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ズッwwwwwwwズッwwwwwww


概要編集

シンオウの伝説ポケモンである「レジギガス」の別名。

あまりにユニーク特性にマイナス色が濃いので一部トレーナーからこんなあだ名で呼ばれている。


レジワロスさん!マジワロス!編集


そのありえない強さについて

まずこのポケモンのステータスを見てみよう。

タイプ ノーマル

特性 スロースタート

HP110攻撃160防御110特攻80特防110素早さ100合計670

合計種族値670という禁止級のステータス。特に攻撃は160とかなり高い。

技に関しても相手のHPが高いほど威力の上がる「にぎりつぶす」、対はがね用の「じしん」、攻撃範囲を広める3色パンチなど攻撃技は豊富。

なんとこれだけの強さに関わらずwi-fi対戦や公式大会などに出られるのだ!


驚愕の性能

レジギガスがレジワロスと呼ばれる最大の原因それは……

特性スロースタート:5ターンの間攻撃と素早さが半分になる

スロースタート

……5ターンの間攻撃と素早さが半分になる(大事なことなので2回言いました)


6ターンで勝負が決まる可能性すらあるこのゲームで5ターンは非常に長い。

世代ごとにポケモンのパワーインフレや強力な補助技の登場なども維持するのを難しくしている。

おまけに「まもる」や「みきり」はおろか「ねむる」も覚えられず回復手段は「ドレインパンチ」のみ。

すばやさは「ロックカット」でどうにかなるが、攻撃を上げる「つるぎのまい」を覚えられない。

耐久は高いが状態異常に対する回復手段が乏しいため「おにび」や「どくどく」などを喰らえば窮地に陥る。

相手の残りHPが高いほど威力が高くなる専用技「にぎりつぶす」が使えるが威力が安定せず、ましてやこの特性では宝の持ち腐れである。

どうでもいいけど「ねむる」を覚えないのに「いびき」や「ねごと」を覚えるなんてどういうことなの

さらに第七世代では、スロースタート発動中、本来特性の対象外である特殊技をZワザ化しても威力が上がらないという重大なバグまで確認されている。


プラチナバージョンではなんとLV1で登場する。


レベル1…?

LV1で出現する野生ポケモンは他ではコイキングのみ、ネタもいいところだ。

捕獲しやすくなったものの、個体値を調べるのが面倒になってしまった。


経った!経った!5ターンが経った!しかし思わぬ落とし穴が!

一応HP・防御・特防が高く「みがわり」・「でんじは」・「あやしいひかり」などの補助技はそこそこ揃っているのでがんばれば5ターン守ることも決して不可能ではない。


しかし5ターン経った後はすでにボロボロになっている可能性が高い。

また技構成に難があり、前述の通り覚える攻撃技は豊富だが、守るための補助技が必須なため攻撃範囲が狭くなりがち。かと言って攻撃技を増やすと守るのが難しくなり、補助技を増やすと5ターン後の攻撃範囲が狭くなる…といったジレンマに陥る 。

それ以前に特性こんじょうを持つ同タイプのラッタリングマで戦う方が効率が良いという現実。

「かえんだま」か「どくどくだま」を持たせて1ターン目で「まもる」を使うことで、特性こんじょうが発動して攻撃が1.5倍に!あら不思議!ワロスを5ターン守るよりも簡単!


ついでに言うとタイマンで5匹に勝つのもほとんど不可能だろう。


巨人像


スケット参上!スロースタートなんて怖くない!

シングルは厳しいがダブルバトルなら特性を消す「いえき」や自分と特性を入れ替える「スキルスワップ」を使って解除したり、相手にデメリットを押し付けたり出来る。

スキルスワップ

「スキルスワップ」の相方はクレセリアがおすすめ。 エスパータイプであるためギガスの苦手な格闘に強いため相性面で期待できる。なにより耐久が非常に高く「スキルスワップ」を無理なく組み込みやすい。


接触した相手の特性をミイラにする特性ミイラを持つ デスカーンと組ませ、デスカーンに攻撃してスロースタートを無効にするといった方法も考えられる。



このようにダブルバトルなら特性を克服する手段があるため実力を思う存分に発揮できる。

もうワロスなんて言わせないぜ!




しかしここにも落とし穴が!

この作戦の最大の弱点は相手に読まれてしまうことである。

そのため実行しようものなら「ねこだまし」や「ちょうはつ」が飛んでくる。


またたとえ成功しても集中砲火を浴びあっという間に倒されてしまう可能性がある。

「まもる」や「みきり」を覚えられないことがここでも痛手になってしまった。

ただし読みやすいとはいえ対策を怠るとあっという間に返り討ちにされるので注意。


そして最大の問題点は……



ケッキングの存在

やるやろ

タイプも同じ、攻撃と素早さも同じ、マイナスな特性を持つのも同じ、それどころかあちらは「まもる」を覚え、先制技「ふいうち」や「フェイント」を覚えるため差をつけられてしまっている。

ケッキングの場合も相手に読まれてしまうが、特性なまけは「2ターンに1回しか行動できない」なのでリスクは高いが特性を消すと見せかけ奇襲を仕掛けるといった芸当が可能。

上記の作戦を実行しただけでは単なるケッキングの劣化になってしまうだけだという……


余談だがかつて第4世代で「スロースタートをなんらかの方法で消すとバグで攻撃と素早さは元に戻らない」というデマが長い間信じられていた時期があった。後になってから間違いであることが判明したが、検証がかなり遅かったことからもこのポケモンの扱いの難しさとネタ具合が現れているエピソードであろう。


