへ自分の手に付いた手錠から放つ電撃を浴びせる攻撃も出来る。
名前や外見こそ囚人(プリズナー)だが、脱出しようとするタスクを妨害し牢獄の出口を塞ぐ等、やっている事はむしろ看守。その一方で自ら迎撃戦に参加し暴れる等、チームアザルド所属らしく好戦的な性格である。
メダル投入口は胸の中央。
活躍
改めて再開(わざわざジニスが発言した台詞で、それを聞いたデスガリアンの面々は戸惑っていた)したブラッドゲームの1番手として、アザルドに地球へ送り込まれる。
コンボ技を使い人間を地下牢獄に送り込んでいた所をジュウオウジャーに察知され交戦。まずはアムを抑え込んで足枷を嵌めようとしたが、とっさに足首に噛み付かれた為失敗。
今度はまたも落ち込んでうずくまった操を狙い成功、それを庇ったタスクにも足枷を嵌めて牢獄へ送れた為、一時撤退する。
閉じ込められた牢獄の中でタスクは嗅覚を使い、足枷の鉄球に手こずりつつも怪力を生かし潮の香りがする外への出口を発見。
妨害するメーバも何とか片付け脱出寸前まで行くが、そこで待ち構えていたプリズナブルが更に足枷を追加した為に完全に身動きが取れなくなり、出口も落盤を起こされ塞がれた上に巻き込まれて負傷してしまう。
だが一方、“噛み付いた時に潮の味がした”と言う味覚に優れたアムのヒントを元に海岸を探し回っていた残りのジュウオウジャーが地下牢獄を作った洞窟の近くに来てしまったので、今度は自らメーバを召喚し迎撃する。
しかし、洞窟の中で眠っていた新たなジュウオウキューブ、『キューブコウモリ』の超音波で足枷を壊してもらって自由になったタスクと操が、出口を塞ぐ落盤を破壊し他の人達を連れて脱出してしまう。
結局6人揃ったジュウオウジャーと交戦、メーバを全滅された後ウルフフォームになったジュウオウザワールドの銃撃を浴び、続いてジュウオウゴリラを初めとする5人の連携に翻弄され、クロコダイルフォームになったザワールドの投げたロッドモードのジュウオウザガンロッドを受けてしまう。
そして止めに、野生大解放したザワールドと野生解放したジュウオウエレファントの連携技を喰らい、天高く吹っ飛ばされて敗北する。
その後、ナリアにコンティニューメダルを投入されて巨大化。ジュウオウキング、ジュウオウワイルド、トウサイジュウオーと交戦する。
テツゴウシールドを投げて生成した檻にロボ3体を閉じ込め電撃を浴びせるが、ザワールドが召喚したキューブコウモリの放つ超音波に檻を壊されてしまう。
そして戸惑った隙にキリンバズーカを装備したジュウオウキングから砲撃を浴びせられ、モグラドリルとクマアックスを装備したジュウオウワイルドの連撃でテツゴウシールドを叩き落とされてしまう。
最後はキューブコウモリの変形したコウモリブーメランを装備したトウサイジュウオーが放った必殺技『コウモリブーメラン・ジュウオウカッター』を直前に防御しようと慌ててテツゴウシールドを拾って構えるも破損していて使い物にならずそのまま直撃、「お勤め、ご苦労さんでした~!」という断末魔を残して爆散した。
余談
声を担当した江川央生は、第21話のサブタイトルの元ネタである大人気海外ドラマ『プリズンブレイク』で、ドミニク・パーセル演じるもう一人の主人公リンカーン・バローズの吹き替えを担当していた。どう考えてもサブタイトル引用元からの起用だと思われる。
ジュウオウジャーの1号ロボであるジュウオウキングは、炎神戦隊ゴーオンジャーの同じく1号ロボであるエンジンオーとの共通点が多いが、プリズナブルの声を演じた江川氏はかつてエンジンオーの下半身を担当した炎神バスオンを演じている(上述の通り、劇中で共演を果たしている)。
江川氏は次回作でも地球人を投獄する怪人を演じた。
関連タグ
デーボ・ローヤローヤ、チェーンシャドー:同じく拉致、監禁繋がり&鎖使いの戦隊怪人の先輩達。