概要
「CODE OF DUELIST」で登場した地属性・昆虫族のモンスター。
フレシアの蟲惑魔以来2年ぶり(メインデッキに投入できるカードとしてはティオの蟲惑魔以来3年ぶり)に登場した新規の蟲惑魔。
ピンク髪ツインテールの少女の姿をしており、服の袖に当たる部分が、モチーフであるハナカマキリの鎌のような形状になっている。
ランカという名前はハナカマキリの通称である「ランカマキリ」から取られていると思われる。
同名の某超時空シンデレラは関係ない…はず。
登場時期の関係から、蟲惑魔の集合絵的なカードである「フレシアの蟲惑魔」のイラストには描かれていない。
後に登場した「狂惑の落とし穴」のイラストではプティカの蟲惑魔と共に獲物を捕獲しているところが見れる。ランカの背後に見える巨大な昆虫はおそらくランカの本体であるランカマキリの怪物と思われる。ヤメローシニタクナーイ!
カードテキスト
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1500/守1300
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「蟲惑魔」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
(3):1ターンに1度、自分フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのセットされたカードを持ち主の手札に戻す。その後、自分の手札から魔法・罠カード1枚をセットできる。この効果は相手ターンでも発動できる。
解説
①の効果は召喚成功時に「蟲惑魔」をサーチする、いわば蟲惑魔版エアーマンともいうべきシンプルかつ強力な効果。
この手のサーチカードとしてはステータスが低めではあるが、それを逆手にとって相手を罠に嵌められるとも取れる。
「ティオの蟲惑魔」をサーチしておけば、自身が破壊されても「ティオの蟲惑魔」で蘇生し、エクシーズ召喚につなげられる。
③の効果はセットされた魔法・罠カードをセルフバウンスし、別の魔法・罠カードをセットできるやや変わった効果。
相手の除去の対象になった「ホール」「落とし穴」カードをバウンスして破壊から守ったり、「ティオの蟲惑魔」の効果でセットした罠をバウンスすることで、「ティオの蟲惑魔」のデメリットを帳消しにしたりすることが可能。
相手の全体除去に対し、「アーティファクト」などの破壊されると効果を発揮するカードをセットするのも効果的。