この先、ポケモンX・Yに関する最大のネタバレになります。閲覧は自己責任でお願いします。
以下、衝撃のネタバレ
殿堂入り後のハンサムの探偵イベント第五章。
情報提供をするというフレア団の関係者に会うため、ミアレシティのグランドホテル・シュールリッシュの最上階ロイヤルスイートルームに行くことになるが、そこにいたのは…。
「……遅かったわね。〇〇〇(主人公)
取引とはいえ この わたくしが わざわざ 時間を 割いているのに……!
まあ いいわ
あなた 勝負を なさい
ハートに 火が ついたままでは お話なんて できませんから!!
心の中 フツフツと 燃えあがっているの!!」
そこにいたのは、主人公側にとっては味方であるはずのポケモンリーグ四天王の一人、パキラ。
彼女の正体はフレア団のメンバーだったのである。
「嬉しいわ、またお会いできて……」
「心の中、フツフツと燃え上っているの」
「あなたが憎らしくてねッ!!」
パキラショックとは、四天王パキラの正体である。
概要
今でも水面下で活動を続けていたクセロシキを「裏切り者」と見なし、主人公に処分するようにと依頼する。
その際は事務的な態度は鳴りを潜め、やや強圧的とも取れる態度を見せる。
主人公を一部の人間しか入れないフラダリラボの最深部に入るよう促すと、悠々と去っていった。
これだけ見れば、フレア団の狂気の思想についていけず脱退したとも、かつての幹部たちのように改心した末の贖罪の行為とも解釈できるだろう。
しかし、彼女の真の恐ろしさはこれだけではなかった。
恐ろしい正体
地位は幹部。フレア団としての主な任務は描写が全くないので現時点では不明。
しかし、
- ボール工場の事件解決後、すぐにホロキャスターからのニュースが流れる
- しかし「フレア団」の名前は一切出てこず、(彼らと直接会った人間以外)フレア団の存在さえ知らない
- 最終兵器の事件後もカルネを除いてジムリーダーや四天王たちが誰一人としてフレア団の事件に言及しない
- そしてポケモンリーグの初回挑戦時に初対面かつ主人公の人間関係の外にいるキャラクターの中で唯一フレア団について言及する
といったことなどから、彼女の役割は
・キャスターの地位を利用した情報操作
・カロスリーグに潜入し、カルネたちを監視していたスパイ
と推測する向きもある。
イベント中では、
- 一部の幹部しか知らないパスコードを知っていた
- クセロシキを含めた5人の博士たちは描写を見るに一般幹部よりも(表向きは)少なくとも同格以下
- 他の一般幹部(最低でも幹部のアカマロ)をこき使っている描写がある
- フラダリ以外では彼女の上がいると推察される描写はない
ことなどから、フレア団の他の幹部とは別格の大幹部ともいうべき存在であり、フラダリに次ぐ首領格の地位にいる事が推測できる。
パスコードを知っていたのはフラダリと同じ大幹部クラスであるクセロシキ、そして彼女の3人だけの可能性が高い。
フラダリとの関係は不明だが、主人公と再会していきなりバトルする際にはわざわざフラダリと揃いのカエンジシ(♀)を使っているなど、普通のボスと部下の間柄ではないようにも見受けられる。
本性は冷酷かつ残忍で、四天王、そしてアナウンサーとしての姿も全て上辺であると思われる。
執事であり直属の部下である幹部のアカマロからは「主(パキラ)は気が短いお方」「待たせておくとわたくし厳しい罰を受けてしまいます」と言われていることから、部下にとってはかなり恐ろしい存在であることが窺える。
その上、フレア団が実質壊滅した後でも
「私たちには私たちの正義があった」
と彼女自身は未だにフレア団の思想に賛同している節があり、クセロシキのような改心の素振りは見られない。(クセロシキを主人公達に始末させようとしたのも「後腐れを絶つため」とのこと)
「ポケモンシリーズ」全体で見てもトップクラスに危険な人物と言える。
ただし、「あった」という過去形の物言いとその正義を「今更汚されたくはない」という考えから、フレア団が壊滅した現在はフレア団の正義を過去のものとしていると見ることもできる。
また、ハンサムとも司法取引を行い、少なくとも契約の範囲内でやるべきことは履行するなど、悪人ではあるが最低限の取引はできる模様。
フレア団を壊滅させた主人公のことは、上記の「憎たらしい」発言や依頼時の恨み節のこもった台詞から復讐心を抱いているようだが、その一方で「憎すぎてむしろ好きよ」「夢をかなえるためのフレア団になかった力を持っている」と、ある種リスペクトしているようにも見える(一応、ハンサムの探偵イベントを進めていないプレイヤーへのネタバレをギリギリで避ける台詞にはなっており、イベントをする前と後では意味が違って聞こえるようにもなる。)。
