基礎データ
全国図鑑 | No.0654 |
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セントラルカロス図鑑 | No.005 |
ブルーベリー図鑑 | No.213 |
ローマ字表記 | Tairenar |
ぶんるい | キツネポケモン |
タイプ | ほのお |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 14.5kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
とくせい | もうか / マジシャン(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | テールナー | tail(英語で「尾」)+renard(フランス語で狐) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Braixen | branch(枝)+vixen(雌狐)※1 |
フランス語 | Roussil | roussi(焦げた・そのような色をした)+goupil(古語で「狐」) |
ドイツ語 | Rutena | rute(枝・ロッド)+renard※2 |
韓国語 | 테르나 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 长尾火狐 | 长尾(長い尾)+火+狐 |
中国語(繁体字) | 長尾火狐 | 長尾(長い尾)+火+狐 |
ロシア語 | Брейксен | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | ब्रेकज़ेन | 英語名の音写 |
タイ語 | เทลนาร์ | 日本語名の音写 |
- ※1:日本語の「女狐」と同じニュアンスで、比喩的に用いられることが多い単語であるが、この場合は文字通りの意味で捉えても構わないと思われる。
- ※2:「Athena(アテナ)」とする説、日本語名のアナグラムを音写しただけで特に意味は無いとする説もある。
進化
フォッコ → テールナー(Lv.16) → マフォクシー(Lv.36)
概要
カロス地方のパートナーポケモン・フォッコの進化形。初登場は同じく『ポケモンXY』(第6世代)。
最大の変化は、手足が細く長く伸び直立二足歩行を始めたことで、特に下半身はミニスカートのように広がった腰回りと黒タイツのようになった後脚など、人工的な雰囲気すら感じさせる。また耳から生えた赤い毛の量が増えており、目つきも鋭くなった。
進化前は木の枝を好んで食べていたが、テールナーは食べる代わりに尻尾の根元に挿せる場所があり、挿していると落ち着く。その姿はまるで魔女の箒を背負っているかのよう。
木の枝は大事な武器でもあり、戦闘時は器用な腕になった前脚で引き抜く。その摩擦で発火させて松明のようにし、ほのお技やサイコパワーを操る精神集中の触媒に用いるという、まんま魔法の杖のような使い方をする。
枝は遠い所にいる仲間へ合図を送るときにも使い、バトンのように火をクルクル回し続けていた時は危険を示すサイン。
発売前のCMではフォッコが「グロウパンチ」を使用していたため、「またかくとう複合か!?」などと騒がれたが、実際にはテールナーまでは単ほのお、次のマフォクシーでエスパータイプを複合すると、ようやくかくとう複合路線から脱却している。
同期のハリボーグやゲコガシラがいかにもな中間進化形態であったのに対し、テールナーは幼さは残るものの魔法少女を思わせる均整の取れたスタイルになったことから、ケモナーから大きいお友達に至るまで大変な人気を博した。
ポケパルレにおける非常に可愛らしい動作は、多くのゲーマーを悶えさせたと伝わる。
ただし性別比は変わっておらず、♂の方が圧倒的に多いことには変わらない。
色違いは通常黄色の部分が紫色に変わる。
ゲーム上の特徴
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
テールナー | 59 | 59 | 58 | 90 | 70 | 73 | 409 |
マフォクシー | 75 | 69 | 72 | 114 | 100 | 104 | 534 |
『XY』では、最初にハリマロンを選んだ場合はセレナ/カルムが、ケロマツを選んだ場合はサナが、ストーリー中盤で繰り出してくる。
殿堂入り後にフレンドサファリ(ほのお)に出現することもある。
上記の人気に加えて、当初はマフォクシーのモデリングがあまり良くなかったという事情もあり、テールナーのまま戦わせようとする試みもそれなりに見られた。
しかしながら、ステータスの低さに加えて、まだエスパータイプを持たないためか「マジカルフレイム」なども使えず、「しんかのきせき」を持っても活躍できたという話は聞かない。
使用トレーナー
ゲーム版
※1 フォッコを選んで進化させた場合
※2 主人公が最初にハリマロンを選んだ場合
※3 ポケモンマスターズでのバディー
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモン超不思議のダンジョン
今作から新たに追加された「えだ」(『風来のシレン』で言う「杖」に相当)があるが、テールナー(とマフォクシー)は敵として出た際にこのえだを振ってくる。
「金縛り」や「混乱」はまだ可愛い。「クォーター(HPを1/4にする)」や「もろは(HPを1にする)」を出されると目も当てられない。対峙するときはガイコツまどうやガラ魔導士系の様に細心の注意を払うようにすること。
ポッ拳POKKENTOURNAMENT
- タイプ:スタンダード
- バーストアタック:マジカルファイアータクト
進化後のマフォクシーを差し置いてのプレイアブル参戦を決め、WiiU版では2016年3月発売時から、アーケード版は2016年7月のアップデートから無条件解禁されている。