レジワロスが生きる道編集

単に特性を消しただけではケッキングの劣化になりがちだが、特性スロースタートはなまけと違って「毎ターン行動できる」ともいえる。そこをどう活用するかが鍵となる。


サポート型

「でんじは」・「あやしいひかり」・「こごえるかぜ」など補助技は揃っており、またスロースタートで下がるのは攻撃と素早さのみで防御と特防には影響がないので高い耐久力を存分に生かせる。

ぶっちゃけた話結構強い。特性のせいで忘れがちだが種族値自体は意外と無駄が少なかったりする。


クロツグ型

お父さん

フロンティアブレーンクロツグのように「ひかりのこな」を持たせて相手の命中率を下げ「かげぶんしん」を連発するのも一興。

運ゲーといえばそこまでだが相手にするとかなり厄介だったりする。

タワークオリティを発動させる自信がある人はぜひともやってみよう。


バトンタッチ作戦

上昇している能力を受け継がせることのできる技「バトンタッチ」を使って強さを取り戻す作戦。

ハッサムなどのポケモンに「つるぎのまい」を使う→「バトンタッチ」で交代→高火力!

またこれらの技を覚え、素早さの上がる特性「かそく」を持つテッカニンと組合せば本来の力を取り戻せる!


「レジワロスでやる必要なくね?」なんて言わないように。


物理が駄目なら!特殊型作戦

案外特攻も低くないので特殊技で攻めるというのもひとつの作戦である、ただこの場合特殊受けのハピナスなどにめっぽう弱くなるのであまりおすすめは出来ない。


特性擬似解除作戦

ダブルでギガスに状態異常を回復するアイテムを持たせて、相棒に「いばる」を使ってもらい自身は「ロックカット」を使って下がった攻撃力と素早さを取り戻す。

「いばる」の効果でギガスの攻撃力up同時に混乱→回復アイテムが発動して回復→ロックカットで素早さupといった感じで強化できる。


メタグロスローブシンなどに「いばる」を使った方が強いがそこは黙っておこう。


スケット再び参上!

特性を消す「なやみのタネ」や自分と特性を同じにする「なかまづくり」などの技を使ってスロースタートを克服できる。これらの技は特性「なまけ」に効き目がないのでケッキングと異なる動きが可能。

特にはりきりアイアント+「なかまづくり」が決まれば攻撃が1.5倍になり凄まじい爆発力が得られる。

命中率が下がるリスクがあるものの、アイアント自身が速いためかなり強力である。

他にも悩みの種を覚えたエルフーンと組ませる手もある、エルフーンは素早さが高い上に特性「いたずらごころ」もあるのでコイツを覚醒させるにはうってつけといえる。


前述のようにダブルバトルなどでは「まもる」や「みきり」を覚えられないため集中砲火に弱い。

そこで役立つのが「いかく」と「リフレクター」。

場に出た際に相手ポケモンの攻撃を下げる特性「いかく」や物理攻撃を半減する補助技「リフレクター」を持つポケモンと組むことでリスクを軽減することができるぞ。

特に性質上呼びやすいかくとうタイプに対して強くなれるので高めのHPと防御が活きるようになる。

このゆびとまれ

他にも相手の攻撃を引き寄せる「このゆびとまれ」で守るといった戦法もありだろう。


みんなを守るぜ!「ワイドガード」

ダブルバトルやトリプルバトルで強力なのがこの技。

「なみのり」や「いわなだれ」など全体攻撃を無効にできる。優先度3と高めでケッキングはこの技を覚えないので差別化の一つとなりえる。


このように活躍させる手段は色々とあるので、いつか猛威を振るう日が来るのかもしれない。


そして…ポケモン超不思議のダンジョンで

むこせいリングルを手に入れた彼は、遂に覚醒することとなった

本編でもこうなってくれるといいのになぁ…。


関連タグ編集

レジ系 レジギガス

唯一王ゴキブロス不遇ポケモン:レジワロスのお友達





























おや?

レジワロスの様子が…。

























































苦節十三年、遂に不遇脱却へ編集

そして第八世代のポケモン剣盾。レジギガスは当初ガラル地方に行けない保留組だったものの、DLC第2弾『冠の雪原』にて無事に参戦。

今作はレジドラゴレジエレキという配下を創ったものの、当初は今作でも弱いと見られていた……。


と思ったら大間違い

今作ではまもる」と「ねむる」をやっと習得し、上記の弱点の半分を克服できることが判明したのである!


レジギガス

しかも野生ではダイマックス状態にしてレベル100で出現!こちらもレベル100で揃えていなければ、あっという間に圧殺されてしまう。


また、今作で登場したガラルマタドガスの特性かがくへんかガスを利用し、スロースタートを無効にしてしまうというコンボがダブルバトルで登場。

いえきやスキルスワップをする必要もなく1ターン目からA160の理不尽な火力をS100で押し付けてゆくということが可能に。

ガスを吸って力が覚醒し、ガス欠を起こせば動きがすっトロくなるのは絵面としてどうかとは思うが。


さらにこのコンボは副次的にいかくいたずらごころちからもちなどの強力な特性を無効化できる。ダブルバトルはガオガエンエルフーンなどシングル以上に特性に頼ったポケモンが多いため、強そうなパーティが組めたと思ったらレジギガス+ガラルマタドガスの並びへの対処法が無かったなんてことも。


こうしてレジギガスは王として堂々たる活躍が出来るようになったのである。

もはや「レジワロスww」など、王に握りつぶされる者が死に際に自嘲する程度の言葉に成り下がっただろう。これからの活躍に期待が寄せられる。




……え?

レジドラゴを創造したのは良いけれど、材料不足で頭だけになってしまったって?

そ、それもまたレジギガスクオリティさ。多分……。


関連タグ編集

レジギガス 覚醒王

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