概要
過去にエンターブレインが発売したゲーム『トゥルーラブストーリー』シリーズ(以下TLS)のスタッフが制作に携わる。
キャラクターデザインはTLSSと同じく高山箕犀氏が手がけた。「キミキス」自体が高山氏が個人で温めていたゲームが原案となっており、高山氏はディレクターのような立場で中心人物として関わっている。
ゲームシステムはTLSシリーズを踏襲しているが、TLSの特徴であった「下校会話システム」は「マッチング会話システム」に変更され、下校中ではなく校内での会話となった。
広告展開におけるキャッチコピーは、オリジナルであるフルプライス版が「キス…でしか伝わらない想い…」、エビコレ+版が「この想い、もっと伝えたい…」。
ストーリー
夏休みが終わり新学期が始まった時期、まだキスどころか恋愛の経験もない高校2年生の主人公は、学園生活が既に半分過ぎてしまった事に気付く。このままではいけないと思った彼は、1ヵ月後の学園祭を好きな娘と過ごすことを目標として、積極的に行動を起こそうと誓う。
ゲームの目的
学園祭までの約1ヶ月間に意中の女の子に告白して成功する事。
登場人物
メインキャラクター ※太字は、メインヒロイン
- 相原光一(CV:水島大宙)
- 星乃結美(CV:小清水亜美)
- 里仲なるみ(CV:水橋かおり)
- 水澤摩央(CV:池澤春菜)
- 咲野明日夏(CV:広橋涼)
- 二見瑛理子(CV:田中理恵)
- 祇条深月(CV:能登麻美子)
- 栗生恵(CV:中原麻衣)
サブキャラクター
- 相原菜々(CV:野川さくら)
- 川田知子(CV:川澄綾子)
- 柊明良(CV:福山潤)
- 飛羽愛美(CV:原田ひとみ)
- 夕月薫子(CV:佐藤泉美)
- 里仲軍平(CV:大橋隆昌)
- 小早川美千(CV:佐藤泉美)
- 霧島敬子(CV:原田ひとみ)
- さつき
- ひろみ
- ゆみこ
- リョウ・トシ
- リンゴ
- 食おば
ドラマCD、アニメ版オリジナルキャラクター
精神的続編
エンターブレインの次作『アマガミ』は今作の精神的続編とされる。そのためゲームの設定や内容などに関連性が見られる。
キミキスは2000年代中盤が舞台だが、アマガミはその7~8年前の90年代が舞台となり、アマガミの舞台はキミキスの舞台「輝日南」の隣町となる「輝日東」となっている。
また、アマガミの劇中ではいわゆる「キミキスネタ」が散りばめられている。
ゲームシステムも改められており、TLSシリーズの伝統であった女の子との「ランダムエンカウント」や、今作独自の「マッチング会話システム」の「デッキ構築要素」などが廃され、狙ったキャラを確実に攻略できるようになっている。(キミキスは下手にプレイすると誰とも結ばれずにエンディングという状況に陥ってしまう)
余談
2006年から2008年までインターネットラジオが放送されており、なるみ役の水橋かおりと明日夏役の広橋涼がパーソナリティーを務めていたが、かの有名な伝説のスイーパーとその相棒と下の名前が同じである為、『○ティーハンターラジオ』と呼ばれていた。
関連タグ
つよきす:エロゲではあるが、『ジャンルは恋愛ゲームで学園モノ』『作品名は『きす(キス)』を含む四文字』、『アニメは評判が悪く黒歴史扱いされている』と共通点が多数ある。