「「うわぁぁぁぁ!!」」
街の人々「「「「「仮面ライダー!!!」」」」」
亜樹子「負けないで…仮面ライダー…」
「フィリップ!風だ…風都の風が…!!」
「僕達に…力を!!」
エターナル「何だと!?」
概要
「劇場版 仮面ライダーW AtoZ 運命のガイアメモリ」で登場した仮面ライダーWの劇場版限定フォーム。
仮面ライダーWの最終・最強形態であるが、その経緯から特殊形態とする資料もある。
風都タワー頂上における仮面ライダーエターナルとの戦いの最終局面、エターナルの「ブラッディヘルブレイド」により風車が切り落とされ、Wは風車に巻き決まれて落下してしまう。
その瞬間、街の人々の声援と共に吹いた一陣の風をエクストリームメモリのエクスタイフーン(≒ベルトの風車)に受けてサイクロンジョーカーエクストリームから空中で変身した形態。
バックに流れる主題歌の演出、人々の思いが起こした奇跡の形態ということもあって非常に人気が高い。
『風都探偵』では、万灯雪侍が見ていたWやミュージアムに関する資料内の写真(影になっているためほぼシルエットのみ)として登場している。
そして劇場版 風都探偵 仮面ライダースカルの肖像や原作第146話での回想シーンでははっきりと映る形で登場している。
能力
身長 | 195cm |
---|---|
体重 | 85kg |
パンチ力 | 不明 |
キック力 | 不明 |
ジャンプ力 | 不明 |
走力 | 不明 |
上記のスペック表記は週刊仮面ライダーオフィシャルパーフェクトファイル186号(東映・石森プロ監修)に掲載されているもの。
※『TOP TRUMPS 仮面ライダーオーズ/000&W コンボコレクション』のカード(0&W-036)ではパンチ力∞、キック力∞、ジャンプ力∞と表記されている。ジャンプ力∞の方ならば既に前例はあり、後発には全てのスペックが自由に設定可能なんてのも出ているものの、これが掲載されているのは現状このカードしかなく、あくまでバンダイのカードゲームオリジナル設定の可能性があるので注意していただきたい。
とはいえ、世界の一つや二つ永遠に破壊できる程の力を持つエターナルに勝利した事を考えると無限の力を持っていてもおかしくはないかもしれない。
中央のクリスタルサーバーが金色に輝き、背中には風車を思わせる6枚の羽が形成され、自在に飛行出来る様になった。
それ以外の能力は不明であるが、サイクロンジョーカーエクストリームが進化した形態でもある為、その能力も引き継がれていると考えられる。
風都探偵では裏風都のメンバー達が「サイクロンジョーカーが基本形態だからこそ到達できたフォーム」だと分析していた為、サイクロンジョーカー以外の組み合わせでは成立しなかった可能性が高い。
(それぞれのメモリ能力から論理的に考えたとしても、人々の声援が乗った風をサイクロンの能力で取り込み、それをジョーカーが力に変えたと説明できる。)
『MOVIE大戦CORE』では仮面ライダーオーズタジャドルコンボの起こす風をエネルギーに変換してこのフォームに変身し、タジャドルコンボとのタッグキックで仮面ライダーコアを倒した。
『MOVIE大戦アルティメイタム』では他のライダーの最強フォームと共にアクマイザー3の操る装甲車に攻撃した。
何れの作品でもプリズムビッカーは使用していない(使用できるのかも不明。ゲーム限定にはなるが、ブットバソウルのメダルイラストではプリズムビッカーを装備した姿が確認できる)。
必殺技
ゴールデンエクストリーム
黄金のエネルギーを帯びた両足蹴り。『運命のガイアメモリ』では既にエクストリームメモリのタービンが回転していたためドライバー操作なく放ったが、『MOVIE大戦CORE』ではダブルエクストリームと同じ手順で発動している。
エターナルが26本のメモリをマキシマムドライブさせて放った「ネバーエンディングヘル」を正面から打ち破り、通常のマキシマムではメモリブレイクできないT2ガイアメモリをまとめてブレイクするほどの破壊力を誇る。
劇中で斜め上へ向かって放っていたためか、ゲーム作品でも横や斜め上へ放つ場合が多く、他のライダーキックのように空中から斜め下へ放つ姿はあまり見られないが、『ガンバライジング』や『バトルラッシュ』では落下キックとなっている(MOVIE大戦COREでは場所の関係上、斜め下というより真下に向かって放っている)。
