概要
オタク街とは、コンピュータゲーム、アニメ、コスプレ、トレーディングカードなどのグッズを扱うショップやマンガ・ライトノベル・鉄道・アイドルなどの書籍を重点的に扱う書店といったオタク趣味関連の商店、メイド喫茶やコスプレバーなどオタク向け飲食店が集積する地域の俗称。こう呼ばれる地域についてはオタクの聖地に記述する。
特定の趣味の人々が多く集まるため、それぞれの分野の中古品ショップが集まっていることも特筆される。
特徴と街の雰囲気
ひとくちにオタクと言っても様々な分野が存在するため、多様なショップが並んでいるのが魅力。多くのオタク街ではアニメイトをはじめ、とらのあな、まんだらけ、らしんばん、ゲーマーズ、メロンブックス、イエローサブマリンなど大手チェーンが店舗を構え、そのまわりにコスプレ系ショップ、ゲームセンター、地元書店やオタ系飲食店などが集まっている。オタク街とは言ってもオタ系ショップだけではなく昔ながらの商店や昭和風味漂う喫茶店、ファッションビルやスーパーマーケット、今風のカフェ、ライブハウス、リサイクルショップ、レコード店なども混在していることが多く(というか順序から言うと元々こういった店が並ぶ商業地区に後からオタ系ショップが紛れ込んだのである)しばしばカオスな雰囲気を醸し出す。
しかしながら、東京の場合圧倒的な市場規模を反映して
といった具合に、地域によって主流となる文化が異なっており、雰囲気もそれぞれ大きく違う。