概要
”乙女のための最強ゲーム誌”Bs'LOGの創刊10周年記念として始動した企画。
プロジェクト制作は「月に叢雲、花に風(通称:月花)」。
キャラクター原案を由良、主題歌・キャラクターソング楽曲制作を伊藤賢治が手掛けている。
ゲームは全四巻からなり、2012年12月に第一弾「蛟編」、2014年2月26日に「姫空木編」が発売、2014年に「唐紅/うつつ編」、2019年に「いろは編」が発売。さらに、2023年10月26日に『華アワセ 朔』としてニンテンドースイッチに移植。
ここで主に取り上げる乙女ゲームの他に、それに関連するボーカルCD、シチュエーションCD、WEBラジオ、舞台化などの各メディアミックスもある。
特徴
花札をモチーフとしているため、ゲーム内でも花札での対戦がある。
ルールは本来の花札と少し異なっており、花札を知らなくても楽しめる作りになっている。
学園内のランキングで上位になっていくと、最終的に後述の五光の面々と戦えるようになる。
また、発売に際し「ゲーム」ではなく「ゲーム付きムック」として発売されており、そのためか価格がリーズナブルである。さらに書籍扱いのため書店でも購入することができる。
ストーリー
"華札"を用いた札遊び、"華遷"。
その特殊な"華"の力を引きだせるのは、一部の能力者"華咏"のみ。
彼らの多くは男性であり、学園内に限り唯一の力を持つ5人は
"五光"と呼ばれ、崇められている。
本作は、稀有な才能・人材を輩出する華遷国立学園を舞台にくり広げられる、
"五光"を目指す男性たちと、彼らに身を捧げる乙女の物語である――
(公式サイト「STORY」より)
テーマは「甘く、激しく、苦しいほどの恋」。
ひょんなことから華遷(かせん)国立学園に転入することになった主人公"みこと"。
学園に通う生徒たちは、最高の"華詠(かえい)"とそれに仕える"水妹(みなも)"になるために日々切磋琢磨している。
そんな中、主人公は自分が伝説の水妹、"泉姫(せんき)"の候補であると知らされる。
華遷を通して五光(ごこう)や周囲の人物と触れ合ううちに、主人公の能力も命(みこと)も覚醒していく。
華遷のパートナーとして、そして主人公自身のパートナーとして、惹かれ選んだ手の先に、はたして何が待っているのだろうか。
登場キャラクター
主人公
- みこと(名前変更可)
本作の主人公。物事にはまりやすい性格。趣味は料理、裁縫、カードゲーム。
五光
地仙組3年。学園でトップの実力を持つ。ストイックで無愛想、華遷以外の事には無関心。甘党。
鴻鵠組2年。とても生真面目で掟に厳しい。恋愛ごとには慣れておらず不器用で堅物。
月光組2年。社交的で男女関係なく誰にでも優しい。主人公に対しても協力的。
桜花組3年。争いを好む好戦的な性格で口が悪い。女遊び好きで、桜花組の水妹達をはべらせている。
2年進級時に鳳凰組の五光になるも、現在行方不明。素性が謎に包まれている。
その他の人物
地仙組3年。いろはに仕える学園一の水妹。主人公をあらゆる面で助けてくれる。
華遷を教えている教師。飲んだくれで自堕落だが生徒からの人気は高い。
華遷国立学園の理事長。双子。見た目に反して実年齢は60歳。
主人公の幼馴染。16歳。明るく活発で面倒見のいい姉のような性格。
関連タグ
華アワセ100users入り 華アワセ500users入り 華アワセ1000users入り
外部リンク
華アワセ公式サイト…蛟編|姫空木編|唐紅/うつつ編|いろは編