『ロストヒーローズ2』では、CJXへの変身から流れるようにCJGXへ変身し、地面すれすれで飛翔しながら身を翻してからキックの体勢に入り、さらに蹴りを叩き込んだ後は地面を猛烈な勢いで滑りながらブレーキをかけ、再び流れるようにCJXに戻りながら決め台詞、という全身全霊盛りまくった演出になっていた。
なお、『バトルラッシュ』や『ロストヒーローズ2』など一部の作品ではドライバー操作がある。
仮面ライダージオウ
登場こそしなかったが、レジェンドとして登場した大道克己/仮面ライダーエターナルのセリフにその存在を示唆するものがあった。
「教えてやる。俺は負けてはいない。
たまたま風が吹いただけだ!」
さらにエターナルメモリについては、白ウォズに「世界の一つや二つ、永遠に破壊できる」と評されたため、そのエターナルメモリを含めた計26本のメモリを使用したマキシマムドライブを一方的に打ち破ったゴールドエクストリーム及び本形態の評価も相対的に大きく上昇した。
外部作品
ロストヒーローズ2
ゴールデンエクストリーム発動で登場。
原作『AtoZ』の再現シナリオでも登場、風都に集ったモビルスーツやタイショーたちの声援で覚醒し、エターナルを撃破した。
バトライド・ウォーⅡ
この形態に変身すると常に空中に浮遊する。
原作『AtoZ』を追体験できるシナリオでも登場し、エターナルを撃破した。
OPムービーでは当時の最新ライダーである鎧武に救援に現れ、キングダークの顔面目掛けて鎧武を投げるアシストを行った。
memory of heroez
ラストバトルにて変身。
ゼロワンのライジングインパクト、オーズのプロミネンスドロップと共にゴールデンエクストリームを放ち、ラスボスを撃破した。
初期バージョンでは金が強すぎて反射しまくっていたが後にアップデートで修正された。
バトルスピリッツ
コスト9(軽減:緑5)の緑/紫属性の系統:仮面のスピリットとして登場。
『仮面ライダー 伝説の始まり』にて収録(CB04-X05)され、最強形態より上位の形態はXレアとして扱われない事が多いこのシリーズにおいても、Xレアにカウントされている稀有なカード。
召喚/煌臨時に疲労状態のカードを好きなだけ手札に戻したあと、煌臨中のスピリットに更に煌臨していた場合、2ドロー/2コアブーストする効果とフラッシュ効果で3コスト支払うことで回復が可能。
イラストでは『さぁ、お前の罪を数えろ!』のポーズを取っている。
『相棒との道』においてはバージョン違いが収録(CB15-X03)。
1回限りではあるが、アタック時に配置されたスピリットとネクサスの数だけ1つずつコアブーストが可能。
アタック時に自分のコアの数と同じ分、スピリットとネクサスを披露させた上でデッキの下に戻すだけでなく、自分か相手のライフが2つ以下の場合、フラッシュ効果を封じるといつ圧倒的に使いやすく、強力なカードに生まれ変わった。
ネクサス「風都タワー」と併用すれば、破壊時にノーコスト召喚が可能。これは勿論、『AtoZ』の再現である。
余談
風をベルトの風車に受けて変身するという演出は仮面ライダー1号のオマージュである可能性が高い。変身時の効果音も同じく1号の変身時の効果音に近く、画面の色調も昭和染みたものになっている。
ちなみにこの効果音は同じく昭和ライダーのオマージュが多い仮面ライダージョーカーにも用いられ、仮面ライダーOOOでの仮面ライダー放送1000回記念回でも使用された。
名称が長いためCJGXなどと略称されて記述されることもある。
ちなみにゲーム作品によって移動方法が違うフォームで、バトライド・ウォーシリーズでは浮遊、シティウォーズでは翅を広げたまま徒歩で移動する設定となっている。
関連タグ
仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ MOVIE大戦CORE
最強コンプリートフォーム→サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム→スーパータトバコンボ
劇場版限定フォーム
コンプリートフォーム(ディエンド) → サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム → スカルクリスタル
コンプリートフォームジャンボフォーメーション←サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム→ブラカワニコンボ