演:尾崎右宗
概要
『仮面ライダーガッチャード』第20話に登場。黒鋼スパナ/ヴァルバラドの父親。
10年前に息子・スパナと離れ離れになってしまったが、突如スパナの前に現れる。オープニングでは『スパナの父』表記。
余談
演者の尾崎氏は過去にウルトラマンシリーズの中の1つ『ウルトラマンマックス』にてダークバルタンの人間態を演じており、仮面ライダーシリーズへの出演は初となる。
後述の関連タグにもある通り、実子やどこぞの馬の骨と同様に変わった名前だが、漢字に当てはめるのは容易な名前(例:練知、連千etc……)のため、比較的現実味のある部類と思われる。
関連タグ
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実は、10年前に武装錬金術師として妻の黒鋼スズとともにグリオンと交戦したものの、後一歩及ばず彼の手にかかり殉職してしまっていた(枝見鏡花曰く「スパナの両親は武装錬金術のエキスパートだった」らしく、単純な格闘戦のみではグリオンを上回るほどと目されていた)。
その後、エンジェルマルガムによりスズとともに復活させられ、スパナと久方ぶりの再会を果たす。しかし、エンジェルマルガムとグリオンの襲来により自分たちが仮初の姿で蘇っており、残り僅かな生命でしかない真実を知り、スパナに逃げるように促しながらグリオンにより再び消滅してしまった。
その後スパナを始末しようとしたエンジェルマルガムの力で再び蘇ったが、自分のせいでマルガムになって苦しむ息子に耐えられず妻と共に使えないはずの錬金術を行使し自分たちのアルケミストリングを錬成、エンジェルマルガムの支配に抗い自害した。
その後ドレッドとの戦いの中で10年前の記憶を思い出したスパナ。「信念を貫ける、強い錬金術師になれ…!」と死ぬ間際でありながらそう呟き、息子に向かって微笑んでいた。
第22話の墓石に刻まれた生没年の表記によると1962年生まれで2013年没(享年51歳)とされている。