シルフスコープ
しるふすこーぷ
初登場 | 第1世代 |
---|---|
効果 | ゆうれいの正体を見破って戦闘・捕獲が出来るようになる |
英語名 | Silph Scope |
シルフカンパニーが開発したポケモンタワー内にいるゆうれいの正体を見破る事が出来るスコープ。『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ“完全版"公式ガイドブック』時点の公式デザインは双眼鏡に第3の眼とタッチパネル、ボタンが付いたデザインだが、初代のポケモンカードのイラストでは単眼だった。
劇中ではシルフカンパニーに潜り込んだサカキが強奪しており、タマムシシティ地下にあるアジト最奥部でサカキに勝つ事で拾う事が出来る。
ポケモンタワー以外では何の効果もないアイテムのため、リメイクのFRLGでは「たいせつなもの」に分類される。
シナリオの都合上、ポケモンタワーの最上階に行くには「…… タチサレ! …… ココカラ タチサレ……」と立ち往生する特殊なゆうれいを成仏させる必要があるため、正攻法でクリアするならクリアには必須アイテムである。
タワー内に飛び出してくる野生のゆうれいの正体とはゴース、ゴースト、カラカラ。初代はゴース・ゴーストはこの場所にしか出現しないため、このアイテムを持っていないと野生のゲンガー系列を入手する事すら出来なかった。カラカラの方は進化系のガラガラがチャンピオンロードに出現するものの、進化前単体ではやはりこの道具が必要(ピカチュウ版ではサファリゾーンでも出現する)になってくる。
なお、この道具が効果を発するのはポケモンタワー内のみであり、該当施設が登場するリメイクのFRLGを除けば他地方の心霊・慰霊スポットでは野生ポケモンはスコープ無しでポケモンの姿で普通に出現する。つまり「野生ポケモンがポケモンとして出現しない」のはカントーのポケモンタワーだけでしか見れない怪奇現象となっている。
なぜポケモンタワーだけ野生ポケモンが普通のポケモンとしてではなくゆうれいとして出現するのかは永遠の謎である。今後もその謎は解明されないままであろう。