10年の月日が奴らを変えた(本作の予告編にて)
今もまだ、この星に守るべき価値はあるのか(本作のキャッチコピー)
概要
2021年に放送された『海賊戦隊ゴーカイジャー』の10周年記念作品。
「Vシネクスト」シリーズ第9弾。
2021年11月12日から全国の劇場で順次期間限定上映開始。
翌年3月9日にBlu-rayとDVDが発売(限定版には本作で初登場するゴーカイガレオンキーが付属する)。
劇場上映前に解禁されたPVではゴーカイジャーとレジェンド戦隊が各地で戦うカットや隻眼となったマーベラスと鎧が戦い合うカットが流れた他、剣ではなく銃を構えるジョー・不敵な笑みを浮かべるルカ・以前と変わらぬ素振りのハカセ・笑顔でゴーカイガンを発砲するアイムも登場するなど、かつての物語の雰囲気が垣間見えながらも不穏な展開を予想させた。
本作ではシルバーを除く5人の初の強化形態としてクロスアーマーモードが登場する。
テレビシリーズ等でゴーカイジャーを演じた6人がジュウオウジャー以来5年ぶりに集結するだけでなく、バスコ・タ・ジョロキアを演じた細貝圭も出演する。また「スーパー戦隊親善大使」を務める松本寛也も本人役で出演し、両者は本作の主な舞台となるスーパー戦隊ダービーコロッセオの実況・解説を演じている。
更にゴーカイジャー6人のスーツアクターについては、現役である蜂須賀祐一(イエロー)・竹内康博(グリーン)は勿論のこと、アクション監督となって第一線を退いた福沢博文(レッド)、引退した押川善文(ブルー)・佐藤太輔(シルバー)、JAEを退所した野川瑞穂(ピンク)の全員が再集結している。
ストーリー
かつて、宇宙帝国ザンギャックによる残虐極まりない侵略からゴーカイジャーが地球を守り抜いてから10年。
地球では「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」という公営ギャンブルが全世代で流行していた。
かつてのレジェンド戦隊たちは賭けの対象となってしまったが、その収益が地球の防衛費に充てられるとあってこの趣旨を理解し協力していた。
しかしコロッセオの運営サイドは、解散しバラバラになっていたゴーカイジャー達と唯一コンタクトを取れずにいた。
そんな中キャプテン・マーベラスが地球に出現、運営サイドに挑戦状を叩きつける。
そして彼の前に立ちふさがったのは、かつての仲間でありこのコロッセオの趣旨に賛同する伊狩鎧だった。
時の流れが変えたのは地球人か、それともゴーカイジャーか?
そしてこの事態にジョー、ルカ、ハカセ、アイムはどう動くのか?
10年ぶりに、とんでもない戦いが始まろうとしていた...
登場キャラクター
海賊戦隊ゴーカイジャー
- キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド…演:小澤亮太
- ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー…演:山田裕貴
- ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー…演:市道真央
- ドン・ドッゴイヤー/ゴーカイグリーン…演:清水一希
- アイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンク…演:小池唯
- 伊狩鎧/ゴーカイシルバー…演:池田純矢
『スーパー戦隊ダービーコロッセオ』関係者
- リングアナ…演:関智一
レジェンド戦隊
バクート海賊団
その他
主題歌
『スーパー戦隊ヒーローゲッター~テン・ゴーカイジャーver.~』
作詩:藤林聖子、荒川稔久 / 作曲・編曲:大石憲一郎 / 歌:Project.R(NoB、高取ヒデアキ、SisterMAYO、YOFFY(サイキックラバー)、谷本貴義、高橋秀幸、松原剛志、鎌田章吾、伊勢大貴、大西洋平、幡野智宏、吉田達彦、吉田仁美、出口たかし)
関連映像
特報
本予告
余談
本作で初登場するキャラクターの演者のほとんどが東映特撮に由縁がある。
タイトルは『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』等シン・シリーズの海賊版を意識した、とのこと。
また、学研の図鑑「スーパー戦隊」が登場している。
関連タグ
海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイガレオンキー クロスアーマーモード
ツーカイザー×ゴーカイジャー:本作の後日談で、『機界戦隊ゼンカイジャー』のツーカイザーとのコラボ作品。