本項では『ポケットモンスター』シリーズに登場するゆうれいについて説明。
一般的な幽霊については「幽霊」を参照。
概要
ゆうれいとは、ゲーム『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』にて、シオンタウンにある塔・ポケモンタワーで遭遇する謎の存在。
バトルで遭遇すると「タチサレ…タチサレ…」と囁くのみで攻撃はしてこないが、こちらのポケモンは恐怖のあまり動くことができず、技が使用できない。モンスターボールによる捕獲も不可能であるため、言葉通り立ち去る(=逃げる)しかない。
たとえあの最強のポケモンや幻のポケモンであっても例外無く怯えてしまうため、しばしばネタにされる事がある。
そして何よりも怖いのが、シンプルゆえに不気味すぎるグラフィックだろう。
その正体はゴースやカラカラなど、塔に巣食う野生ポケモン。タマムシシティで入手できる「シルフスコープ」を使うことによって初めて見破ることができる。
…ゴーストタイプであるゴースはまだわかるとしてなぜまだ生きているカラカラまでゆうれいとして出てくるのだろうか…?
最上階に向かう途中では、ガラガラのゆうれい(Lv30)が現れる。このゆうれいを見破ってバトルに勝たないと先に進めないため、シルフスコープが必須となる。
ちなみに、このガラガラのゆうれいは絶対に捕獲することはできない。ボールを投げても回避されてしまう。
また、「ピッピにんぎょう」を使うとシルフスコープなしでもイベントを攻略できてしまうバグがある。供養成功・・・?(一応、VCでも可能)
ファイアレッド・リーフグリーン
リメイク版の『FRLG』でもゆうれいが登場。初代と異なりガス状のようなデザインに変更されている。
基本的に赤緑青と同じだが、ガラガラのゆうれいにピッピにんぎょうを使っても逃げた扱いになり、イベントが進まないようになっている。
Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
『ピカブイ』版でも登場。バトルはできずイベントのみの登場となっている。
デザインは赤緑時代よりに戻っているが、小型のゆうれいは目つきが上下逆の悲しげな雰囲気になっておりガラガラの大型のゆうれいはツノが生えてゴーストのような雰囲気になっている。
ゆっくりした動きでプレイヤーを追いかけ、ぶつかると強制的に塔の一階に戻されてしまう。ガラガラのゆうれいも健在で、他のゆうれいより倍以上大きくなっている。
最上階手前でガラガラのゆうれいに遭遇するが、ロケット団のムサシとコジロウに連れ去られた子供のカラカラを救出して連れて行くと、母親としての心を取り戻し成仏する。
こちらはバトル不可能な為、当然ながらピッピにんぎょうは通用しない。
『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ“完全版"公式ガイドブック』に掲載された設定資料集には名前が「タチサレおばけ」とあった。
スカーレット・バイオレット
テラスタルで登場。
テラスタルすると頭上にテラスタルジュエルという冠がついて全身が光るようになるが、
ゴーストタイプになった場合のテラスタルジュエルがこれそのものである。
アニポケでは
サトシの旅シリーズ最終章のめざポケ第8話にて、ジュペッタが初めて現れた際にこの姿で登場していた。
余談
ポケモンSMで登場するアローラガラガラはタイプがほのお・ゴーストになっており図鑑説明にも「子を想う母の無念は炎となってガラガラを守る」と説明されておりこのゆうれいイベントとの関連が噂されている。
関連タグ
ポケットに冒険をつめこんで:とある人物のゆうれい回より。
星のカービィに登場する全身トゲ状の敵キャラ。
コピー技も空気砲も一切通じない、ある意味最強の存在繋がり。
…… タチサレ!
…… ココカラ タチサレ……
ポケットに冒険をつめこんで(ネタバレ注意)
……タチサレ!
……ココカラハ ネタバレダカラ タチサレ……