メーバ(デスガリアン)
めーば
プレイヤー「いでよ、メーバ!」
チームリーダーやプレイヤーの持つ銀色のメダル「メーバメダル」から複数生み出され、指示に従って行動する。
四つの触手が生えた顔を持ち、「チャリリリン」「プルプル」というお金の音を模した奇声を発するのが特徴。
武器は柄が円輪で囲まれた上下に両刃の刀身が備えられている特殊な形状の剣で、そこからビームを放つ事ができる。
また背中の部位はブースターにもなっており、空中飛行が可能。空からの攻撃や空中戦でプレイヤーの援護を行う(第1話ではこれで大和を除くジュウオウジャーを一度は追い詰めた)。
本拠地のサジタリアークにも数多く存在し、巨大戦ではそこからデスガリアンの戦闘機「トライアングラー」に搭乗し、巨大化したプレイヤーの援護を行う。
春休み合体スペシャルでもある第7話に登場した特殊な個体でクバルが使う注射器「スイッチュウシャー」に吸い込まれエネルギー化したアムをメーバの一体に注入して生み出された。
声と顔(ジューマン態)はアムだが彼女の人格は無く、「ぷるぷる」「ちゃりーん」と棒読みに叫びつつ、クバルの武器である「フェイスティッカー」を借りて戦う。
実質仲間を人質にされた為、迂闊に手出しの出来ないタスクを一方的に攻め立て、止めを刺した。
…かに思えたが、実際はタスクの呼び掛けで自我を取り戻したアムの芝居で、それに騙されたクバルのスキを突いてアンプルを奪い取り、それを死んだフリをしたタスクへ渡した事でメーバからアムを抜かれ解放されてしまう(アンプルの方も直後に踏み砕かれた)。
結局、第4話に引き続きジュウオウジャーの同士討ちに失敗したクバルだが、「ゲームの障害として残した方が面白い」と判断、潔く撤退した。
ちなみに同話のジニスは、突如として現れた別組織の怪人の方に興味を示しており、クバルが直々に行ったこのゲーム(作戦)を観戦していなかった。
名前は公式サイトによる物であり、劇中ではクバルから「虎メーバ」と呼ばれていた。
歴代スーパー戦隊の戦闘員
屑ヤミー:同じくメダルから生み出された戦闘員。
バーミア兵:アメーバを人間化させた戦闘員(※モチーフは善玉菌と悪玉菌)。
レー・ネフェル:アムメーバに外見が似ている30年前の戦隊の女幹部。同作品にはアザルドの中の人も顔出しの幹部で出演していた。
実はデスガリアンの頂点に立つジニスの正体は、無数のメーバが遺伝子改造により一個の生命体へと集合・進化を遂げた存在だった。即ち無尽蔵に生まれるメーバは正しくジニスの分身達であり、それを雑兵として使役していたのがデスガリアンという組織だった。
しかし、ジニス本人は自身がそうした“下等生物”であった事にどうしようも無いコンプレックスを抱えており、それを隠す為に自分よりも劣った(と思った)生物を玩ぶ様になってしまう。そして、その行動指針を他者を使う形で満たしたのが生命を玩ぶ最低最悪の遊びブラッドゲームであった。