人物
■来歴
高校時代、教師にゲーム業界で働きたいことを相談すると、ゲーム制作に携わっている卒業生を紹介され、その人に「大学は卒業した方が良い」と言われた為、大学進学を決める。
大学卒業後は幕張メッセでのアルバイトをしていたが、同じ大学に通っていたビッツラボラトリーの石川誠から誘いを受け、グラフィッカーとして同社に入社、以降『トゥルー・ラブストーリー』シリーズに携わる。
その後に同シリーズ製作に特化したゲーム製作会社・GameCRAB立ち上げの際にそちらに籍を移し、『トゥルーラブストーリー3』ではおまけイラストを担当する。
シリーズのキャラクターデザイナーだった松田浩二の引退に伴い、『True Love Story -Summer Days, and yet...』ではキャラクターデザインを担当する。
同ゲーム製作の後はGameCRABを離れフリーになり、2004年にテレビ大阪で放送された『農ドルちゃん』のキャラクターデザインなどを務める。また、2005年に発売されたTYPE-MOONのPC用ゲーム『Fate/hollowataraxia』にゲスト参加(間桐桜とライダーの花札チーム)する。
■人物像
小学生時代は『機動戦士ガンダム』放映の頃で、机に多数のドムを書いていたと語る。
中学校でゲームセンター同好会を立ち上げるが、年3000円の部費はディスクシステムの書き換えと脱衣麻雀ゲームで使い切った。
「箕犀」という名前は祖父の名前からもらったとの事。
メガドライブと『装甲騎兵ボトムズ』とスバル車が好きとの事。
「家がもし火事になり、一つだけ持ち出す」としたら、『スペースハリアー』を持ち出すと語る。
TYPE-MOONと親交が深い。きっかけは奈須きのこと一緒に麻雀をしたことから。
ショートカットの女の子が好みであり、自分がキャラクターデザインをした作品には必ず入れる拘りを持つ。
キャラクターデザインをする際、声優のイメージとシナリオのプロットを既に決めて行うことが多い。『キミキス』の主要キャラの声優は、星乃結美役の小清水亜美以外は箕犀の指名だったと言われる(小清水のみオーディションで決定)。
『アマガミ』でも同様に箕犀自身から声優を指定したキャラは多い。
参加作品
※2001年までは本名での参加、2003年より高山箕犀名義での参加。
1997年
トゥルー・ラブストーリー〜Remember My Heart〜(グラフィック)
1999年
トゥルーラブストーリー2(グラフィック)
トゥルーラブストーリー ファンディスク(グラフィック)
2001年
トゥルーラブストーリー3(グラフィック)
2003年
True Love Story Summer Days, and yet...(グラフィック、キャラクターデザイン)
2004年
農ドルちゃん(オープニング用キャラクターデザイン)
2005年
Fate/hollow ataraxia(ゲスト参加)
とびだせ!トラぶる花札道中記(イラスト:間桐桜、ライダー)
2006年
キミキス(グラフィック、キャラクターデザイン)
2009年
アマガミ(グラフィック、キャラクターデザイン)
2015年
Fate/GrandOrder(イラスト:女王メイヴ)
2020年
アレスタコレクション〈M2ショットトリガーズ〉(パッケージデザイン、GGアレスタ3のキャラクターデザイン)