データ
タイプ | ブルームタイプビースト |
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身長 | 55m |
体重 | 4万8千t |
出身 | 不明 |
概要
Episode.9「警告-ワーニング-」、Episode.10「突入-ストライク・フォーメーション-」に登場。
日中は地底に身を潜めているが、夜になると地上に出て活動する夜行性のビーストで、ダークファウストの指示に従い行動している。
武器は花弁から放出する猛毒の黄色い花粉で、この花粉は付着すると瞬時に気化して超高熱を発し、付着した物を瞬く間に炭化させてしまう。しかも可燃性な上、花粉自体の質量が水素と同等と非常に軽く拡散しやすい。
背部の花粉袋が弱点なのだが、この部位が誘爆すると花粉が広範囲へ撒き散らされて大惨事を引き起こす為、下手に攻撃できないという厄介な特性を持っている。
このため、ナイトレイダーはウルトラマンネクサスが出現してラフレイアをメタフィールドに閉じ込めるまで待ち、ストライクチェスターでメタフィールドに突入した上で殲滅する作戦を強いられる。しかし、この時点でナイトレイダーはネクサスを敵視していた為、ネクサスが彼らに都合よく動いてくれるかは未知数な状況でもあった。
Episode.09では、ネクサスと交戦中のダークファウストを援護するように出現。ナイトレイダーはまだ上記の性質を把握していなかったのでクロムチェスターαが攻撃を仕掛けたが、ネクサスが阻止した事で誘爆は免れた。ネクサスは花粉の拡散を抑えるためメタフィールドを展開するも、ファウストはそれをダークフィールドに変換する。ラフレイアはフィールド内でファウストと共にネクサスを挟み撃ちにするが、ファウストがネクサスのパーティクルフェザーを受けて足に大ダメージを負ったため撤退。ラフレイアも同時にフィールド内から姿を消した。
続くEpisode.10では山中に出現(恐らくファウストがネクサスを誘き寄せる為に出現させたと思われる)。ネクサスはナイトレイダーの作戦通りにメタフィールドを展開するが、やはりファウストが現れダークフィールドに変換されてしまう。
今回は2対1の優位を生かしてネクサスを集中攻撃し、ファウストが後ろから羽交い絞めにした隙にネクサスへ花粉を浴びせて苦しめる。しかし、ストライクチェスターに搭乗した孤門がネクサスにアイコンタクトした後、弱点である花粉袋へとストライクバニッシャーを照射。ネクサスが肘打ちでファウストから逃れた直後、貯蔵されていた花粉が粉塵爆発を起こしたラフレイアは、そのまま大爆発を起こして死滅した。その際の爆風に巻き込まれたファウストも大ダメージを受けたため、その場より離脱した。
その後、イズマエルの左腕を構成するパーツとなった。
右腕に花弁が移植されており、そこから同じく花粉をまき散らす。これでジュネッスブルーを苦しめ、ダウンするまで追い詰めるきっかけとなった。ちなみにこの時の花粉の色は黄色ではなく赤になっている。
派生作品
コミカライズ版
大まかなストーリーはTV版と同じだが展開が繰り上げられており、ラフレイアの爆発に巻き込まれたことがダークファウストとその暗黒適能者の死因になった。
ウルトラマンファンタジックライブ2007
メトロン星人配下の怪獣で、子供達の夢を吸収する能力を持つ。
一度はウルトラマンメビウスを破り、悪夢の世界に閉じ込めたが、駆けつけたウルトラマンタロウのスワローキックに敗れ、閉じ込められていたメビウスも救出された。
余談
デザイン画の第1稿は直立二足歩行風のデザインであったが、「弱点の花粉袋を目立たせるため花を突き出した怪獣的なものに」という阿部雄一監督の要望により、ゴルゴレムの前身としてデザインされていた岩怪獣ゴーラムのデザインラインを流用したものに修正された。
なお、メイキングによると、花粉はなんとチョークの粉を使用している。後始末が大変だったとか。
花弁はガボラのオマージュである。