いまいちパッとしない手持ちも、イベント後では「手を抜いている」とも捉えることができる。
ただし、ハンサムイベントで戦うときの手持ちもメスのカエンジシレベル63一体だけで、その個体は四天王時との変化はない。
ハンサムとはかつての部下であるクセロシキを売る形で司法取引をしており、現段階では彼女の正体は主人公以外誰にもバレてはいない。ハンサムイベントの際、机にあるノートにその詳細が記されている。
なお、ハンサムの方も彼女から何かしらの脅迫をされたらしいが、詳しくは語られていない。
彼女は四天王として、アナウンサーとして確固たる地位を築いている他、歴代でもトップクラスの財力・権力をその手にしている。
リーグチャンピオンとはいえ一介の市民にすぎない主人公や、国際警察とはいえ過去に傷を持つハンサム一人だけでは、正攻法の手段で彼女を告発することは極めて難しいものと思われる。
「正義」の為に部下も平然と切り捨て、カロス地方を「破壊」し、多くの人々を虐殺しようとしたパキラ。
彼女の「目的」と「正義」は、如何なるものなのだろうか。
マイナーチェンジ版が出た際は更なる掘り下げがあるかと予想されたが、2016年2月27日のポケモンダイレクトで完全新作の発売が発表されたため、現時点で『XY』はマイナーチェンジ版が存在しないタイトルとなっている。
シリーズとしては異例の悪役の勝ち逃げとなってしまうのだろうか、それとも…?
アニポケ
10月29日の一時間スペシャルの前半・ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカ ~Act IV~にて、フラダリ同様に本編に先駆けて本格的に登場。
ゲームに比べると物腰柔らかな印象であり、それで出番も終わりかと思われた。
しかし、スペシャルの最後にて、 ゲーム版同様にフラダリと繋がっているフレア団のスパイであったことが判明。
今後もフレア団編に於ける重要なポジションを占めるのは間違いないものと思われる。
サトシたちとはカロスリーグ編にてようやく対面。
アナウンサー業の一環でカメラマンのバイトをしていたロケット団ことムコニャと共にインタビューや実況をして回っていた。
だが、原作と異なりポケモンリーグに潜り込んだスパイにすぎず、さほど情報を知らされていなかったのか、リーグ終了後フラダリが人類とポケモンの抹殺に乗り出した際は少なからず動揺し、彼を止めるべくサトシとアランに助力する。
ゲーム版とは異なりまさかの味方ポジションとなる。
本人によると、「(カロスリーグにおける彼らのバトルを見て)破壊せずとも世界を変えられる可能性に賭けてみたくなった」とのこと。
また、事件が終わった後はジュンサーに出頭することを口にしている為、ほんの少し更生の余地があることがうかがえる。
ポケスペ
「ボスのかたわらに立つ女 それにふさわしい立ち姿ってものがあるのよ」
X・Y編の「特別編」にて初登場。(その前にTV局のアナウンサーとしてチラッと登場している)
こちらではフレア団のナンバー2であることが明確に証明されている。(本人曰く「ボス(フラダリ)のかたわらに立つ女」)
フラダリ用のメガストーンを作らせるためコンコンブルの誘拐をクセロシキに命令したことが判明。
さらに部下にシトロンを誘拐させ、プラターヌ博士がトロバに渡していたフォッコを奪い、自らの手持ちに加えた。(この際、トロバのポケモン図鑑を踏み潰して破壊している)
後に再登場した際はテールナーに進化しており、悪堕ちしたかのような残忍な眼光を浮かべていた。
後にエックスたちを始末できず失態を重ねた部下たちに憤慨し、ついに自らの手で出撃。
だが、その方法は自らの手は汚さず、アサメシティで誘拐した住民たちの一部(スカイトレーナー養成学校の生徒)をギルガルドの力で洗脳し、エックスたちを襲撃させるという卑劣なものだった。
しかもそのスカイトレーナーたちはワイの学校の友人でもあり、ワイへの嫉妬心に漬け込んで洗脳したという残忍ぶりを見せる。
しかし、ワイの真意がスカイトレーナーのリーダー格の少女ミソラの心に響いたことで洗脳が揺らぎ、ギルガルドもメガライボルトの電撃で倒されてしまったため取り逃がしてしまう。
彼女にとってミソラたちは捨て駒にすぎず、その作戦自体も捕虜にした一般人を洗脳し、「大樹(ゼルネアス)」を最終兵器の元まで運ぶ労力にするための実験だった。
