RISING ULTIMATE EMPEROR SUPER CLIMAX
FINAL KAMENRIDE DECADE!
概要
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』に登場する、仮面ライダーディケイドの究極フォーム。通常のコンプリートフォームを超える力を持つ。
ネオ生命体が生み出したドラスを撃破するために、ケータッチを無操作でバックルに取り付けて変身した形態。
ヒストリーオーナメントのライダーカードが全て各ライダーの最強フォーム(クウガはライジングアルティメット、電王は超クライマックスフォーム)に変化しているという点で通常のコンプリートフォームの外見と異なる。
また、周囲にいる平成9大ライダー達をカードに対応した最強フォームに変身させる能力がある。
上記の能力で各ライダーを最強フォームに変身させた後、己の必殺技と合わせて一斉攻撃を浴びせ、ドラスを撃破した。
現時点では変身後に必殺技の連発で敵を倒すのみで通常の戦闘シーンが無いため、他にどんな能力があるのかは不明。
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ケータッチを無操作でバックルに取り付けて通常のコンプリートフォームに変身した直後、平成9大ライダーの最強フォームを召喚すると同時にヒストリーオーナメントが各最強フォームに変化した。
『仮面ライダー図鑑』ではこの姿も最強コンプリートフォームとして扱われており、先行登場と言える。
このときの召喚ライダー・ヒストリーオーナメントはクウガがアルティメットフォーム、電王がライナーフォームとなっており、通常のコンプリートフォームが召喚できるフォームと全く同じ。
ディケイドがアルティメットフォームを召喚した唯一の映像作品。
仮面ライダーウィザード
第53話『終わらない物語』で再登場。
このときのヒストリーオーナメントはクウガがライジングアルティメット、電王がライナーフォームとなっている。
必殺技
強化ディメンションキック
「ファイナルアタックライド ディケイド」のカードで発動。
通常のディメンションキックよりも強力だと思われるが。エフェクトなどは変わらない。
『ガンバライジング』では平成9大ライダー+ディエンド+キバーラの以下の攻撃を含めて「最強ディメンションキック」と称されている。
ライダー | 技 | 備考 |
---|---|---|
クウガ ライジングアルティメット | ライジングアルティメットナックル | 映像作品初使用技。 |
アギト シャイニングフォーム | 名称不明 | 銀色の光を纏ったパンチ。 |
龍騎サバイブ | 名称不明 | ドラグバイザーツバイから火球を連射する。『てれびくん』付属のオリジナルアドベントカード「飛龍爆連弾」に似ている。 |
ファイズ ブラスターフォーム | フォトンバスター | ディケイドが召喚したものと同じくビームを放つが、こちらは赤色。 |
ブレイド キングフォーム | ロイヤルストレートフラッシュ | すれ違いざまに切るバージョン。 |
装甲響鬼 | 名称不明 | 炎を纏ったパンチ。 |
カブト ハイパーフォーム | マキシマムハイパーサイクロン | ディケイドが召喚したものと同じくカブテクターの展開はなし。 |
電王 超クライマックスフォーム | 名称不明 | 虹色の光を纏ったデンガッシャー ソードモードで斬り付ける。 |
キバ エンペラーフォーム | ファイナルザンバット斬 | すれ違いざまに切るバージョン。あと、残念ながらドガバキエンペラーフォームではない。 |
ディエンド | ディメンションシュート | |
キバーラ | 名称不明 | 紫色の光を纏ったキバーラサーベルで斬り付ける。 |
アタックライド てれびくん
「カメンライド てれびくん」のカードで発動。
ディケイドと召喚した9大ライダーが下記の必殺技を放つ。
- ライダーキック
- クウガ アルティメットフォーム → アルティメットキック
- アギト シャイニングフォーム → シャイニングライダーキック
- カブト ハイパーフォーム → ハイパーライダーキック
- キバ エンペラーフォーム → エンペラームーンブレイク
- ディケイド コンプリートフォーム → 強化ディメンションキック
- 斬撃を飛ばす
- 龍騎サバイブ → バーニングセイバー
- ファイズ ブラスターフォーム → フォトンブレイカー
- ブレイド キングフォーム → ロイヤルストレートフラッシュ
- 装甲響鬼 → 音撃刃・鬼神覚声(原作でヨブコに使用したバージョン)
- 電王 ライナーフォーム → デンカメンスラッシュ
玩具版
ヒストリーオーナメントのカードが変わっているだけの見た目の変化の乏しさからか、長らくレジェンド商法等でも最強コンプリートフォームに対応した玩具は登場しなかったのだが、2022年に発売した「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」にて遂に最強コンプリートフォームの変身音声が収録された。
劇中通り何もボタンを押さないままケータッチをバックルに取り付けて聞く事が出来、冒頭のフォーム名順にケータッチのクレストが点灯していきながら変身する演出が取られている。
余談
- 超全集では記載漏れなのか単にコンプリートフォームと表記されていた。
- 音声はハイパーフォーム→シャイニングフォーム→ブラスターフォーム→装甲響鬼→龍騎サバイブ→キングフォーム→ライジングアルティメット→エンペラーフォーム→超クライマックスフォーム→ディケイドの順に鳴っている。音声は基本的にケータッチの対応クレストを押した物と同じだが、究極フォームであるクウガと電王に関しては色々と例外的な存在であるからか以下のような処置が施されている。
- ライジングアルティメット:名前が長いからか「ライジング」と略される。
- 超クライマックスフォーム:「ちょうクライマックス」では無く「スーパークライマックス」の音声になっている。
- 後々にTV版の強化フォームであるコンプリートフォーム21が登場したことによって、こちらはあくまで違う路線の形態の派生フォームになった。
- 『ガンバライジング』では登場演出/必殺技が『MOVIE大戦2010』を再現したモノとなっているが、『ガンバライジング』に収録されたリマジライダーのボイスがユウスケのみである為、事実上、ユウスケ以外の8人が全員オリジナル世界のライダー状態になっている。これは原典では見られなかったゲームならではの光景だと言える。
- 『仮面ライダー トランセンドヒーローズ』では、この形態でジャンボディメンションキックを使用。キックの最中に巨大化する仕様となっている。
関連タグ
超クライマックスフォーム→最強コンプリートフォーム→サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム
劇場版限定フォーム
コンプリートフォーム ジャンボフォーメーション/ライジングアルティメット → 激情態/最強コンプリートフォーム/アルティメットゴウラム/サイクロンサイクロン/ジョーカージョーカー → コンプリートフォーム(ディエンド)