ガブリオ(ジュウオウジャー)
がぶりお
巨大なアゴでどんなものでも一瞬で食らい尽くしてしまう、チームアザルド所属のプレイヤー。
恐竜やワニのような巨大な顔と口を持ち、身体の各部にローマの武具のような装飾品を持つ。
その姿に違わず大食漢のプレイヤーで、コンボ技「いただきまーす!!」でビルのコンクリートの他、ジュウオウジャーの武器ですらもを噛み砕いて食べてしまい、コンボ技で人間社会のビル群を食らって破壊し尽くすブラッドゲームにエントリーした。
強靭な顎と牙を持つ強力な猛者であり、鶏冠のような頭部からはビームを放つことが出来るが、頭が少し間抜けなようで、ジュウオウジャーの名前を忘れたりしていた。
また、トライアングラーから脱出した際に空中から木にぶつかり、その弾みで逆さのままに地中に埋まって抜け出せなくなりそのまま忘れられ、逆さのままに亀のように動けなくなったところをアザルドやメーバに助けられたり、ジュウオウゴリラやキューブゴリラにより顎を外れてしまったりなど凶悪かつ好戦的なプレイヤーの中ではコミカルな面を持つ。
性格はノリが良過ぎる程楽天家で、チームアザルドの勝利を確定すると思い込む自信家でもある。
第5話
トライアングラーの大群を率いて、ブラッドゲームを実行するために地球へ来訪したが、風切大和にあっさり見つかってしまう。ゲーム開始前にジュウオウキングの攻撃を受けて慌て、メーバをどかして自らトライアングラーを操縦しようとするが、ジュウオウキングの「キリンバズーカ・ジュウオウファイア」を受けそうになるとあっさり逃亡。
「ここでやられる俺じゃねぇ!地球が俺を待っている!!」
大量のトライアングラーが全滅する中、脱出に成功するも木にぶつかり、逆さのままに地中に突っ込んで抜けなくなってしまう(これによりジューマンのデスガリアンの存在を感知する能力から免れたが・・・・・・)。
近くまで大和達は捜索して来たものも、そこで居合わせたジューマンのラリーを追って大和達はその場に離れた為、自力で抜け出す事が出来ずに存在を忘れられ、その回はここで出番終了。
第6話
身体を再生して復活したアザルドにようやく助けられ、ビル等を喰らい尽くしながら破壊するブラッドゲームを開始。そこへ現れたジュウオウジャーに対してはお互い名前や存在を忘れてしまうというコミカルな掛け合いをした後、ジュウオウジャーとの交戦よりも、自身のブラッドゲームに優先し、ビルを喰い散らかしながら逃走した。
その後、ビルを食べようとした所を大和を除いたジュウオウジャー4人に邪魔され、そのまま交戦。
ジュウオウジャーの武器を食べて無力化、メーバとの一斉攻撃で変身解除に追い込み、そのまま食べようとした所を大和の攻撃でまた逆さまのままになる。
メーバ達の助けで起こされた後、ジュウオウジャーのコンビネーションやジュウオウゴリラのパワーに圧倒される。何とか食おうとした所をジュウオウゴリラのパワーで顎が外れてしまい、そのまま攻撃を受けて追い詰められてしまう。
攻撃のおかげで顎も戻ったものの、最期は5人のジューマンパワーを集めたジュウオウゴリラのナックル『スーパーゴリラパンチ』で叩き潰されて敗北。
その後、ナリアのコンティニューメダルにより巨大化。
その際、新たに召喚されたキューブゴリラと交戦するも、空中ブランコ殺法に翻弄され、キューブゴリラを「デカブツ」と呼んで食べようとしたが、キューブ形態となったキューブゴリラの攻撃で顎が再度外れてしまい、そのままキューブゴリラに持ち上げられて投げられる等かなりの劣勢に追い込まれる。
その後、キューブエレファント、キューブタイガーと合体し、ジュウオウワイルドになった後は、ビッグワイルドキャノンから分離したバズーカ砲のワイルドキャノンの砲撃にも耐え、そのままワイルドキャノンを食べてしまうなど奮闘。しかし結局、ジュウオウワイルドのパワーとパンチの連打で押し返され、最期は「ワイルドロケットナックル」を喰らい、「俺はまだまだ食べたいものが…」と最期まで食欲が物足りない事を寂しがりながら爆死した。
考えなしや間抜けな面を持つコミカルな怪人は『海賊戦隊ゴーカイジャー』の行動隊長ナノナノダ、顔が恐竜やワニに似ている怪人は『爆竜戦隊アバレンジャー』のヤツデンワニなどに通じている。
ファッションモチーフはローマ帝国のグラディエーター。体表に取り入れたパターンのテーマは「血管模様」。
声を担当した高木氏は、過去にも上述のナノナノダや、『天装戦隊ゴセイジャー』で韋駄天のヒドウの声を担当しており、どちらも登場話数が6話という点が共通している(ちなみに、それぞれの所属組織も宇宙から襲来している)。
また、森真理夫役の寺島進とは同年の大河ドラマにも出演している演者同士である。
ジャンルのドットイートとは、画面上に表示される点(ドット)に自機を移動させて消して行く原始的なコンピュータゲームである(有名なのはパックマン(ちなみに30分前の番組の冬に公開された映画の敵もパックマンモチーフである))。
バケツシャドー:前々作『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場したシャドー怪人。初登場した話数が同じで、大食いな怪人。
ドーラキルケ:シリーズ16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場したドーラモンスター。デザインモチーフと戦隊成員の武器を食べること繋がり。