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佐久間小太郎

さくまこたろう

佐久間小太郎とは、『宇宙戦隊キュウレンジャー』に登場する人物。
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「俺たちはチキュウを解放するヒーローになるんだから!」
「お母さん…!俺、絶対宇宙を救うから…!」

演:田口翔大

概要

ジャークマターに支配された惑星・チキュウ人の少年で、全てを諦め事なかれ主義に陥っている大人達の代わりに戦おうとしている勇敢な心の持ち主。
年齢は10歳で次郎という弟とおじ夫婦の下で暮らしており(実の両親、特に母・暁美(演:秦瑞穂)は次郎が生まれた頃に他界)、水色のダウンベストを着込んでいる。5月5日生まれ、血液型はO型。

ジャークマターに向けて石つぶてを投げるだけではある物の、その勇敢な行動にラッキーからも「(チキュウには)骨のある奴らもいる」と賞賛された。
反面まだまだ子供な為か、あまり親しくないメンバーの事を「おじさん」「おばさん」呼ばわりする生意気な所もあり、当初は何度注意を受けても自らの要求や行いを顧みようとしない、頑固で無鉄砲な態度も目立っていた。

キュウレンジャーを窮地に追い込んでいたエリードロンにも弟と石を投げて抵抗するが、逆に彼の反感を買うだけになってしまう。
幸い「殺せ」と命じられたスティンガーが人質として使う事を提案した事で捕らわれるだけで済み、投獄されている時も次郎を気遣う姿を見たスティンガーから「弟を大切にしてやれ」と声をかけられている。
後にエリードロンに見せしめとして強引に殺されそうになるが、間一髪の所で自らを反乱軍リベリオンのスパイと明かしたスティンガーやキュウレンジャーに救われる事となった。
そしてエリードロンと戦うキュウレンジャーを見た大人達に「キュウレンジャー。地球の救世主だ」と希望を指し示した。

新たなる救世主へ

一話限りのゲストかと思いきや、Space.8で彼のみ再登場。
旅支度をしていた所や後述のメンバー入り志願を見るに、単独でキュウレンジャーを探していたと思われる(Space.10の回想でも次郎にその旨を語っており、彼は親戚の元に預けた事がSpace.25で明言された)。

モライマーズ一斉破壊の『スターダスト作戦』実行中にスティンガーがインダベーに襲われている小太郎を見つけ、一時離脱して救出へ向かうとスティンガーを見るなり「やっと見つけた!お願い、俺をキュウレンジャーに入れて!」とメンバー入りを要求。
当然スティンガーは却下するが、このままだと危険だと言う理由でオリオン号に保護される。
その後は留守番を続けるがてら、ショウ司令に「キュウレンジャーになりたい」としつこくせがむ事を繰り返しており、上述の通り周囲から諭されても全く聞き入れようとはしなかった。

そしてSpace.10でオリオン号から送り返される事になった際、セイザブラスターを勝手にちょろまかした事が切っ掛けでリベリオン前司令・ビッグベアの亡霊と邂逅。
彼との交流の中で新たなチェンジキュータマが出現し、11人目のキュウレンジャー・コグマスカイブルーとして正式にリベリオンへ加入する事となった。

スティンガーとの関係と成長

スティンガーの事は、出会った当初から何度も助けられ気にかけてもらった事で「サソリのお兄ちゃん」と呼び慕い、Space.10からは名前で呼ぶようになっている。

当のスティンガーからは「戦う」事の意味を甘く考えた勝手な振る舞いから、キュウレンジャーになる前後で「戦士としては相応しくない」「弟の元に帰れ」と反発されていたが、Space.11でデスワームに地下へ落とされた際に面と向かって話し合う。

そこでスティンガーの兄・スコルピオが力に溺れ道を踏み外してしまった事を知り、その上でスティンガーから「弟が誇れる兄でいろ」と言う激励を貰った。
そしてこの言葉を胸に刻んだ小太郎は、直後に合流した仲間達ともしっかり連携を行い、デスワームを打倒(名前呼びだったスティンガーの事を「兄貴」とも呼んでいた)。
更には直後の巨大戦においてスティンガーの促しによりクマボイジャーを初召喚、キュウレンジャーの新たなる力の誕生に貢献した。

Space.13にてまだまだ戦力や経験、及び宇宙の歴史にも不十分とショウに判断され、リベリオン本部へと新兵研修に赴く事になる。
その直前で兄が新たな敵としてチキュウへ来訪した事を知ったスティンガーが自分一人の力でスコルピオを倒そうとしている事を悟るが、一方でスティンガーがもう一度兄と解かり合おうと考えている葛藤も、同じ兄弟がいる者として勘付き「兄弟で争いたくなんてないんでしょ?」と問い掛ける。
だが彼と同じく、スティンガーの葛藤を知ったチャンプが彼と共に行動する事を決意。
それをダイカーンモンドムヨインダベーとの戦いを通して知った小太郎は、「(どんな答えを出しても応援するから)後悔だけはしないで」とスティンガーに伝え、チャンプに自分の思いを託した上でリベリオン本部へ旅立っていった。

しかし程なくして自分のいる本部へやってきたのは、蘇るかも分からない残骸と化したチャンプと、自責と後悔に囚われまともに話も出来そうにないスティンガーの悲惨な姿だった。
修練の成果かその事実を比較的冷静に受け止め、司令達に状況報告と本部で開発されたヒカリキュータマの転送を行い、司令から二人を見守る様に託される。

