主にビッグスクーターやレーサーレプリカ/スーパースポーツといった、外装の面積が大きい車種が選ばれる。
カウルのないバイクでも製作例はあるが、ラッピングを貼れる面積は非常に限られる。
バイク自体が小さく、外装形状も複雑なため、痛車と違い目立つラッピングを施すには試行錯誤を要する。
また、新車時から派手なグラフィックを施されたバイクも多く、これを上手く利用するか、フルラッピングで隠さないとデザインが整わないという課題もあり、総じて痛車より難易度が高い。
ベトナムやインドネシアなどの海外の新興国では痛車以上にメジャーな存在である。これは渋滞が激しいなどの都市問題により四輪車より二輪車の方が利便性が高く、そもそもの登録台数が多い現地事情を反映してのもの。