「チームアザルド・ガッカリゼ!ハッピーな気分を塗り替えてやるぜぇ〜!」
「落書き…!俺のスーパーアートを楽しむんだぜ!」
データ
身長 | 199cm(コンティニュー時:39.8m) |
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体重 | 170kg(コンティニュー時:340.0t) |
リーダー | アザルド |
対応機種 | エフディッパー |
ジャンル | おえかきゲーム |
CV | 立花慎之介 |
スーツアクター | 大林勝 |
メダル投入口 | 左肩(絵の具チューブの一本、その先端) |
概要
第43話「クリスマスの目撃者」に登場するどんな絵も自前の筆一本で描くことができる、チームアザルド所属のプレイヤー。
ベレー帽を被りモザイク模様風の汚れが付着したエプロンを着た画家で、多数の絵の具チューブがまとわり付いた四肢を持つ。
細身の剣としても使える絵筆『エフディッパー』を使って、写実的(※絵の再現度は非常に高い)に描き出した絵を実体化するコンボ技「俺のスーパーアート」が得意。これを駆使して人間の顔を落書き風(へのへのもへじ等)に描き換える、道路に大仏を出現させて自動車を激突させる(直後に自動車は爆発)、ケーキ屋の外観をハンコ屋に描き換える(おかげでハンコ屋でもケーキは売っているんだと思ったアム達4人はケーキ屋の主人に『うちはケーキ屋です!』と突っ込まれた)等の迷惑行為を働き、人間社会を混乱させるブラッドゲームにエントリーする。
その特性上コンボ技は応用の幅が広く、戦闘時も即興で刺客を生み出して敵に差し向ける、ミサイルを描き出して発射する、巨大化時はメーバを次々と生み出して敵に纏わり付かせる等の多彩な攻撃を行える。更にガッカリゼ自身、エフディッパーを武器に直接戦闘が可能(※絵を描く時は『軟筆モード』、攻撃時は『硬筆モード』に切り替わっているらしい)だが、そちらの実力は低い。
「○○ぜぇ~」が口癖の馴れ馴れしい喋り方が特徴。絵を描く度「ガ~ハクックックッ!」と笑って自画自賛するが、一応芸術家らしく自分の絵を馬鹿にされるのは気に障る様子(レオに言わせれば「ラクガキ」だが)。
活躍
『クバルの反逆劇以上に面白い物を見たい』と言うジニスの言葉に乗ったアザルドによって地球へ送り込まれる。街中に現れ、コンボ技で混乱を引き起こしていた所をセラ・レオ・タスク・アムに察知され交戦。
しかし本人は戦闘もそこそこに、代わりにコンボ技で刺客(何故か鎧武者・ピエロ・虚無僧と言うチョイス)を生み出して差し向け、それと4人が戦っている内に撤退した(刺客達は全員4人に倒された)。
その後、真理夫へのクリスマスプレゼントを買おうとするジューマン4人の奮闘ぶりが一所付いたタイミングで再び姿を表す。今度は大和・操と交戦し、そこで描き出して実体化させたミサイルを発射、2人にぶつける事で戦闘解除に追い込む。
だがそこに、“助太刀”として乱入したアザルドとそれに追い込まれた残りのジュウオウジャーが現れた為、戦闘はお互い仕切り直しに(この際、ジューマン組は久々に元の姿で本能覚醒を行った)。今度は大和・操がアザルドと交戦した為、ガッカリゼはジューマン4人と再戦する。
エフディッパーで野生開放したジュウオウライオンに斬り掛かるも、地面に寝転がられた上での両足真剣白刃取りで受け止められ、そこを同じく野生開放した他の3人に反撃される。
そのままなす術無く圧倒された後、4人に上空からの猛攻を喰らって呆気無く敗北。直後に町中の落書きも消えた(特にセラ達に噴水付近でケーキを完売してもらったケーキ屋の主人は嬉しそうな様子だった)。
その後、ナリアにコンティニューメダルを投入され、「サンキュー、ナリア!おかげでキャンバスが広がったぜ~!!」と叫びつつ巨大化。
アザルドの元に大和を残した5人が操るワイルドトウサイキングと対峙するが、今度は近くにあったビルをキャンバスに次々とメーバを生み出し、それを纏わり付かせる事で動きを封じる。
しかしそれに気付いた大和=ジュウオウホエールが召喚したキューブホエールの攻撃(召喚した直後、何故か最優先でアザルドを狙ったが)でメーバは吹き飛ばされ、コンボ技もキャンバス代わりのビルをレオが召喚したキューブオクトパスが墨で塗り潰した事で封じられてしまう。
そして、その流れから合体したワイルドトウサイドデカキングに圧倒された後、最後はジュウオウドデカダイナマイトストリームを喰らって「負けた自分に…ガッカリだぜェ…」と呟き爆散した。
しかし、その最中に知り合いからの連絡でカナダに行く事になり、そのカナダ行の空港に向かう途中で偶々騒ぎを聞きつけた真理夫に変身のシーンを目撃される。
結果大和達6人はジュウオウジャーで、セラ達がジューマンである事も発覚してしまう。また、彼に気づかなかったセラ達4人はプレゼントを渡しそびれてしまい、真理夫も混乱したままカナダに行ってしまった。
余談
一応チームアザルド所属という扱いなのだが、戦闘力より特殊能力が優れるという、チームクバルに見られた傾向を持つプレイヤーである。またチョイスはともかく鎧武者や大仏といった地球のモチーフを選べる程度には地球の知識を仕入れており、これもチームアザルドのメンバーにはなかった特徴である。
恐らく前話でクバルが死亡し、解散したチームのメンバーをアザルドが取り込んだ物と思われる。
声を担当した立花氏は本作がスーパー戦隊シリーズ、ひいては特撮初出演だが、ニチアサ枠としては1年前の1時間後の番組で既に出演済みである。次の戦隊出演は7年後で、『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』にてDr.イオカルの声を担当。
後の第46話で真の姿と記憶を取り戻したアザルドが戦死。それを持ってチームリーダーが全滅したため、このガッカリゼが本編最後のプレイヤーとなった。
関連タグ
他作品の関連項目
ペイント・ロイミュード、画材眼魔:近年の画家+絵の具(画材)モチーフの怪人。
マントール:同じデスガリアンの怪人で、1年前の1時間後番組からのキャストかつ同じ所属事務所兼声優ユニット繋がり。