そして他人と向き合う覚悟を持てず、ついに暴走を始めたスティンガーを止めるべく研修を前倒しで切り上げメンバーに復帰。
スコルピオの恫喝に屈したチキュウ人達の掌返しに傷つくも、自身の代わりに怒ってくれたラッキーに励まされて前へと進み、スコルピオの猛毒によって理性を失い暴れ回るスティンガーと対峙する事になる。
それでも小太郎はめげる事なく、

「スティンガーは……俺が誇れる兄貴だ!兄貴はお前なんかに絶対負けない!!」

スティンガーの攻撃を受けながらも決死の思いで解毒剤を打ち、かつて助けられたスティンガーをも越えた「心の強さ」で見事彼を救ってみせる。
その姿はまさしく「ビッグスター」の異名に相応しい大成長をとげた、一人前の救世主の者であった。

Space.25では自身の過去から具現化した母親と再会。
トケイキュータマを手に入れるにはネジを回さなければならないが、ネジを巻けば母親が消えてしまう為にネジを巻くのを躊躇っていたが、ツルギの「自分がネジを巻くか巻かないかは自分で決めろ」の一言で迷いを吹っ切り、母親の前でコグマスカイブルーに変身して仲間と共にテッチュウを撃破。
母親との別れを引き換えにネジを巻いて、無事にトケイキュータマを手に入れた。
この回で「お母さんは病気がひどくて、ジャークマターがいなければ病院に行けたかもしれない」と語っており、小太郎にとってジャークマターは母の仇とも言える事が発覚している。

チキュウの救世主は故郷へと凱旋する

その後は紆余曲折の後、仲間と共に宇宙へと飛び立った小太郎はチャンプの生みの親であるアントン博士の真実をスティンガー達と知る事になる。
そしてジャークマターの本拠地へ乗り込み壊滅させてから間もなく、ジャークマター本隊がチキュウのプラネジュームを狙い攻め込んで来た事を知った小太郎達はSpace.45においてチキュウへと帰還。
そこで次郎と再会するも同時に悪のアントン博士ことアントンブレインと遭遇、自身の開発した技術で宇宙を破壊した功績を後世に伝える野望を聞く。
しかし宇宙を壊せばそれを伝える者もいなくなる、そんな少し考えれば思いつく矛盾を感じた小太郎はストレートに「バカなの?」と突っ込んだ。
これに激昂したアントンブレインは戦闘形態・アントンゼロへ変貌、怒りに任せて小太郎達に襲い掛かり行動不能に追い込み、その騒ぎに反応して駆け付けたチキュウ人達を煽る事で追い打ちを掛けようとする。

だが自分達の反感や掌返しを跳ね除け、困難を悉く乗り越えて行った小太郎達を見続けたチキュウ人達に最早キュウレンジャーへの敵意は無く、逆にアントンゼロに石や棒を投げ付けてボコボコに。
チキュウをジャークマターから救う為にキュウレンジャーとなって戦って来た小太郎だったが、その努力が報われた瞬間だった。

その後、ボコボコにされた腹いせに仕返しをしようとするアントンゼロが弟や他のチキュウ人を襲おうとする中、スティンガーを始めとした仲間達の手で弟達を助けた直後アントンゼロと決戦。
自身のかつての身体ごと善の人格(自制心の化身)を排除した結果、スティンガーやチャンプとの因縁を失い只の敵と成り果てた相手を圧倒して撃破、往生際悪く宇宙へ逃げようとしたアントンブレインをラッキーから貸し出されたシシキュータマの力で搭乗したキュウレンオーに乗って捕縛。オリオンバトラーに投げ付けて叩き飛ばす事で止めを刺し、兄貴分とその相棒の持っていた因縁に決着をつけた。
これを持って、チキュウ出身の救世主は故郷に堂々たる凱旋を果たした。そしてSpace.47においてスティンガーより、「お前はツルギよりずっと強い男になれる」と称賛の言葉も得るのだった。

最終決戦後

終盤では「宇宙連邦大統領になりたい」という夢を語っており、最終決戦から2年後では引き続きキュウレンジャーの一員としてパトロール等の任務をこなしている。

VSスペース・スクワッド』ではラッキー達と共にハミィを擁護する側についている。

余談

演じている田口翔大は『仮面ライダーアマゾンズ』の主人公である千翼の幼少期を演じている(ちなみに「千翼ォ!逃げろォ!」の人は仮面ライダーになった)。
小・中学生の男性俳優がレギュラーの戦隊ヒーローに変身するのは、超力戦隊オーレンジャーキングレンジャー・リキ以来である。
初登場の時点で小太郎が変身することは決まっていたが、田口は自身が戦士役と知らず、オーディション当初ですら戦隊メンバーの幼少期を演じると思っていたとのこと(戦士役ということを母親が見落としていたらしい)。

上述した通りSpace.13にて一度本編から離脱しているが、これは製作当初番外戦士に近い立ち位置が予定されていたため(義務教育による学業優先もあると思われる)。
その後の視聴者からの反響、及び田口が製作陣の心を掴んだこともあって、レギュラーとして組み入れられた経緯が明かされている。
これに関しプロデューサーの望月は、キュウレンジャーが12人で一つのチームになるよう当初の予定を変更した旨を語っている。

なお、母親の暁美を演じた秦瑞穂女史は特捜戦隊デカレンジャー10yearsafterにてネオデカイエローことムギ・グラフトンを演じている(ただしこちらは戦隊ヒーローではあるものの、設定上は汚職刑事)。

関連タグ

宇宙戦隊キュウレンジャー こぐま座 おおぐま座

ゴーカイシルバー:同じく地球の人間でありながら、共に戦う事を志した追加戦士。

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