実験の成功を確信したパキラはワイの母のサキを含めたアサメシティの住人全員をコレアに洗脳させ、エスプリと共に「大樹」の運搬に従事させる。
そこにエックスたちと、逃亡していたカルネ、コルニ、コンコンブルらが駆けつけ、またも作戦は失敗したかに思われたが、それこそがパキラの仕組んだ罠であった。
「うふふ、始まった。文字通り、『役者がそろった』…ってとこかしら」
「大樹」を基地に運ぶまでの時間稼ぎとして、そしてカルネを自らの手でなぶり殺しにするため、カルネとサーナイトをマジックルームの結界に自分ごと閉じ込めてしまう。
パキラの狙い通り大樹は届けられ、エックスたちは結果的に惨敗してしまう。
さらにマジックルームの結界は地下に沈んでいき、カルネを連れ去ってしまった。
「まさか最終兵器を不発にされた上に、ゼルネアスまで奪われてしまうなんて」
その後しばらく姿を消していたが、最終兵器をめぐる決戦にてイベルタルを従えて現れる。
「大樹」の地下にはイベルタルが眠る「繭」もあり、パキラが地下に潜ったのはカルネを攫うだけでなく、イベルタルを我が物にするためでもあった。
勝負は危機感を感じたクセロシキが止めに入ったことや、ゼルネアスがエックスたちを連れて撤退したことで中断したが、
ゼルネアスがワイを認めたおかげでエックスたちが絶対優位に立っていた状況を完全にひっくり返してしまった。
人間関係
ワイにはエックスたちとはぐれた時、コレアと共謀している所を一部目撃されており、その後ゼルネアスに認められたワイ、片やイベルタルに認められたパキラとして対決する。
カルネには正体がバレていない時点でも、「炎の女」「秘めたる炎」「底が知れない人」と恐怖の感情を抱かれていた。
パキラは自分の邪魔をし続けているカルネに対し「早く焼き尽くしてしまいたい」と言うなど、四天王としての仲間意識を持つどころか殺意を抱いている。
「大樹」の戦いに参戦した中にカルネがいると知るや彼女を始末するために自身も参戦するなど、カルネに対して異常なまでの執着心を抱いている。
首領格として
部下に対しては暴君そのもの。ゲームにおいての「部下に暴力で制裁する」ことが反映されている。
・自分が雇った宝石強盗を「報酬(兼、口封じ)」として、カエンジシ(♀)の炎で火達磨にする
・任務に失敗したしたっぱを鎖で拘束してリンチする
・褒めちぎって煽てる
・上記の通りアサメシティの住民たちを誘拐・洗脳する
など、人間としての良心のかけらもない行いをやってのけている。
その悪辣振りは同作で悪人に改変されたナツメやカリンが可愛く見えてしまうほどである。
ただし、4人の女性博士のことは寵愛しており、アケビに自らのカエンジシを貸し与えたり、充分に役目を果たしたギルガルドを鍛えたコレアを褒めるなど、ナンバー2としてのカリスマ性も兼ね備えている。
それでいて、アナウンサーの時には屈託のない営業スマイルを見せるなど他者を欺く力にも長けている。
そして強制的な手段を取らずに伝説のポケモンを従わせた悪の組織のボス(クラスのキャラ)はポケスペでは史上初である。(完全に悪人とは言い難いNを除く)
暴君としてだけではない資質も持ち合わせていると思われる。
ちなみにこのイベルタルの捕獲はクセロシキ達にとっても全くの想定外であり、彼らにとっては最終兵器発動のためどちらかを回収できればよいという程度の認識だったため、普段冷静なクセロシキもかなり動揺していた。また、単なるフレア団のナンバー2というだけではない、彼女独自の野望も抱いている(フレア団をも利用している)ようである。
このように本性を表した直後でもゲーム以上に極悪人となっており、「大樹」の争奪戦ではアサメシティの捕虜たちは解放されたものの、事実上カルネにもエックスたちにも完全勝利するという、衝撃的なデビューを飾った。
それどころか、トレーナーとしての強さも原作以上であり、普通ならば絶対不利なはずのテールナーを使ってカルネとメガサーナイトを半殺しにして完勝していたという事実が判明(イベルタルを途中で手持ちに加えたとしても、相性的にはカルネが絶対有利なはずである。)。
同作品で登場した仮面の男にも匹敵しうるとてつもない強さを持っていた。
しかもその際のバトルもカルネをじわじわと嬲ることが目的であり、全く本気を出していないことが窺える。
特別編
「特別編」では最初、ディアンシーに興味を持ち、宝石強盗を金で雇い、ディアンシーとメレシー達が暮らす洞窟を襲撃、ディアンシーを誘拐させようとした。
しかしながら、偶然その場に来ていたカルネとコルニ、コンコンブル達によって計画は失敗。
代わりにディアンシーが産み出したダイヤモンドをまんまとせしめていた。
