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概要

和名ハナカマキリ
別名ランハナカマキリ、ランカマキリ
英名flower mantis
学名Hymenopus coronatus
分類カマキリ目 ハナカマキリ科 ハナカマキリ亜科 ハナカマキリ属
体長オス:約3cm、メス:7~7.5cm程
分布域東南アジア

東南アジアに生息するカマキリの一種。

色彩がド派手だが、これは擬態するための保護色だったりする。

実際、同じような色の花に紛れていると全く分からない。しかも、可視光のみならず紫外線で「見て」も分からない、なおかつ幼虫ミツバチフェロモンを出してハチを誘き寄せるという徹底ぶりである。

花蟷螂かまとと

(記事メイン画像と左のイラストが幼虫で、右のイラストが成虫。)

但し、成虫になると分かりやすくなってしまう。特にオスは茶色っぽくなる。

実は、花に紛れるのは成虫の方で、巧妙な擬態をする幼虫はの上にいることの方が多い。


なお、一齢幼虫と呼ばれる極幼い個体は、胸や腹が赤く、頭や脚は黒いと、全く花に似ていない。これは、同じ所に住むサシガメの幼虫に擬態していると考えられている。悪臭を放つカメムシかつ刺されると痛い捕食者でもあるサシガメの振りをしていれば天敵に襲われにくくなるというわけだ。


また、前述した体長の通り成虫の雌雄体格差が倍ほど極端で、これはカマキリの中でも珍しいケースである(普通のカマキリはオスがメスより若干小柄くらい)。


見た目が美しいので、擬人化されることも多い。


人間との関わり

海外産カマキリの中でも人気が高く、飼育する愛好家が多い。コノハムシなどと同様、擬態生物の例として書籍ドキュメンタリーなどによく取り上げられる。


虫同士を戦わせる娯楽映像に取り扱われることがあるが、オオカマキリカレハカマキリと比べて体格が小さく、そもそもカマキリ自体真っ向勝負が得意ではないこともあって、毎回あっさりとオオスズメバチ等に狩られてしまってる。


フィクション・創作関連

関連キャラクター


新甲虫王者ムシキングにおけるハナカマキリ

2016ファーストよりお助け昆虫として登場。属性はチョキで、レアリティはSR。肩書きは「美しき死神」。

お助け技は必殺わざで勝った際に相手の必殺わざを封じる「パュームトラップ」。(パフュームの誤記なのだが、2016セカンド以降はカードの方に合わせる形でこちらが正式な技名となった)


一見スキルは優秀に見えるが、何故か特殊効果を持つ他のSRお助け昆虫よりも追撃時の攻撃力が低く、発動条件のせいでグーやパーのムシのデッキに組み込むメリットは皆無と細かな点で損をしてしまっているムシであり、やり込んでいるユーザーのデッキに組まれることは皆無だった。


関連タグ

カマキリ   擬態

ヒメハナカマキリ

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