魔法少女イメージそのままの軽快な遠距離アタッカーで、確かにテールナーである意味を感じさせる動きではある。大きな木の枝を魔法の箒のように使って飛び回るモーションは一見の価値あり。
- スタンダードタイプであるがスピードは速め。攻撃を振ったり構え(デュエルフェイズ中に上入れっぱなし)によりサポートゲージが上昇するのが特徴。また、サポートポケモンの呼び出しによるキャンセル行動が多いため、サポートを絡めた行動が必要になるややテクニカル寄りなキャラとなっている。
- 「だいもんじ」や「サイドシュート→ポケコンボ2」など遠距離攻撃のバリエーションは豊富な反面、近距離戦では切り返しとなるわざが少なく不得意で、単体の技の火力と体力も控えめ。接近を妨害するような立ち回りが必要となる。
- 「にほんばれ」を使用すると一度だけ技が強化されると同時に共鳴ゲージが増加するのが特徴。共鳴バースト中は常時強化状態となる。にほんばれやサポートポケモンを上手く立ち回りに絡めつつ共鳴バーストを発動する機会や強化状態の時間を増やすことが勝利のキモとなる。
- バーストアタックは「マジカルファイアータクト」。杖から光線を放って当たった相手を超能力で空中に拘束し、自分の周囲に♡や♪や☆が描かれた多数の魔法弾を生成。それらを杖を振るって拘束中の相手に一斉に誘導発射し、着弾と同時に花火のような爆発が発生する。なお、ヒット時はサポートゲージが増加する。
他の参戦ポケモンと同じく、2Pカラーは本編の色違いとは異なる配色になっている。テールナーの場合、黄色の部分が明るい緑色へと変化する。
ポケモンマスターズ
セレナ&テールナー
ほのおタイプのテクニカル、
初期バディであるフォッコを進化させることで登場。マフォクシーへの再進化も可能。
技
ほのおのうず | 相手をバインド状態にする |
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さいみんじゅつ | 相手をねむり状態にする |
アタシは負けない | 自分の状態異常を解除。自分の特攻を2段階+命中率を1段階あげる。 |
オーバーヒート | 自分の特攻を2段階さげる |
バディーズ技
バディーズファイアーレイ |
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追加効果なし |
パッシブスキル
攻撃時能力吸収4 | 技での攻撃が成功したときに50%の確率で相手の攻撃と防御と特攻と特防と素早さと命中率と回避率の中からどれかひとつを1段階さげる。同じ分だけ自分の能力をあげる |
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相手ねむり時威力上昇5 | 相手がねむり状態のときは自分の技の威力をあげる |
変化技異常付与G9 | 相手を変化技で状態異常にしたときに相手全員に同じ状態異常を付与する |
ようこそ!ポケモンカフェ〜まぜまぜパズル〜
編集時点では不定期にイベントや課金コンテンツの題材となるゲスト枠と扱われている。
標準の制服以外に、イベントに合わせた「ハロウィン」と「ふりそで」の衣装が実装されている。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
〈ライバルやゲストなど〉
- エルのテールナー
- 声: 寺崎裕香
- 性別は♀。初登場の21話ではフォッコだったが、39話の回想では既にテールナーに進化していた。
- 46話では、トライポカロン・ラーグン大会のエキシビションで登場。炎がついた木の枝をバトンのように自在に操り、多彩な炎技とエルとの抜群のコンビネーションパフォーマンスで観客を魅了した。愛らしい容姿と華麗な演技から、シトロンのハリマロンに惚れられている。
- なお、64話の時点ではマフォクシーに進化している。
- ポケモンバトルの実力も相当であり、持ち技マジカルフレイムとかえんほうしゃでセレナのフォッコとヤンチャムを圧倒した。
- 今まで使用した技:ほのおのうず(XY46) だいもんじ(XY46) マジカルフレイム(XY64) かえんほうしゃ(XY64)
- SM34話
- モブで登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- フレア団No.2のテールナー
- ※リンク先XYクリア後ネタバレあり。
- 性別は♀️。元はプラターヌ博士がトロバ達に送った中の1匹だったフォッコがゼルネアス・イベルタルの戦いではぐれ、フレア団に連れて行かれてしまう。
- そして、フレア団のNo.2に育てられ、あのカルネのメガサーナイトに勝利する程の飛び抜けた実力を身に付け、冷酷な性格へと化し残忍な眼光を浮かべていた。
- 「大樹(ゼルネアス)」を基地に運ぶまでの時間稼ぎ・カルネをNo.2自らの手でなぶり殺しにするため、カルネとサーナイトをマジックルームの結界に閉じ込め、地下に沈めてカルネを連れ去っている。
- なお、No.2はその際のバトルもカルネをじわじわと嬲ることが目的であり、全く本気を出していないことが窺える。後にマフォクシーに進化している。
関連イラスト
関連タグ
0653.フォッコ→0654.テールナー→0655.マフォクシー
カロス御三家・中間形態
炎御三家・中間形態
ポケモン | 該当地方 |
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リザード | カントー御三家 |
マグマラシ | ジョウト御三家(ヒスイ御三家) |
ワカシャモ | ホウエン御三家 |
モウカザル | シンオウ御三家 |
チャオブー | イッシュ御三家 |
テールナー | カロス御三家 |
ニャヒート | アローラ御三家 |
ラビフット | ガラル御三家 |
アチゲータ | パルデア御三家 |
魔法少女仲間