希少なポケモンを最終兵器発動前に保護しようなどというものではさらさらなく、完全な私利私欲の為であったと思われる。
末路
ポケモンの村での戦いでカルネのキーストーンを奪い、ファイアローの羽でカルネを仕留めようとするが、足裏にモンスターボールを仕込まれていた為に失敗し、キーストーンも奪われるが、それでも空中戦を制するあいかわらずの強さを見せつけた。
しかし、フラダリがメガシンカポケモンの一斉攻撃で敗北し、パキラはフラダリを助けようと勝負を投げ出した結果、サーナイトの攻撃で自らも落下。カルネの救いの手も跳ね除け、グランドフォースで隆起した地面に叩きつけられた。
X・Y編最凶・最悪の女の敗因となったのは実力差を覆した相手のポテンシャルでもなく、信奉するフラダリに気を取られて油断したその一点にある。真っ向勝負では一度も負かされていない分、敵幹部としての格が下がる事は無く退場したのはまさしく最凶クラスに相応しい末路である。
ただし、植物状態となったフラダリとは異なり、その後どうなったかは不明。
彼女、およびフレア団が掲げる正義について
彼女は自身が間違ってないかの様な言い分ではあるが、彼女とフレア団の正義はあるポケモンによって完全否定される。
それが秩序を紡ぐ伝説ポケモン、ジガルデである。
ジガルデは図鑑にも書かれているが、生態系の監視をしており、ひとたび生態系を破壊するような事があればジガルデが動く。
その行動はポケモン世界の舞台である星の意思といってもよく、ジガルデの前では迂闊な行動は許されない。
当然だがフレア団の最終目的はジガルデにとってはアウト案件である。
実際、アニメ版ではコアが捕らわれていたとはいえ、ジガルデが動く事態にもなっている。
ゲーム版でも結果的に動かなかっただけで、主人公が止められなかったら遅かれ早かれ、ジガルデが介入していただろう。
この事から、フレア団と彼女の掲げる正義はジガルデ(星)の意思の元、完全否定されている。
いくら彼女達が正義を掲げようとも、他の生けとし生きる者とジガルデにとってはただの虐殺者だったのだ…。
余談
なお、イベントが未プレイでも、服やメガネの色、使用タイプが炎、カエンジシが手持ちにいる、気の強い表情と性格から、彼女とフレア団の関連性を少なからず察したトレーナーもいると思われる。
また、イベント未プレイのまま四天王に再戦しても、主人公に対し対抗心を向けるようなことをいう。
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似たようなトレーナー
- ポケモンハンターJ…アニポケのゲストキャラで、パキラと同じく危険人物すぎる悪女。ポケモンにも人間にも容赦しない下道であるうえあくタイプ複合(ドラピオン)を連れている所が似ている。パキラと違い下記のスワマ同様ポケモンを道具と見なしている。最後はスワマとアニポケ版オリーヴ同様因果応報な終わりを迎えた(その内容は二人が受けた罰よりもハードである。)
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- マトリ…こちらもアニポケオリジナルキャラでパキラと同じく悪の組織のナンバー2。パキラと同じくかなりの危険人物でネコ科と思われるポケモン(アローラニャース)を連れている点が共通する。ただ、キャラクター像がほぼシリアスであるパキラと違ってマトリは虚偽報告をあっさり信じたりと少々コミカルな所を見せたりする。
- オリーヴ…ポケモン剣盾の登場キャラ。彼女もパキラやマトリと同じく悪の組織のナンバー2だが、パキラやJやスワマやマトリや後述のクロスとは違って極悪人というわけではない。彼女はゲーム本編ではちゃんと改心したが、アニポケでは逆に改心はせず悪役のままで終わっている(ゲームと漫画では改心せず、アニメで改心したパキラと逆パターンである。)。また、どちらも手持ちにほのお複合(エンニュート)とゴースト複合(ユキメノコ)がいる。
- クロス…ポケモン映画におけるオリジナルキャラ。ポジションはスワマと同じポケモンを捨てたトレーナー又はサトシのライバルだが、パキラと似た点がいくつか見つかっている。説明すると、「同じ複合タイプのポケモン(ガオガエン)を連れている」「(オリーヴもそうだが)イメージカラーが赤」「ポケモンに他者への攻撃及び暴行を指示した事がある」「破滅的な悲劇を招いた危険人物(ただし、クロスが招いた悲劇はわざとではないそうであるうえ、後々食い止めた。)」…といった共通点がある。だが、最後はアニポケ版パキラと同じく改心しサトシらと和解した。