概要
ラッピングバスの中でもアニメキャラクターをラッピングした車両の俗称。
アニメキャラクターを車体にラッピングした自家用車を痛車と呼ぶのになぞらえて、このように呼ぶ人もいる。
基本的にはアニメの宣伝を目的にしているため、個人の趣味でキャラクターをラッピングしている一般的な痛車とは趣旨が異なる。
近年では、聖地文化の一環として、アニメの舞台になった街を走るバスに、その作品のラッピングをするケースも増えている。
静岡県沼津市舞台のラブライブ!サンシャイン!!は、同地区を走る東海バス、伊豆箱根バス、富士急バスの3社が合計11台のフルラッピングバスを運行している。
茨城県大洗町が舞台のガールズ&パンツァーでは、茨城交通が同アニメ公式ラッピングの他に、「落書きバス」と称してイベントに参加した絵師が車体にイラストを書き込み運行したことがある。参照
なお、個人保有のバスに趣味でラッピングを行っていた例としては、かつて存在したバスの愛好家団体・アキバエクスプレスが、所有車両に東方projectなどのラッピングをしていたとの記録もある。
この他特殊な例として、幼稚園送迎用等に使用する個人保有のマイクロバス等を新幹線や猫バスをイメージした形状・塗装に改造するというパターンもある。