データ
初出 | 第8世代 |
---|---|
いりょく | 50 |
めいちゅう | 100 |
PP | 10 |
タイプ | ドラゴン |
わざ分類 | 物理 |
攻撃範囲 | 全体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 2回攻撃。相手が2匹いる時は、それぞれに1回ずつ攻撃する。 |
概要
ドラパルトの両角から2匹のドラメシヤが射出され、ミサイルのように1匹ずつ相手に突撃する。基本的に射出されるドラメシヤと射出するドラパルトがいないと成立しない技であるためなのか、取得できるのはドラパルトただ一種である。ドロンチも一応頭にドラメシヤを乗せているが、射出できないからか、はたまたドラメシヤが1匹しかいないからなのか、使うことはできない。
ちなみにドラパルト以外がゆびをふるなどを使用して出した場合、ドラメシヤの代わりに紫色の光弾を飛ばすエフェクトになる。ただ第9世代ではなぜかドラパルトが使った際でもドラメシヤではなく紫色の光弾を飛ばすエフェクトになっており、ファンからは惜しむ声がある(似たようなケースとしてエースバーンのかえんボールもある)。将来、別のポケモンにも与える予定なのかもしれない。
素早さが非常に高く攻撃も高いドラパルトにはうってつけの技。これよりも高威力のドラゴン物理技となると命中不安のドラゴンダイブや融通の利きづらいげきりんとの選択になるため、シングルでドラゴンタイプのメインウェポンとしてはこちらを選んでおくのが無難だろう。
相手が1匹の場合、効果そのものはダブルチョップの上位互換であり実質威力100かつきあいのタスキやがんじょう潰しとして運用できる。尚、ダブルチョップは『SV』では削除されてしまい、上位互換でも無くなった。
ダブルバトルでかつ相手が2匹の場合はそれぞれに向かって飛んでいくのだが、片側にタイプ相性や技などで無効化された場合はそちら側を避け、無効化されない側を集中攻撃するという独特な仕様になっている。相手が2匹の場合も、(全体技の威力減衰を考慮すると)ワイドブレイカーよりも威力がわずかに上。
さらに、2匹「同時攻撃」ではなく2匹に「1回ずつ」攻撃する仕様なので「ワイドガード」もすり抜ける。さすがに2匹とも無効化または外れた場合は失敗するが。
もっとも、一番タスキ潰しをしたいミミッキュ(ばけのかわだが)には予めタイプを変えておくなどのお膳立てをしておかない限り当たらず、パルシェンも物理耐久に阻まれ致命傷を与えられないと痛し痒し。その場合は「ダブルウイング」に頼ることになるのだが、あちらは『SV』で没収されてしまった。
アニメ『薄明の翼』でも登場し、第7話でダンデのドラパルトがキバナのフライゴンに向けて使用。予めロックオンして相手めがけて射出するという演出がなされた(ドラパルトはレベルアップで「ロックオン」を覚えられるため原作再現である。ただゲーム内で戦えるダンデのドラパルトは完全に特殊型で、ドラゴンアローは使ってこないのだが......もしかすると新無印版のほうかもしれない)。
原作における誘導性能も再現されており、射出されたドラメシヤが板野サーカスばりの複雑な軌道を描きながら対象を追撃するという描写がなされている。
ちなみにゲームなどではアングルの関係で分かり難いが、アニメなどでは発射の際にドラパルトが口を閉じて頬を膨らませるという行動を取る。
関連タグ
2回攻撃技
ダブルアタック にどげり ダブルニードル ホネブーメラン ギアソーサー ダブルチョップ ダブルパンツァー ダブルウイング