概要
江戸時代初期、現・岐阜県羽島市にあった萬松寺・真福寺(大須観音)の移転により、門前町として発展。太平洋戦争で大打撃を受けたが大須商店街や電気街として復興した。
商店街が大きな面積を占め、なおかつ東海地方ではアーケード式商店街そのものが珍しく、それも衰退から再生し観光地化に成功した例は稀有である。
大須ういろや矢場とんをはじめとした企業の本社・本店や仏壇屋、古着屋、和菓子屋、風変わりな専門店、ゲームセンターやメイドカフェ、模型店(上新電機スーパーキッズランドやボークス等)、アニメショップ(ゲーマーズ、まんだらけ等) …など多彩な業種が出店している。
雰囲気は秋葉原・浅草・上野などを混ぜたような感じと呼ばれる場合もある。建物は下町の風情が残る部分や路地裏、最新建築も入り混じるためあながち間違いではない。地下鉄2駅が近くアクセスも良好。(後述)
観光地化
アイドルグループSKE48のPV撮影が行われたり、OS☆Uが活動開始するなどオタクの町として知られるようになった。
世界コスプレサミットの会場の1つにもなり、大須観音を始点/終点として商店街の1km以上を練り歩く大規模パレードが実施される。(パレード以外もコスプレサミット期間中はコスプレ滞在可能)
地元人にとって観光地という認識は薄いが、名古屋文化の色濃い街であることから外部からは観光地として紹介されることが多い。アジアからの外国人訪問客が急増しただけでなく、エスニック料理店の出店も相次いでおり、国際色豊かになってきている。
アクセス
最寄駅
大まかな位置としては名駅の東側、栄の南、金山総合駅の北といったところ。
鶴舞線・名城線ともに名古屋駅からの直通はないが、上前津駅は金山総合駅から直通。