※タグ検索の際は「クロス アニポケ」と検索するのを推奨する。
「友情なんてモノは、ポケモンを弱くするだけだ!」
CV:逢坂良太
概要
劇場版ポケットモンスター「キミにきめた!」に登場するポケモントレーナー。ガオガエンとルガルガン(まよなかのすがた)を連れている。
劇場版シリーズでのヴィラン枠の一人でありながらサトシのライバルでもあるトレーナー。
オレンジ髪で交差(クロス)した前髪とアンノーンがモチーフと思われるネックレスが特徴。キャラクター性に関しては、監督曰く『サトシと真逆に置いた人物』とのこと。
手持ちはかつて所持していたポケモンを除き、「サン・ムーン」からのポケモンのみであり、唯一彼のみ劇場版初登場キャラでサン・ムーンから登場したアローラ地方のポケモンを使用している。もちろんアローラ地方出身者の可能性は高いがどの地方出身かは明らかにならなかった(ついでに歪んだ原因も不明なままだった。)。
本作におけるサトシのリザードンは、元々クロスの所有するポケモンでヒトカゲだった頃に捨てられたという設定になっている(無印アニポケではダイスケが捨てたということになっている。)。
嫌味なキャラに見えて実際は思慮深いシゲルや、失敗したとは言え自分なりにポケモンの強さを伸ばしてやりたいと考えていたシンジとは違い、性格は冷酷で暴力的。
ポケモンに対しても自分と息が合う個体のみに対して愛情を注ぎ、他はゴミと吐き捨てている。
ただシンジにも言えるが、仲間を見捨てても「戻って来い」と掌返しはしてない。
ホウオウに執拗に拘ったのは彼もまたホウオウを目撃したトレーナーだった事に起因する。しかし、力と結果のみに固執した性根からホウオウは羽を落とさず去ったのだが、それを知らず追い求め続けていた(無印アニポケのサトシはクロスと同じく羽を手に入れていない。)。
その後、サトシと出会い虹色の羽を手に入れたことに嫉妬もとい片恨みして、追い回した末にバトルしリザードをガオガエンで倒した後、彼を中傷。
終盤のテンセイ山ではサトシに対する恨みからか、ガオガエンにサトシ本人へ直接攻撃する様に指示した上、その後敗北したにもかかわらず暴力で虹色の羽を奪っていくという不正を連発する暴挙を起こした。
その結果、見直しかけていた人間に失望したマーシャドーが彼らを消すために動き出し、劇場版屈指の大惨事を引き起こしてしまう(当の本人はわざと起こしたわけではないらしい。)。
だがこの惨事を機にポケモンとの友情及び絆の大切さに気付いて改心し、惨事を皆で食い止め、サトシ達との関係を修復してまたバトルすることを誓い旅立った。
余談
クロスの声を担当した逢坂良太氏はポケモンジェネレーションズでシルバーの吹き替えを行った。
また当初はCVが伏せられており、劇場公開後に逢坂氏が担当した事が発表された。
なお、YouTubeやCMなどで公開されている予告編では別の声優が担当している。
ガオガエンはアローラ御三家で唯一の映画参戦になったが、これに関しては複数の推測がある。
- ライバルポジションであるため恐らくネズミポケモンにして電気タイプであるピカチュウの対として猫ポケモンであり、ポケモンでは何かとライバル関係になりやすい炎タイプでもあるという因縁深いような関係から。
- 初代をアニメ化したポケットモンスターTHE_ORIGINにメガリザードンXが登場したのと同じように、今の世代のリスペクト。
関連イラスト
関連タグ
劇場版ポケットモンスター ポケットモンスター(アニポケ) ライバル キミにきめた!
似てるトレーナー
- シンジ…「初期は力に固執する悪役だったが、後に改心しサトシ一行+酷使した末に逃がしたポケモンと和解してハッピーエンドを迎える」「口は悪いが時としてまっとうな事を言う事もある(この一面に関してはシンジが勝っている)」「特定の条件で別の姿を見せるポケモン(トリトドン)を所持している」等、何かと共通点が多い。だがクロスやスワマ、ビートやパキラ程の凶暴性は見られない。
- スワマ…似たようなキャラだがこいつはクロスやシンジ、ビートやハーリー、ルザミーネやパキラ以上の外道な上、サトシに敗れても捨てたポケモンに掌返しをした上に改心しなかったので罰せられた。
- ビート…「ポケモンに暴力的な悪事の指示と窃盗を行ったが主人公に敗れて改心」「同種に別の姿を見せるポケモン(ガラルギャロップ)を所持している」と共通点が多い。ただしポケモンに悪事を働かせた事はあれどポケモンには最初から優しい。
- ハーリー…「片恨みな感情をエネルギーにしながらライバルを倒そうとしたが後で改心する」「あく複合(ノクタス)を所持している」といった共通点がある。彼もシンジやルザミーネ同様凶暴性は薄い。
- ルザミーネ…「欲しいものを手に入れる為なら手段を選ばなかったが後々改心する」「ほのお複合(エンニュート。ただし、アニポケ限定。)を所持している」といった共通点がある。ビート程ではないが彼女は最初からポケモンに優しい。
- パキラ…「イメージカラーが赤」「同じ複合タイプのポケモン(ヘルガー。ただし、アニポケ限定。)を所持している」「ポケモンに他者への攻撃及び暴行を指示した事がある(パキラはポケスペにてその悪事を行った。)」「破滅的な悲劇を招いた危険人物」といった共通点がある。一方で「ほのおタイプを専門にしている悪役」という面ではスワマを彷彿とさせるがスワマや改心前のクロスやシンジと違って、自分のポケモンには優しい。ゲーム本編と漫画では改心しなかったがアニポケではスワマ以外のメンツと同じく改心してサトシらとも和解した。
- コハル…上述のメンツと違って最初から善良なトレーナー(新無印編の同姓同名のヒロインとは全くの別人。)だが「サトシのポケモンと関わりがある(ゴチムがサトシのズルッグを気に入った為サトシに交換を持ちかけた事がある。)」「あく複合(バルジーナ)と特定の条件により別の姿を見せるポケモン(ダルマッカとシキジカ)を所持している」といった共通点がある。